まつしろまちあるき ~松代古樹めぐり ⑤~

ひがしざわ 

2010年08月20日 08:00

まつしろまちあるき ~松代古樹めぐり ⑤~

松代の町を流れる神田川の岸辺にやってきました。
親水路として整備されています。



ここには全国でも珍しい杏の並木がありました。



付近に可愛らしいポピーの群生もありました。
樹木や花々を見てあるくまちあるきは本当に心身ともにリフレッシュします。



次は荒神町の市川家のエンジュの樹へ。
遠くからでも見える堂々とした枝ぶりに圧倒されます。
市の保存樹木で推定樹齢130年、樹高が24メートルあります。
神社やお寺の樹ではなく、個人のお宅と庭木というのがすごいですね。





このまちあるきもいよいよ最期の場所へ。
荒神堂の大イチョウを訪ねます。

荒神堂の大イチョウ-谷街道の分岐点にあり、秋に美しく黄変する。
本種は雌木で推定樹齢150年、幹周り3.1M、樹高13M。
堂内には子育て地蔵、延命地蔵。
千曲川通船船着場跡でもある。-




ここのお堂の彫刻は素晴らしいです。
龍や獅子が今にも動き出しそうな躍動感に溢れています。




そのお堂を守る様に大きなイチョウの木が寄り添います。




このまちあるきを通して、松代の皆さんが大事に古樹を守っていることを強く感じました。
落ち葉やいろいろ大変なこともあると思いますが、この貴重な古樹を後世に残そうとする
使命に誇りを持って取り組まれています。

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