森へ行こう!-信州大学農学部篇①-

ひがしざわ 

2009年03月14日 08:00

本日は休日篇として、“転校生 さよなら あなた”の話題とは違ってしまいますが、
信大農学部の森を訪ねてみたいと思います。

何かと気ぜわしい年度末、ちょっとのんびりしてみましょう。

上伊那郡南箕輪村にある信州大学農学部のキャンパスは
中央アルプスの複合扇状地の扇央部に広がっています。
昭和23年に設立、52.7haにも及ぶ広大な敷地があります。

敷地の中には、校舎以外に、農場、牧場、演習林があり、
実習を兼ねた授業が行われているそうです。




門から校舎棟まで続く農学部のシンボル、見事なユリノキの並木。
この並木道は“日本の並木道100選”にも選ばれました。
訪れたのは秋だったので陽を浴びて黄金色に輝いています。



春は名前の由来になったユリに似た白い花が咲いて、とても美しいそう。



ユリノキは外来種で土着の樹木ではありませんが、信大さんが土壌や生育条件を調査して
最も合う木を選んで植えたそうですが、その甲斐もあってぐんぐん伸びてこんな立派な並木となりました。

入口近くにはダチョウの試験牧場があります。
ここでは他に牧場で馬、牛、羊が飼育されてます。




訪れる人をダチョウが首を伸ばして観察中です。
こちらで予約をすればダチョウの卵を買う事ができるそうです。
大~きな目玉焼、大~きなゆで卵。。。
話のたねに一度は食べてみたいものです。


そして、もちろんここは禁猟区。。。。



ひがしざわは「信州緑を守り育てる会」の勉強会でここを訪れました。
午後から森林環境室の中堀教授による授業を受ける予定ですが、まずは予習。

食と緑の科学資料館「しなの木」にて信大農学部さんの資料や標本、
研究成果を見ることができます。




続く

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