ドビンとプチ花見。

翌日、花見客もまだ少ない朝のうちに、花見がてら一緒に千光寺山へ。

「きゃっほう♪」
久々の坂道散歩に足取りも軽く。


桜の花びらがお花の絨毯だわ。


はらはらはら・・・あら?頭に何か載ってる?


さあ、座りなさいな。ここでお花見よ。


短い時間でしたが、すっかりご機嫌になったドビンなのでした。
(頭にはまだ花びらを乗せたまま。。。気に入ったのかな^^?)



しげぞー  

2008年05月02日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

ある日のドビン。

桜満開の尾道。
花見客でごったがえす市街地を避けて、今日のドビンは郊外某所にある「別荘」でプチ・バカンス。

「ガイド犬」の仕事を忘れて「オフ」のドビン。
「巨人の星」のアキコ姉さん風に、見つからないよう物陰からそぉっと・・・。

あ、いた・・・^^。(アンニュイな昼下がりを送るドビンちゃん)


「!?ま、まあ!どうしてここにアナタがいるのっ?!」


「これは夢?白日夢じゃないわよね^O^!」


「訪ねてきてくれて嬉しいわ♪することもなくて退屈してたのー。」


先ほどまでの放心状態とは別人・・・別犬のように猛ダッシュで駆け寄ってきて、
激しく尻尾をふりふり全身タックル、前足パンチの連打で大歓迎してくれたドビンなのでした。

世話をされている方におことわりのうえしばらく一緒に遊んであげてから、引き上げました。

ずっと見送ってくれるドビン。(隣は同居犬の妹分・ビビちゃんです。)



しげぞー  

2008年05月01日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

尾道桜紀行 後編

天寧寺には、枝垂れ桜もあってとても見事です。


尾道には「尾道三山」という言葉があります。
山も3つ(千光寺山、西國寺山、浄土寺山)ありますが、それぞれに古刹があるのです。ここは西國寺。

千光寺&山は昔から豪商たちの別荘があったり庶民に開かれて観光化していたので
お茶屋や動物園などもあって今でも頂上の公園は花見(宴会)客で賑わいますが、
他のニ山は現在まで、山の上のほうは比較的かつての信仰の対象だった様子が残っています。
宴会はご法度。
(昔から、お山は神仏が棲んでいる場所で神聖なエリアだったのでしょう。
どの山にも頂上近くに巨石が。。。ある意味、ご神体・ご本尊がお山そのものともいえます。)

これは西國寺の桜。
大きなわらじがつるされた山門から境内まで、桜の回廊が続きます。
ここは花見客よりもカメラマンが沢山で、静かに盛り上がっています(笑)。
このアングル、実はすぐ左が「時をかける少女」の芳山家になった小濱邸だったりします。
(また、この山の頂上には「マヌケ先生」に登場した、タンク岩があります。
ご幼少時代の大林少年の遊び場だったのでしょうね。)


そして、浄土寺。
足利尊氏が建てたと言われる名刹で、境内は国宝や重要文化財が沢山です。

「ふたり」ピアノ発表会が撮られたり、「あの夏の日」でも庫裏の入り口が映りました。
ここも背後には浄土寺山というお山。
頂上近くには「ふたり」のクライマックスシーンが撮られた不動岩があります。
頂上にある奥の院まで石仏の並ぶ山道を登るのはなかなかのハイキングですが、
眺めは最高です^^。
(この小山も山岳信仰の対象だったのでしょう。

山のうえには鳥居があり、傍らの岩に「↓山」と書いてあります。
よく、家の神棚で天井に「天」「空」などと書いて、人間界と天上界の境界としますが、
ここでは上ではなく足元が「神様の住む神聖な世界」という意味なのでしょうね。)


最後にもう1枚。
「転校生」の御袖天満宮ならびに、大山寺、
そして日限地蔵尊というお寺・お堂が並んでいます。

(「何日間だけおまいりします」とあらかじめ宣言しておまいりすると、
ご利益があるということで「日限」と呼ばれています)
ここに、変わったお猿像があります。「見ざる聞かざる言わざる」といえば、
日光東照宮の厩に彫られた、左甚五郎作の三猿が有名ですが・・・

よーくご覧ください。何か違いますね。


この石像、「五猿(ご縁)」といいます。
「みてご猿、いうてご猿、きいてご猿、まえむき猿でご猿」
人生、自分の考えに固執して人の話を聞かない頑固者ではいけない、
情報化社会、もっとオープンに前向きにゆきましょう!という解釈だとか^^。
(話を戻しますが、桜ごしに見える千光寺山の裾野、ちょうど「時をかける少女」の深町家あたりです)

そんなこんなで、尾道の町を歩いていると、ただ桜をめでるだけではすまない小生なのでした^^;

しげぞー

  

2008年04月24日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(2)TrackBack(0)ロケ地巡り

尾道桜紀行 前編

南北、東西に長い日本列島。
桜前線も移ってゆき、人々に春を感じさせてくれます。
東京はトウの昔に葉桜になってしまいましたが、広島の尾道では4月中旬が満開。

行ってまいりました。
今日はちょっとだけ、尾道の春をご紹介しましょう。



1年のうちでも、この桜の季節と夏の花火は、尾道が一番人であふれる季節。

写真コンテストを目指して?プロはだしの自慢のカメラをさげたアマチュアカメラマンから
絵筆を走らせる画家さん、「花より団子」でお花見にきたグループ、
ケイタイで花を撮ってはしゃぐ若い女性たちまで。。。
桜の花そのものも見事ですが、ここ尾道は、海と坂とお寺と、そして風情と人情と・・・。

いろいろな絶景がぎゅっと詰まった箱庭か松花堂弁当のような(笑)ところが最高です。

千光寺山の旧市街、映画「転校生」にも出た、
志賀直哉「暗夜行路」の四辻からちょっと上に上ったところから振り返ってみました。
彼方に尾道水道と大橋が見えます。手前の家屋は、
かつて「多門亭」という御茶屋さんでした。。。





