ロートレックのクリームソーダ
むし暑い日が続きます。
そこで耳寄りなお話。
映画の中の主人公達が通う中学校の黒板に落書きされた
“ロートレックのクリームソーダが飲みたいな”を追体験しませんか。
長野松竹相生座・長野ロキシーさんの映画転校生の半券を御持ちになるか、
このブログを見た~っておっしゃっていただければ、
クリームソーダが通常550円のところ400円で
お召し上がりいただけます!!
ロートレック様
長野県長野市大字長野東之門町363 電話番号:026-234-1810
しゅわしゅわ顔にあたる、冷った~いソーダ、甘くてほっとするアイス…
映画を見た後はこれできまりですね!
ひがしざわでした。
2007年06月30日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(2) │映画 大林宣彦監督 長野
大林監督の優しさ-クランクインの日-
初めまして。
映画『転校生 さよならあなた』でボランティアスタッフとして
主に制作部、時々美術部などをお手伝いさせていただいたY.Oです。
この度立ち上げられた(ひがしざわさんありがとうございます!!!)
“転校生ブログ”では撮影期間中の忘れられない出来事などを
気の向くままに文字にできればと思います。
ブログとは…?というようなところにいるアナログ人間ですがどうぞよろしくお願いします。
転校生 さよならあなた』がクランクインする日の朝、
市民会館で出演者・スタッフの顔合わせがありました。
プロデューサー、監督、配給会社の方々を正面中央に据えて、
その周りをコの字形に長机と椅子が並べられ俳優部・撮影部・演出部など
各部スタッフの方々がそこに座られました。
地元からは21世紀長野映画の会代表の江守さん
(この時はまだこの団体名はありませんでした)、
ながのフィルムコミッションからNさん(現在は教育委員会で働かれています)、
それと全日程をボランティアとして参加の私(ヒマ人…)の三人が
コの字形の後ろに並べられていたパイプ椅子に腰をおろしました。
先ず、配給会社の方々がご挨拶をされてから
スタッフの名前が呼ばれて一人一人立ち上がってご挨拶をされ、
そして地元スタッフの自己紹介となりました。
内心地元の人が自分を含めて三人しかいなかったことに動揺していて、
しかもこんなに重要な席になぜ自分が…!と軽いパニック状態にあった
のではないかと振り返ります。
でも先のスタッフの方々と同様に名前を名乗り、「よろしくお願いします!」
と言えばよいのだと気持ちを落ち着かせていたところ、
一人目のNさんもしくは江守さん
(あまりに緊張してどちらが先にご挨拶されていたか忘れてしまいました…)
が一言二言ではないご挨拶を始められたのです( ̄□ ̄;)!!
心の中で“エーッ!!?”と叫びながら頭の中は真っ白でした。
しっかりとした挨拶をされ拍手で受け入れられたNさんもしくは江守さんに続き、
江守さんもしくはNさんも一言二言ではないご挨拶を始められました…。
心臓のバクバク感はピークにありつつもジタバタしてもしょうがない
…アルガママナリ…といった心境へと至り、自分の番がまわってきた時には「
地元の人間として少しでもお役に立てればと思っておりますのでよろしくお願いします。」
という一言だけが口から出ていきました。
なんとか挨拶を済ませたところで大林監督にマイクが渡されました。
そして開口一番「あのね、座る場所がちがうよ。」と私たち三人に向けて仰りました。
まだ心拍数も正常に戻っていないところに思いもよらない監督のお言葉で
またもや私のアンテナは“!!!?”
「あなたたちはこの映画を一緒につくる仲間なのだから一緒に座ってください。」
と言われ私たちはコの字形に座っているスタッフの方々の中に加わらせていただきました。
大林監督に映画をつくる仲間としてあたたかく迎え入れていただいた瞬間は
私の大切にしたい思い出です。
Y.O
写真は大林組の皆さん、勢ぞろいの写真です。
大林宣彦監督を中心にして、左に録音技師・内田さん、
助監督・南さん、撮影監督・加藤雄大さん、美術監督・竹内さん、照明技師・西表さん。
2007年06月29日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(5) │ボランティアの日々を綴る
「映画が撮影された場所」の名付け親は?
