舞台挨拶報告 “Beauty うつくしいもの”

ひがしざわ 

2008年05月13日 08:00

5/10長野相生座・ロキシー様にて映画“Beauty うつくしいもの”の
全国に先駆けて先行上映と舞台挨拶がありました。

後藤俊夫監督をはじめとして豪華にも
片岡孝太郎丈(半次役)
片岡愛之助丈(雪夫役)
中川豊村長(長野県大鹿村村長)が駆けつけて下さり、映画初日らしい興奮に包まれました。




先着100名様には十五代片岡仁左衛門が書かれた題字がプリントされた非売品のTシャツも配られ
(ひがしざわもいただきました)遠くからいらっしゃったお客さまもいたようで、関西弁やかけ声も
飛び交いました。
監督がどんどんブログ等で紹介して欲しいとおっしゃったのでさっそく報告させていただきます。

映画は私達が普段忘れがちな“うつくしいもの”がたくさん届けられます。
自分の命さえ捨ててしまうことがあっても、守りたい大事な人への愛情、友情。
ふるさとへの思い。
共に育ち、年を重ねていくことの美しさ。
年を重ね、体が衰えていってもそれを遥かに飛び越える精神の自由さ、柔らかさ。
華麗な踊りが物語りを彩ります。

美しい風景とともに豊かな時が流れていきます。
ただ、長野県南部の市町村からは、
多くの方が満蒙開拓団に参加するために海を渡り、第二次世界大戦のために
ふるさとに帰れずに亡くなった方も多かったという不幸な歴史も決して忘れてはなりません。
大鹿村歌舞伎もその歴史を経ながら多くの方の尽力により守られてきてます。

会場のあちこちからすすり泣きが聞こえました。
大判ハンカチ、ティッシュも是非お忘れなく。



行列の様子です。



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