千光寺や西国寺、天寧寺に浄土寺・・・(いずれも大林作品で1度はロケ地になりました)

市内に沢山ある神社仏閣の境内には桜やいろいろな花が植えられていることもあって、
この季節とても華やかで歩いているだけで気分がうきうきします。

千光寺山にあるのは千光寺だけではありません。
麓近くにある天寧寺は「五百羅漢と花の寺」として知られます。
(ここは「あの夏の日」で<ヤ○ザの弥勒様>があるお寺としてロケされました)

見上げると、桜、天寧寺本堂、三重塔ごしに、頂上近くに千光寺本堂と、
千光寺の名前の由来となった、夜光ったという玉の岩が見えます。
(更によく見ると、ロープウエイと、なんとこいのぼりまで。。。)



続く

しげぞー  

2008年04月23日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

変わらないもの、変わりゆくもの

ロケ地といえども、生活の場。
撮影から1年経ち、止まっていた時間が動き出しました。

長野市権堂町にある一夫の家で使われた空き店舗が、現在内装工事が入っているようです。




できれば外観はあまり変わらないで欲しいと願いたいのですが、
ロケ地巡りで外観を見るしかなかったのが、お店に入れるようになるのは嬉しいことです。



ちょっと工事中のところをお邪魔してパチリ!
綺麗な内壁が出来上がってました。

写真で白くチラチラしているのは雪です。
2/3は長野市内で終日雪が舞ってました。

一夫の旅立ちのあの日と変わらず、雪は静かに降り積もります。

  

2008年02月05日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

「さよなら、クロ」 ロケ地めぐり④

雪子が見送りにきたもよりの駅。松本電鉄?と思いきや、長野電鉄の終点1個前、
上条駅(長野県山ノ内町)でした。
(車内からの雪子アップアングルのみ、終点の湯田中駅)






「転校生」にも登場した特急電車が登場します。
「転校生」では中間車の真ん中の席に座りましたが、
この作品では運転台横の端の席に亮介は座ります。



ラストの「長い一本道」。長野県伊那市与地にあります。
最寄り駅は「伊那市」。正面には南アルプスが広がります。




にも、クロのお葬式の行われたのは松本市内、県の森公園内旧松本高校講堂。
松商学園などでも撮影されました。

松岡錠司監督は、昨年公開された「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の監督さん。
今年も2月に「歓喜の歌」公開を控えていますね。

私事ながら、犬好きもあって気軽に見に行ったこの作品に魅せられ、
何度か都内の映画館に通ううち、
ある日たまたまいらしていた松岡監督が急遽の舞台挨拶&サイン会を開催され、
そこで「もう5回目です」とお話して笑われたのを思い出します(笑)。

「転校生 さよならあなた」で沢山の方々とのご縁ができたのもフシギではありますが、
後に松岡監督の「東京タワー」にエキストラ出演させていただくことになるなど
この時は全く予想もしませんでした^^。(これも1つの縁?)

しげぞー

  

2008年02月01日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(7)TrackBack(0)ロケ地巡り

「さよなら、クロ」 ロケ地めぐり③

3人が映画「卒業」を見に、そして抜け駆けで雪子を誘って孝二が
「俺たちに明日はない」を見に来た映画館松本セントラル。
松本市中心の大手にありましたが営業を終え解体、今は高齢者施設となっています。
映画館前の路地。
スナックが並ぶ一角も、帰省して結婚式帰りの亮介と雪子が歩くシーンに登場しました。




まんぼう食堂。
ずっと昔松本電鉄の路面電車が走っていたコースを通って松本の中心部から
少し美ケ原よりに向かった里山辺という場所にあります。
店内も含め、映画そのままです。(というより、映画が実際の店内そのまま?)
もちろんラーメンもあります^^。なんとも懐かしい感じの味です。




雪子が一人暮らししていた町営住宅。長野県豊科町、大糸線柏矢町駅の近くにあります。
規格の同じ形の住宅が整然と立ち並んでいます。



クロの入院・手術した動物病院。
大糸線島内駅近くの古い木造の病院で撮影されました。





続く

しげぞー

  

2008年01月28日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

「さよなら、クロ」 ロケ地めぐり②

撮影は、モデルになった松本深志高校(作中では「秋津高校」)をはじめとした松本市を中心に、
長野県各地および一部山梨県などで行われました。

ここが「秋津高校」こと松本深志高校。学園祭「とんぼ祭」が映画でも描かれました。

学園祭の飾りつけ、最後の仕上げをしている亮介の前にちょこんとお座りするクロ。

「なんだついてきちゃったのか。」




趣のある校舎前。ここで生徒のスケッチモデルをしていたクロ。
ある音色に反応し・・・。 
森下が喧嘩をしていた木造の部室は2004年解体されてしまいました。




学園祭の行われた校庭は上田市の上田北小学校。
亮介たちが昼食の弁当を食べているところお相伴にクロが。皆からお弁当のおすそ分けを。。。




ちなみに、用務員室は別の学校(上田塩田中学)で撮影されたそうです。

亮介がクロと出会う田園風景は、伊北インター近く箕輪町八乙女深沢川にかかる水路橋です。
対岸の崖上にあるあずまやから特定することができました。
(お寺か公園、と思っていたら、公園墓地の施設)

空腹のクロはここで亮介に弁当をもらいました。映画は松本近辺の設定で道祖神が。(学生服の看板も)




亮介が、雪子をめぐって「恋敵?」の孝二と2人歩いた通学路も近く。

「お前もゆくんだぜ?」
「え?」
「雪子がお前の誕生日一緒に祝おうてさ。」
「ニューシネマか。いいかもな。」
「キスする順番ジャンケンできめようぜ」
「すぐ結果が出て怖いよ・・・あみだじゃダメかな?」
「へんなやつだなぁ(笑)」




続く。

しげぞー
  

2008年01月25日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(5)TrackBack(0)ロケ地巡り

神様を閉じ込めにいかないか?