「映画が撮影された場所」の名付け親は大林宣彦監督です。
広島県尾道市の美しい海の風景のなかで
「転校生」が生まれたのは25年前。
いまも多くの映画ファンの心をとらえ続けています。
その「転校生」が、50年後の未来の子どもたちのために、
と再びこの時代につくられました。
いま、この時代に何が大切にされなければならないか。
ロケがおこなわれた路地にたたずんで、それを思うと、
この映画は必然的な運命を背負って誕生したのだと実感することができます。
「映画が撮影された場所」は長野グランドシネマズ、長野ロキシー、
かどの大丸、門前農館にあります。
ぜひ手にとっていただき、長野の路地裏散歩に出かけてみてください。
宝物をいっぱい発見できるはずですから。
江守健治
広島県尾道市の美しい海の風景のなかで
「転校生」が生まれたのは25年前。
いまも多くの映画ファンの心をとらえ続けています。
その「転校生」が、50年後の未来の子どもたちのために、
と再びこの時代につくられました。
いま、この時代に何が大切にされなければならないか。
ロケがおこなわれた路地にたたずんで、それを思うと、
この映画は必然的な運命を背負って誕生したのだと実感することができます。
「映画が撮影された場所」は長野グランドシネマズ、長野ロキシー、
かどの大丸、門前農館にあります。
ぜひ手にとっていただき、長野の路地裏散歩に出かけてみてください。
宝物をいっぱい発見できるはずですから。
江守健治
2007年06月28日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(0) │制作秘話
長野に転校生がやってきた日
<2006年9月4日の日記>
きょう、大林恭子プロデューサーから電話をいただいた。
「長野で“転校生”を撮ることに決まったよ。でも、まだオフレコね」
北信濃のこの地をこよなく愛し、
数々の名作を残してくれた木下恵介監督から50年。
このたびは大林宣彦監督によって、それも名作「転校生」の
製作という身に余る至福に感激しつつ気を引き締めている。
いま、私たちは大林宣彦監督から夢のような
大きな贈り物を預かろうとしている。
この贈り物をしっかり抱えて、後から来る子供たちに渡したい。
大林組のみなさんと一緒に、長野市民のひとりひとりがこぞって、
かつて体験した事の無いような楽しい秋の祭りに
燃え上がることが出来るように頑張ろう。
そして、私たちのふるさとが「転校生」によって、全国の人々に夢と感動を与える
「映画の故郷」になると信じている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真は、2006年10月26日、クランクインの日のお弁当です。
江守健治
2007年06月27日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(2) │制作秘話
輪がひろがっていく
こんにちは。皆様。
ブログが始まって1週間。
この間にもいろいろな方がブログを見て下さり、コメントを頂き、
それぞれの 映画“転校生 さよならあなた”への思い、関わりを語っていただきました。
誠にありがとうございます。
輪が広がっています。小さなきっかけのこのブログですが、
私達の暮らす町で撮影されたこの映画を大事に育てていけますよう
応援よろしくお願い致します。
今日は私事ながら、転校生の撮影でうれしかった事二つ。
クランク・インが自分の誕生日。誕生日はもうまったく嬉しくない年になりましたが
ちょっと記念日度UP↑(笑)
そして私、主人公のカズオくんの家で昔、バイトをしてました。
今はお店を閉じてしまいましたが、映画で久しぶりに再会しました。
今日の写真は<長野グランドシネマズ様>の転校生の小道具展示です。
また順々にエピソードを紹介させていただきます。
今日も(泣)書いたのは美術ポランティアのひがしざわ。
いろいろな方が登場すると言っておきながら段々心細くなってきました。
2007年06月26日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(4) │映画 大林宣彦監督 長野
公開!!
こんにちは。皆様。
<伝説の晴れ男 大林監督>の、映画“転校生 さよなら あなた”の初日公開日に
ふさわしく23日の長野市は大変に良いお天気でした。
早速私も3回目(笑)の転校生を見に劇場さんへ駆けつけ、
三たび笑ったり涙したりして、素敵な贈り物のような時間を過ごして参りました。
このブログをご覧になっている方も、もう見られた方もいらっしゃいますよね!!
是非いろいろご感想をお寄せ下さい~。
劇場さんではいろいろ趣向をこらして小道具等を展示していただいてます。
これらの小道具は私たちボランティアの汗と涙がしみ込んでます。。。
(ちょっと大げさですね)
普段目にしない映画の美術というものに直接触れられるいい機会です。
写真は<長野ロキシー・松竹相生座様>の入り口の展示です。
23日の信濃毎日新聞さんの夕刊でもご紹介いただきました。
そして、歴史の街長野を紡ぐ会様の「善光寺門前 映画の町めぐり」
にも参加して参りました。楽しかったですよ~!!
このブログにて順次ご紹介させていただきます。
今日の(も?)担当は美術ボランティアのひがしざわでした。
2007年06月25日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(2) │映画 大林宣彦監督 長野
つばめも人間も
映画“転校生 さよなら あなた”では家族のつながりが重要なテーマです。
一美や一夫を見守るそれぞれの家族たち。
6/8に大林監督がいらっしゃりお休みになられいてた善光寺のそばでは
つばめが子育ての真っ最中。
いろいろつらいニュースも多いですが、子供を思う親の優しい気持ちは
この映画を明るく照らしてます。
50年後の子供たちへも届くように。
ひがしざわでした。
2007年06月24日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(0) │映画 大林宣彦監督 長野
善光寺三門での上映会
6/8の善光寺三門の上映会は雨でしたが
沢山の方が大林監督の“恵みの雨”の言葉に支えられ楽しんで見る事ができました。
故郷の宝、善光寺さまと一緒に見た“転校生 さよならあなた”は忘れられない
思い出になりました。
ひがしざわでした。
2007年06月23日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(0) │映画 大林宣彦監督 長野
台本。
この中に、たくさん長野市の風景が描かれているのですね。
はい、映画「転校生」の台本です!!
なかなか見ることができないものなので、この写真だけでもワクワクしませんか??
(あれ?私だけ(^^;)?)
あの有名な映画が、長野市でリメイクされる・・・。
そう思っただけで、嬉しくなります!
スクリーンで長野市内の風景を見れるなんて!と、楽しみにしています☆
いよいよ、明日から公開!!
2007年06月22日 Posted by ひがしざわ at 23:09 │Comments(3)
いよいよ明日公開です
明日23日、映画“転校生 さよなら あなた”がいよいよ公開です。
前売券をじっと握り締めてお待ち頂いた皆様、お待たせしました。
明日、映画館さんでお会いしましょう!!
私達が15歳だった頃、男の子にとっては女の子、女の子にとっては男の子は
どんなにまぶしい存在だったか、お父さん、お母さんはどんなに頼もしくて優しくて
そしてちょっとうるさい存在だったか、思い出してきゅんっとなります。
そんな魔法がたくさんかけられた映画です。
そして素晴らしい企画、映画「転校生 さよなら あなた」のロケ地を巡る
「善光寺門前 映画の町めぐり」が映画初日に合わせて実施されます。
「歴史の町長野を紡ぐ会」の皆様、大変に大変にありがとうございます。
<長野ロキシー・長野松竹相生座様>の映画転校生の終了時間に合わせて
出発するという誠に心憎いまでの演出です。
参加費もいらないし申し込みは不要だそうです。
<長野ロキシー・長野松竹相生座様>の前に23日午後4時半にお集まり下さいませ。
7/8にも実施されるそう。
そしてその中に私達、ボランティアスタッフ、エキストラさんもきっと混じってます。
是非お声をかけて頂いていろいろ聞いてみて下さいね。
<長野ロキシー・長野松竹相生座様><長野グランドシネマズ様>では
映画に登場した小道具等も合わせて展示されます。
こちらも是非ご覧になって下さい。
本日も美術ボランティアのひがしざわでした。
前売券をじっと握り締めてお待ち頂いた皆様、お待たせしました。
明日、映画館さんでお会いしましょう!!
私達が15歳だった頃、男の子にとっては女の子、女の子にとっては男の子は
どんなにまぶしい存在だったか、お父さん、お母さんはどんなに頼もしくて優しくて
そしてちょっとうるさい存在だったか、思い出してきゅんっとなります。
そんな魔法がたくさんかけられた映画です。
そして素晴らしい企画、映画「転校生 さよなら あなた」のロケ地を巡る
「善光寺門前 映画の町めぐり」が映画初日に合わせて実施されます。
「歴史の町長野を紡ぐ会」の皆様、大変に大変にありがとうございます。
<長野ロキシー・長野松竹相生座様>の映画転校生の終了時間に合わせて
出発するという誠に心憎いまでの演出です。
参加費もいらないし申し込みは不要だそうです。
<長野ロキシー・長野松竹相生座様>の前に23日午後4時半にお集まり下さいませ。
7/8にも実施されるそう。
そしてその中に私達、ボランティアスタッフ、エキストラさんもきっと混じってます。
是非お声をかけて頂いていろいろ聞いてみて下さいね。
<長野ロキシー・長野松竹相生座様><長野グランドシネマズ様>では
映画に登場した小道具等も合わせて展示されます。
こちらも是非ご覧になって下さい。
本日も美術ボランティアのひがしざわでした。
2007年06月22日 Posted by ひがしざわ at 08:00 │Comments(3) │映画 大林宣彦監督 長野
映画が撮影された場所
皆様、はじめまして。
2006年の紅葉が美しかった秋、長野市民の私達が日常を暮らしている小路や、路地裏を
ロケの中心として、とても優しい映画 “転校生 さよなら あなた” が大林宣彦監督によって
撮影されました。
この映画は“50年後の長野の子供たちに見せたい映画を”の思いを紡いでつくられました。
21世紀長野映画の会は語ります。
―いま、50光年の新しい星が生まれつつある。
将来、子どもたちが天空を仰いだとき、ひときわ明るく、力強く輝く星があるとすれば、
それはきっと、「転校生」という名前を持つ星に違いない。
それはどんな時代だろうか。50光年の記憶が、時を縦糸に、人を横糸にして、
「希望」を織り続けるだろう。人・家族のいとなみは生きている間のことだけではないのだから。―
そして上映を23日に控え、この映画のロケ地を紹介する地図、
“転校生 映画が撮影された場所”が完成致しました。
先日の善光寺山門での上映会でお手にされた方もいらっしゃると思いますが、
この地図はまずは上映の映画館さん、<長野松竹相生座様><長野グランドシネマズ様>で
入手できますよ~。
映画を見た後、この地図片手にロケ地を訪ねてみませんか。
“えっ、ここで?” な~んてびっくりする事、うけあいです。
このブログは映画“転校生 さよならあなた”を手伝ったスタッフ、エキストラ、ボランティアが
登場して自分だけの映画“転校生”のエピソードを語ってもらいます。どうぞお楽しみに。
長野市民の皆様、大林監督のファンの皆様、どんどん盛り上げていきましょう。
今日の担当は美術ボランティアのひがしざわでした。