昨年末の話ですが、仙台に出かけました。
仙台は“光のページェント”の開催中。




尾道灯りまつり、臼杵の「竹宵」にも強く心惹かれましたが、灯りを見るというのは
ただそれだけでない、灯りの向こうに何か別のものを探し求めようとしているという気がします。




今回の仙台行きは光のページェントを見たい事もありましたが、
強く感銘を受けた映画“アヒルと鴨のコインロッカー”のロケ地を
どうしても訪ねたいという気持ちから始まりました。

人気ミステリー作家井坂幸太郎さんの第25回吉川英治文学新人賞受賞作の
“アヒルと鴨のコインロッカー”の完全映画化作品。
“銀色のシーズン” “篤姫”等で人気の瑛太さん他が出演。
撮影は長野県出身の小松高志さんです。

“アヒルと鴨のコインロッカー”の物語の起点となる仙台駅。


“神様”を閉じ込めたコインロッカー。





ボブ・ディランの“風に吹かれて”が響いてくるようです。
-友よ、答えは風に舞っている-

駅の普通のコインロッカーが私の神様がいる特別な場所となりました。
  

2008年01月24日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

「さよなら、クロ」 ロケ地巡り①

今回は信州で撮られた映画「さよなら、クロ」(2003年)とロケ地について。

「さよなら、クロ-世界一幸せな犬の物語-」。
松岡錠司監督、妻夫木聡主演、2003年公開の映画です。
長野県松本市を舞台に、身寄りのない犬が迷い込んだ高校の生徒や職員と
繰り広げた心温まる交流を実話に基づき描いた物語。

藤岡改造氏(元・松本深志高等学校国語科教諭)の書いた「職員会議に出た犬・クロ」が原作です。
モデルになる犬<クロ>は、松本深志高校に実在しました。

故人となられた友人のお祖父様がかつてこの学校の教師をなさっていて、
古いアルバムに貼られた実際のクロのセピア色になった写真を一度みせていただいたことがあります。

それがこれ。
オネエ座りが微笑ましいですね。(掲載を許諾いただいたYさんありがとうございます。)



昭和30年代半ばの長野県松本市。
引っ越す飼い主においてゆかれたメス犬「クロ」(⇒どことなく、尾道のガイド犬ドビンを思い出させます)
は橋のたもとで空腹にへたり込んでいた。

登校途中の高校生・木村亮介(妻夫木聡)が弁当を与えたことでなつき、とことこついてゆく。
文化祭の出し物<歴史上の人物扮装パレード:西郷隆盛>の準備中、
作り物の「犬」が壊れて困っているところに「クロ」があらわれ「犬」役で飛び入り参加、以来、学校に住み着く。
用務員さんに世話をしてもらいながら職員会議にも出席、
授業の見回りや夜間警備にも同行、職員名簿にも記載されて名実ともに「職員のひとり」となる。
亮介のクラスメート・雪子が同じくクラスメートである孝二の死の
ショックから自殺しようとしたのを止めに入ったのもクロだった。

10年後、牛乳配達をする生徒・森下(妹思いだが学校では喧嘩っ早いが動物好き)は
めっきり年老いたクロをいたわり、毎朝牛乳を与えている。
森下は同級生の矢部とよくトラブルを起こしており、ある日喧嘩の現場を教頭先生&クロに見られてしまう。
一方、亮介は東京の大学を卒業後獣医となっていた。
雪子は高校卒業後、地元の役場に就職し戸籍係に。

ある日、亮介は同級生の結婚式で帰郷し母校に立ち寄る。
そこでクロの異変に気づいた亮介が地元の動物病院に連れて行くと、やはり「手術が必要」と診断された。
それを知った在校生は募金活動に立ち上がる。。。

次回から数回に分けて、ロケ地レポをしてみましょう。

続く。

しげぞー  

2008年01月21日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

撮影から1年、晩秋のロケ地 後編

更に松代へ向かいます。
トラックにクラクションを鳴らされた坂道をのぼり清滝へ。
「さびしらの水場」看板があった登り口に到着。




下草は枯れ、紅葉は鮮やか。草の背が高いです。撮影時には草を刈り落ち葉は増量したのでしょうか。





見上げて・・・ぐるぐる・・・あ~入れ替わる?!




お堂の下に置かれた丸材・角材。オノコ鳥居の部材とか?




山を下りて竹山稲荷へ。




最後、弘くんの家、山寺常山邸にも寄ってみました。
「えぇっ、それで大丈夫だったの?」廊下を進むと弘くんの部屋。
紅葉が見えるお茶室でした。
「夢のマキマキに~♪」




この日はぐっと冷え込み、戸隠ではわずかながら雪が積もり始めていました。
長野市内も初雪を観測したとか。
「旅立ちの朝には雪が似合う。終わりよければ全てよし。めでたし、めでたし、といえるかどうかはわからないが。」

これが撮影1年後の風景。大林監督の心を動かした「50年後の子供たちに・・・」。
49年後の風景はどうなっているでしょうね^^。

しげぞー

  

2008年01月16日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

撮影から1年、晩秋のロケ地 前編

<撮影から1年、晩秋のロケ地。>

大盛況のうちに幕を下ろした2日間の第4回NAGANO映画祭。
大林監督・恭子プロデューサーや南助監督、立川志らく師匠といった豪華ゲストの方々と共有できた
つかの間のお時間は、至福の時でした。
一度に数々の大林「ふるさと」作品を見て興奮覚めやらず、
名残惜しくて急きょ、半日ながら撮影から1年、最後の紅葉が見事な晩秋の
信州「転校生さよならあなた」ロケ地を新幹線あさまなみの?超特急でまわってまいりました。

まずは善光寺門前から湯福神社へ。今にもカズオとカズミが歩いてきそうです。




小丸山公園は紅葉まっさかり。目がちかちかするほどの鮮やかさ。落ち葉の絨毯がみごとでした。




バードラインを通って戸隠に。
鏡池と小鳥ケ池。前日までの日本晴れが嘘のように雪がうっすら・・・もう冬です。とにかく寒い!





そば団地のそば畑。スクリーンに広がっていたのはまさにこの風景。
足元の「雪の吹き溜まり」こそありませんが・・・




市内に戻ってループ橋。手前の木も黄色くなりました。
「水場に続く」昌禅寺の境内も色鮮やかに。






<続く>
しげぞー  

2008年01月15日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(2)TrackBack(0)ロケ地巡り

どびんちゃん



尾道の観光案内犬、どびんちゃん。
ロケ地の神社等、尾道のいろいろなところにおともしてくれます。

ながの映画祭でしげぞー様による、“どびんちゃん写真展”は大好評でした。
かわいい~♡と声があちこちで上がり、大林監督も熱心にご覧になっていました。

このブログで紹介しないなんて!
という事で続いて、どびんちゃん3連発!





いつも笑っているような顔がかわいいです~!!

写真はすべてしげぞー様の撮影です。
  

2008年01月13日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(2)TrackBack(0)ロケ地巡り

灯火を愛でる。尾道・臼杵

ロケ地めぐり 番外編
<秋の夜長に・・・灯火を愛でる。>尾道・臼杵

秋は全国でお祭りやイベントが目白押しです。今回上映の大林作品にゆかりのある2つのイベントについて。
(いずれも既に今秋は終了しています)

尾道では、9月から10月の週末「尾道灯りまつり」が開催されます。

期間中は、商店街や海岸通りにイルミネーションがなされ、
最終日には尾道水道に面する雁木から尾道三山の中腹にたたずむ寺々へ続く参道や境内に灯りをともし、
かつて北前船が目印とした常夜灯の雰囲気を醸し出します。
その数なんと3万個!

エリアごとに地元の皆さんが協力し、子供たちの書いた絵の灯篭が町中の路地や坂道に延々並んで、
「昇り竜」のようにみえるさまはなんとも壮観です^^。
自分の書いた灯篭を一生懸命探しすお子さんに手を引かれて歩く親子連れ、
市内外から三脚に自慢のカメラ?を手に訪れる多くのアマチュアカメラマンで大賑わいでした。

もともとは映画「なごり雪」のロケ地、大分県臼杵市との交流のなかで、
尾道大林映画研究会のメンバーが同市の祭り「竹宵」をヒントに始めた「ろうそくの灯り」活動が始まりで、
その後、尾道大学の美術学生が主体になって長江地区の寺社での夏イベントに広がり、
更に旧市街地の七か寺や駅前広場を舞台に「灯りまつり」として、
ろうそくの炎が尾道の町を静かに彩る秋のイベントとして定着したもの。
10/27最終日出かけてみました。

灯火はグラスキャンドルに絵や字を書いた紙の筒をかぶせたもの。
エリアごとに各学校の子供たち、先生方、父兄の皆さんが分担して火を守ります。

千光寺まで伸びる坂道に並ぶ無数の光にドビンも「何が始まるの?」と興味津々。


尾道水道に面した駅前の芝生広場に光の輪が広がります。
浮かぶ満月、光の競演です。


「東京物語」や大林作品「ふたり」の国宝・浄土寺には竜の顔も。


「あの夏の日」の<長恵寺>こと天寧寺は「漢字」の灯篭。三重塔も背後に浮かびます。


元祖・臼杵の「竹宵」にも出かけてみました(11/3)。
今回上映の「なごり雪」そして「22才の別れ」にも臼杵の風景として登場しますね。

臼杵中心部にある二王座歴史の道は、城下町のたたずまいが残る石畳と白壁の家が軒を連ねる道。
周辺で開催される「うすき竹宵(たけよひ)」は、日暮れ時から石畳の道に置かれた
2万の竹ぼんぼりにろうそくが灯され、幽玄の世界を演出します。

臼杵石仏を造ったとされる真名長者の娘、般若姫の遺物が里帰りしたとき、
里人達が竹のぼんぼりを灯して迎えたという伝承にちなんで、
般若姫一行がぼんぼりの明かりの中を歩く「般若姫行列」も開催されます。

(今年の般若姫役は「22才の別れ」のヒロイン鈴木聖奈さん。
以前「なごり雪」のヒロイン須藤温子さんが扮した年も)

祐作の母親・道子の葬儀が行われた多福寺の石段はこんな不思議な空間に。


「雪よ!ほら、雪よ!」雪子の家の前もこの通り。。。


「なごり雪」水田の家水田酒造(小手川酒造さん)の前の通り。「22才の別れ」ではエンディングに登場。


そうそう、中にはこんな竹ぼんぼりも。火の玉風のものや、お化け風。
実はこれ、昔からの深い夜の<暗闇>に潜む妖怪を通じて歴史ある街のよさを見直すという、
地元の「臼杵ミワリークラブ」が手がけたもの。

お分かりですか?「うすき・みわりー」→「うすきみわりー」→「薄気味悪い」(笑)。


「なごり雪」ではリアルな本数だった竹ぼんぼりですが、「22才の別れ」エンディングでは一気にグレードアップ
?通常の数倍の数(逆に通行人は数分の一(笑))で画面を華やかに彩っていたのが印象的でした。

お祭りというと、「わぁーっ!」と騒いで盛り上がるものと、対照的に静かに味わうものの2種類がありますが、
こういう楽しみ方も日本的な風情を感じられてよいですね。

しげぞー


ながの映画祭、無事に終了致しました。
ご来場下さった皆様、及びゲストの皆様に厚く御礼申し上げます。

不行き届きの事が多々あったかもしれませんが、皆様とお会いでき実行委員一同幸せな時間を
過ごさせて頂きました。
改善すべきところはしっかりと反省し、これからもより良い映画を皆様にお届けできるよう
努力する所存でございます。

また皆様と再会できる日を楽しみにしております。
記事は明日以降少しずつUPする予定です。
ありがとうございました。



  

2007年11月19日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(4)TrackBack(0)ロケ地巡り

ロケ地めぐりの魅力?

ロケ地めぐり 最終回
<ロケ地めぐりの魅力?:映像のマジック、現実と虚構>

ロケ地めぐりの魅力って何でしょう。人それぞれでしょうが、一例をちょっとお話ししましょう。

映画は「架空の物語」ですが、舞台は「現実」で、「現実」を組み合わせて
新たな「架空」を作り出している不思議さ。
「現実」の集まりですがノンフィクションなドキュメンタリーではないのです。
この路地を抜けるとここに・・・という論理や連続性をも超越する、
全く別の「もう1つの現実っぽい空想物語」が作られてゆくわけです。
リアルなバーチャル、という不思議さがロケ撮影(映画やTVドラマなど)にはありますね。

3つほどポイントがあると思っています。
まずその作品が好き!
(原作や監督さん、出演の役者さんを含む。地元とか、好きな街、というきっかけも^^。)
実際のロケ地に立つことであたかも自分自身、物語に入り込んだような錯覚を覚えることができます。

第2に基本的にもとからの風景であること。(最初からそのために作られた風景やセットではなく。)
その世界は「架空」でありながら「現実」でもあるのです。1から作るセットはいわばテーマパーク。
いくらリアルに仕上げても所詮は模型、「つくりもの」に過ぎません。
(勿論テーマパークには現実を完全に忘れられる良さもありますよ^^:)

第3に、特に大林作品の場合、その風景はよそゆきの絵葉書的<観光名所>ではなく、
普通の町並みや路地裏。
必ずしもキレイな絵でないかもしれませんが、生活や暮らしの息遣いがじわっと伝わってきます。
街は暮らしや時代とともに少しずつ変化してゆきますし、その変化を観察し続けてゆくのもまた一興。
時間が止まったように変わらないロケ地に数年ぶりにあった時には驚きますし、
逆にもう跡形もない・・・というのもまた、時の流れを感じることができます。

実例を1つ2つ。尾道は比較的長く風景を保っています。
「尾道転校生」で一夫の家となった某邸宅、25年後の今でもほとんど変わらず「長野転校生」にも登場しました。
尾道には古い神社仏閣も数多くあるし、驚かない、と言われるかもしれませんが
「観光地」「名所」ではない、生活がある普通の「家」は
通常5、10年もすれば便利さや快適さを追求し大幅に変化するもの・・・。
その意味でこのロケ地にはとても驚きます。

一方、同じ尾道にすっかり変わった風景もあります。
「時をかける少女」の<竹やぶの道>。撮影数年後には竹が伐採されブロック塀が作られ・・・
路傍の石が面影をとどめるだけ。
生活のある風景だけに仕方のないことですが、はかなさ、危うさをありのまま受け止めつつ、
今この瞬間、目の前にある風景は今だけであり、
一方でフィルムに焼き付けられたかつての風景に思いをはせることも1つの楽しみ方でしょう。

長野でも・・・「赤十字 血液センター」の木造建物は既に過去となり、
いまやスクリーンでしか見られなくなりましたね^^。それはそれで1つの形なのです。



映像のマジックといえば、設定上の場所とロケ地は同じ場合もあれば全く違うこともあります。たとえば・・・
ここは、型破りな検事が主人公の映画(笑)で物語の発端となる事故現場です。




東京の山の手、世田谷の三軒茶屋、という設定ですが実は隅田川沿いの下町、墨田区向島だったりします。

また、ベストセラー小説が原作の映画では、主人公が福岡の筑豊出身。
幼少時代を過ごした母親の実家がある炭鉱町(筑豊)、そして時々出かけた父親の実家(小倉)、
実はどちらも、昭和の懐かしい街並みが残っていた、宮城県の山間にある、細倉鉱山住宅で撮影されました。
2軒はほとんどお隣さん(笑)。




母と過ごした廃病院の借家は埼玉県熊谷市、
一人暮らしのため旅立つ駅は千葉県の小湊鉄道・里見駅でした^^。




そして、実家を引き払って上京した母親を迎える東京駅。




大きなターミナル駅ですが、ロケは東京駅でなく博多駅でした。
いまや東京土産の代表である「銘菓ひよこ」の看板に騙されますが、
「ひよこ」が実はもともと福岡銘菓であることを知っていると「なるほど!そうきたか」と(笑)。

以上、20回以上にもわたり、ロケ地(めぐり)について、つらつらと書き記してまいりました。
このような場を提供してくださったひがしざわさまほか関係者の皆様に心から感謝します^^。

皆様も、映画を通じてそれぞれの楽しみ方を見つけて満喫してみてはいかがでしょうか。^^。

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人は誰も、生きて物語を残す。人の命には限りがあるが、物語の命は永遠だろう。
未来の子供たちよ、今も元気に暮らしていますか? 
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「転校生さよならあなた」大林宣彦監督メッセージで締めましょう^^。さあ、映画館へ!



しげぞー

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2007年11月16日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(2)TrackBack(0)ロケ地巡り

水場。。。

ロケ地めぐり 第21回
<水場。。。>

20回以上にわたって書かせていただいてきたロケ地めぐりシリーズもいよいよ大詰め。
撮影から1年、そして公開から約半年。
久々にロケ地めぐりフリークのツボにハマッた作品でした^^。

スクリーンに映し出される味わいある風景、そしてロケ地マップ「映画の撮影された場所」など
この作品を愛し大事にしてゆこうとする信州の皆さんの想いが、各所からにじみ出ていました。

それぞれの場所をきままにぶらりと訪れてシャッターを切ったスナップに、
思いつくままコメントをつけただけの記事、
お恥ずかしい限りですが、少しはお楽しみいただけたでしょうか。
いよいよ開催されるみすずかるNAGANO映画祭に向け、少しはお役に立てたならば。。。

というわけで、『転校生 さよならあなた』ロケ地の最終回は、とっておきの<さびしらの水場>を。

これまでのロケ地めぐりにも出てきましたが、
水場は「昌禅寺」のスロープ(第3回)を登ったところに「松代清滝」(第7回、8回)があり、
その下にあるとの設定です。
実際、2人が落ちたのがここ、長野近郊某所に作られたセットで撮影されました。
(水中でもがくシーンは上田市内のプール「アクアプラザ上田」。水中の背景の石組みもセット。)

直径2メートルほどの「池」、正面に建つ石柱に彫られた道祖神の足もとから「湧き水」が湧いています。
左右から水汲み場に向かい階段が設けられています。
木の枝で測ってみたところ、水深は2メートル弱ほど。
(これならば飛び込んでも水底に頭をぶつけることもなく大丈夫ですね。
晩秋の屋外、さぞや寒かったでしょう^^;)

このセット、地元の水周り工事業者さんが担当されただけに本格的。
近くの水源から水を引き、ポンプで循環させているそうです。

尾道に限らず観光地でなく人の生活が感じられる実在の街の風景を借景にし、
ちょっとした小物を除いて、作品完成後はオープンセットの類を残さない大林監督でもあり、
すぐ解体されたと思っていましたが、このセットは完成度の高さ、
また土地所有者の方が気に入られたとのことで、若干手直しのうえでとりあえず現存しています。
(私有地内のため一般には非公開)


7月、とあるテレビ番組で大林監督がロケ地を再訪する企画があり、
その際ちらりと映ったことから現存を知り、機会があればぜひ一度見てみたいと熱望しておりました。
このブログにかかわらせていただくなか、ご厚意で特別にご配慮で見せていただきました。

水場のたて看板もあります。


そしてあの「長ひしゃく」も。


この本格的なセットと、松代清滝がミックスされて、あの「さびしらの水場」ができたのです。


映画では、うっそうとした森の奥にあることになっていますが、
実際にはこのようにちょっと開けた場所にあります。背後の立派な枝ぶりの1本松も、これはこれで趣が^^。


ストーリーの中でも重要なシーンで使われ、とても印象的に描かれていたこの「水場」、
いずれ何らかのかたちで公開が実現するとよいですね。
なにせ、尾道転校生の御天満宮同様、作品一番のキーとなる場所ですから^^。

しげぞー


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2007年11月12日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(7)TrackBack(0)ロケ地巡り

時をかける少女

ロケ地巡り  第20回
<時をかける少女:映画祭、監督つながり。。。>

「転校生 さよならあなた」ではオープニング&エンディングにメッセージがあります。

「25年前の「転校生」の仲間たち、そして25年後に棲む子供たちへ」で始まり、
「人は誰も、生きて物語を残す。人の命には・・・」。
大林作品には、こういったメッセージがよくみられます。

<人が真実の愛を知ってしまったとき、それは、人にとって幸福なのだろうか、不幸なのだろうか>
「時をかける少女」オープニングにあるメッセージ。これこそが作品のテーマということですね。

「転校生 さよならあなた」の寄せ書きに名前があったという<芳山和子>さんといえば・・・
昨年の映画祭でも上映されたこの作品。
せっかくですので、 「時をかける少女」についてもちょっと書いてみましょう。

「転校生」で尾道という港町が全国的に知られ始め、それが一気にブレイクしたのがこの作品でした。
以降、続けざまに尾道を舞台にした作品が作られ、大林映画=尾道、「尾道三部作」という言葉が生まれ、
自分のような<ロケ地めぐり>ファンが訪れるようになりました。

ただしこの作品時点では、まだ監督にも「三部作」という発想はなく、
ロケも尾道だけではなく、同じ広島県の竹原と半々で行われました。
ロケ作品は「この路地を抜けて、どうしてここに出るの?」というフシギさが魅力ですが、
この作品では同じ町内で方角が違うどころか、全く別の街に出てまた戻ってくるのがとても面白いですね。

映画の舞台は当然架空の街ですが、ロケ地が2つの町の合作であることをある部分で主張しています。

「竹尾原道」この役名ご存知ですか?
登場人物中、ゴロちゃんこと堀川吾朗くんの家である醤油屋で働く従業員男性の名です。台詞も2つ。
借りたハンカチを返しにきた和子に「ああいらっしゃい。坊ちゃん中にいますよ。」
火事の騒動に駆けつけ、何かお手伝いでも、という和子に「いいですよ。もう済んじまいましたから。」
彼の名前、もうお分かりですね^^。
「尾道」「竹原」の4文字を見事にブレンドしたものなのです^^。

こういった小さな「お遊び」、ある程度固定ファン?がついたドラマシリーズや映画ではよくあります。
「ターミネーター」の「I'll be back」もそうですね。大林作品でも・・・^^。

尾道三部作の「さびしんぼう」では、「尾道転校生」の一夫、尾美としのりさんが主人公ヒロキ役に。
正月、家のお寺に母親の幼馴染が娘を連れてきます。それが一美の小林聡美さん!
昔話に花を咲かせる母親たちに、2階で遊んでらっしゃいと言われ階段をのぼる2人。
先にのぼろうとした尾美さんが「うわーっ」とつまずき転げ落ちるフリを
します。「きゃあ!」と慌てる小林さん。
また階段を一緒に転げ落ちて入れ替わっちゃたまらん!というジョーク^^。

「転校生 さよなら あなた」にあったジョークもお気づきですね。
尾道土産のデベラや玉浦煎餅は置いておくとして、心配で一美の家に電話をしてきた山本弘くん。
背後に流れる曲は「ジョスランの子守唄」。
この曲は尾道新三部作の第3弾「あの夏の日 とんでろじいちゃん」で使われていました。
弘くんが覗き込む虫籠は玉虫ネタ、そして極め付きは、
カエルの親分(笑)の「死にいたる病」の翻訳を出したお祖父さまが
「あの夏・・・」の大井賢司郎じいちゃんこと小林桂樹さん!
ダメ押しにあの帽子まで置かれています。
(逃避行の途中にあった、「ワシにもよう分からん。」という弘くんの声真似も見事でした♪)

こういう小さいネタも、ロケ地と同様、映画の楽しみ方の1つです^^。
そんなわけでロケ地です。(特に記述なしは尾道)

3人の通う高校。(長江小学校)
/「おはよう」「ほら急いだ、遅刻遅刻!」学校正門。(長江小の裏庭です)



「でもやっぱりヘンよね。だって私、確かに見たんだもの」<時計の日之出堂>(竹原)
/チリンチリン!自転車とぶつかりそうに。(竹原の夷堂)



竹原の景観地区突き当たり、夷堂。(落ちる瓦は改修中の近くのお寺)
/2度目?の通学路、怪訝そうに見上げる和子。(竹原)



深町家。以前画家の方がお住まいでした。温室はセット。
/竹薮の道。竹は15年前ころ伐採され、左側の石だけが面影を。



わおーん、わんわん!犬に吠えられる通学路。深町家と竹薮の道の間。
/「ねえ、寝てたほうがいいんじゃないの?」芳山家。西国寺近く。



ゴロちゃんにハンカチをかえしに。山の上に芳山家が合成されました。
/石段をおりて堀川家へ。(竹原:西方寺の石段。)



正面がゴロちゃんの家、堀川醤油醸造所(そのため苗字が原作の浅倉から堀川に変更。竹原)。
/タイムリープする和子は七五三、3歳の自分に「そっか、同時には存在できないんだわ」、艮(うしとら)神社。



この街も、20年以上たって、まだあまり変わりません。。。

しげぞー


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2007年11月09日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(2)TrackBack(0)ロケ地巡り

転校生:25年前の港町

ロケ地巡り 第19回
<転校生:25年前の港町・・・「ふるさと映画」シリーズの原点>

今回のながの映画祭では「転校生 さよならあなた」(長野転校生)とともに「転校生」(尾道転校生)も上映されます。
撮影から25年経過した今現在の尾道のロケ地もご紹介しましょう。

(1枚に満面の笑みで写っているのは尾道の名物犬、観光ガイド犬「ドビン」ちゃん、
尾道を散策する時の相棒です^^)
ロケ地自体はさまざまなガイドブックやファンサイトにも紹介されていますので最新スナップを。

25年といえば四半世紀。生まれた子供も成人し、新入社員も貫禄ある部長さんに(笑)、とても長い年月です。
にもかかわらず、いまだに当時とほとんど変わらない景色の残っているのは、尾道という街のフシギです。
海岸沿いは、駅前桟橋の移動をはじめ、堤防が整備されて面影は皆無ですが・・・。

長野のロケ地、25年後はどのようになっていることでしょうね。

一夫の家:エンディング引越しシーンでは「東京物語」の浄土寺から山陽本線&国道ごしに。
今回は「うどん 吉野」に。



一美の家:「べちょべちょ泣くんじゃねえよ!」「一美の一美だわ;_;!」
「ふたり」では同級生、万里子の家でした。土堂小学校の西側に。



2人が入れ替わる神社の石段:御袖天満宮。学問の神様<天神様>で「落ちる」^^;?



通学路:長江小学校(「時をかける少女」では3人が通う高校に)下の道
/古寺めぐり散策路のポケットパーク&(元)床屋さん前。



通学路:某カードCMでは主人公&マドンナが犬に吠えられました。どうする、おれ?/
志賀直哉「暗夜行路」の四辻。「あの夏の日」では下でラジオ体操。




光明寺下陸橋:カズオが自転車で一気に駆け上り、2人乗りで駆け下りた伝説の。。。
/コンクリ壁の道。千光寺山の中腹です。ここまで自転車で・・・?



今回、おばあちゃん役の入江若葉さんが一美のお母さん、旅芸人座長の宍戸錠さんが一美のお父さんでした。
(そして、 一美のお兄さんは、しょこたんこと中川翔子の父、中川勝彦さんですね。)

今思えばこの「転校生」が大林監督の「ふるさと映画」の原点だったのですね。
今夏、尾道で行われた「尾道転校生・長野転校生同時上映会」では、
昔を懐かしむ地元の方などで平日にもかかわらず大盛況でした^^。
「商店街の皆でエキストラしたんよ。亡くなってしもうた○○さんとこのばあちゃんも映っとるんじゃけ、
ほんに懐かしいのう。」などなどあちらこちらで昔話に花が咲き、上映後はホール外で監督握手攻めでした^^。

しげぞー


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2007年11月05日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

一所懸命生きる・・・なごり雪-大分:臼杵・竹田

ロケ地巡り 第18回
<一所懸命生きる・・・なごり雪>大分:臼杵・竹田

では、今日は「22才の別れ」にさかのぼること5年、大分名曲シリーズ(?)第1作「なごり雪」のロケ地です。
大分県臼杵の町並みを中心に、国宝の臼杵石仏や虹澗橋、JR日豊本線重岡駅、
それに滝廉太郎「荒城の月」のモデル竹田の岡城址などで撮影されています。

「なごり雪」では(そして「22才の別れ」も)、「九州=赤」
(火の国?確かにJR九州の特急には真っ赤なものが多いですね)のイメージが共通して流れています。
「火」「燃えるような真っ赤な夕焼け」そういう目で改めて見てみると「赤」の多さに気づくと思います。

竹筒に灯を点した<竹宵>は2作品ともとても幻想的に描かれています。

ヒロインと2人の男の子たちのビミョウな関係・・・。「時をかける少女」にも通じますね^^。

冒頭からずっと主人公は梶村雄作(三浦友和さん)で、三浦さんの語りで進みますが・・・
クライマックスになると突然、親友の水田(ベンガルさん)の語りに変わります。
この物語、雄作の物語であるとともに水田の物語でもありました。最後はあのシーンですしね。
(そしてもちろん雪子の物語。雄作に対する雪子の呼び方も梶村先輩→雄作さん→あなた、
と徐々に変わります。夫になる水田をそう呼ぶシーンは1度もないのに^^)

「なごり雪」といえば、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの長澤まさみさんがベンガルさんの娘役でご出演。
(「あの夏の日」には来年の大河主演を控えている宮崎あおいさんもご出演。
大林作品にはその後ブレイクする女優さんが多数出演しています。

この作品でヒロインの雪子を演じた国民的美少女コンテスト出身、須藤温子さんも、2時間ドラマなどでお見かけします。
それも、三浦さん演じる刑事の別居している娘役など^^;

臼杵への電車が走るカーブ(JR日豊本線下之江陸橋)
/臼杵駅ホーム:JR重岡駅(いまや列車は1日たった3本・・・



臼杵駅の外観(JR日豊本線上臼杵駅)
/雪子の入院した杉田医院(臼杵:コスモス病院)



水田が顔を洗う辻の水道(上臼杵駅近く)
/2人で歩く川沿いの道(上臼杵駅近く。改修工事中でした。)



2人でくぐる低いガード(臼杵駅近く)
/2人で歩く二王座の坂道



梶村祐作の実家「みちこ」
/雪子のおばあちゃんのお墓:多福寺墓地



雪子の家(二王座)
/火祭りが行われた臼杵石仏



人が訪れた城跡:竹田市 岡城跡
/火葬小屋と石橋:臼杵市野津の「虹澗橋」(老朽化進み自動車通行止めに。)



ついでに2つほど豆情報。雄作が乗った新幹線、外見はアヒルのような「700系」でしたが、
車内は鉛筆のように尖った500系でしたね。そして4人が岡城に続いて出かけた黒島海水浴場、
スピーカーから流れていたのは「22才の別れ」でした^^。

しげぞー


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2007年11月02日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(0)TrackBack(0)ロケ地巡り

22才の別れ 津久見、大分、臼杵、竹田、別府など

ロケ地めぐり 第17回
<22才の別れ>津久見、大分、臼杵、竹田、別府など

今回の映画祭では<大林宣彦DAY>として長野の「転校生さよならあなた」とともに
尾道そして大分と、各地で撮影された大林作品が一挙上映されます。

大分の「22才の別れLycoris葉見ず花見ず物語」は映画祭に先んじてロードショーもされるようですね^^。
せっかくの機会、それらのロケ地も紹介しましょう^^。

「22才の別れ Lycoris葉見ず花見ず物語」。伊勢正三さんの名曲を題材にした大分シリーズ第2作。

前作「なごり雪」から5年、前回同様の臼杵、そして山1つ隔てた隣町の津久見(伊勢さんの故郷)、
更に大分や別府、竹田などで撮影されました。
<開発>に対する回答として対照的な選択をした2つの街を
「良し悪しではなくいろいろな考え方があるのだし、どちらもあり」と描いています。

津久見市:採石場が見える道・・・津久見IC近くです。
/津久見市:通っていた学校(日代)海岸の岩が印象的。



津久見市:葉子の通学路のトンネル(日豊本線をくぐってます)
/臼杵市:花鈴の家。「なごり雪」雪子の上の少し上。




臼杵市:頑固横丁(繁華街「八町大路」の普通の小路なのです)
/竹田市:リコリスの丘(七ツ森古墳群。彼岸花終わってました^^;)




大分市:2人が出会うシーソーのあるクローバー公園。
/大分市:SLがある若草公園。彼岸花が咲いていたのはアングル外、右のほうの木の根元。




大分市:花鈴と浩之の「1杯のかけラーメン」?
/大分市:子鹿公園(大木が「時かけ」尾道の艮神社を彷彿させます)


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大分市:花鈴のアパート近くの踏切。
/大分市:花鈴と浩之のアパート。懐かしい空気が^^。



映画パンフにはロケ地マップが描かれています。
豆情報ですが、大分市街の地図はなぜかことごとく実際の場所から数10m~100mほど「ズレ」ているのです。
近隣へのご配慮でしょうか^^。
(ちょっとあたりを数区画散策すれば見つけられるレベルですし、
ちょっとだけ迷うとまたいろいろ発見があり街歩きも楽しいですよ)

オールアナログで撮られたという「転校生」と比べオールデジタルのこの作品。

斜めアングルなど共通点もありますが、いろいろな意味で対照的な作風です。
(毒々しいまでの鮮やかな「赤」や「火」が印象的。)何はともあれ一度ご覧あれ。

ついでに1つ2つ、コネタでも。焼き鳥屋さんの男性客3人組。
聞くところによると大分・津久見・臼杵の市長さんとか。

それから、斉藤健一(ヒロシ)さんの運転する車のナンバーは「59-63」。
ホント骨折り損のくたびれ儲け、ご苦労さんな役回り^^。

しげぞー


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2007年10月29日 Posted by ひがしざわ(21世紀長野映画の会) at 08:00Comments(6)TrackBack(0)ロケ地巡り