写真映画『ヤーチャイカ』 

2008年12月5日(金) 
松本市民芸術館シネマシリーズ 第2弾の
写真映画『ヤーチャイカ』 19:00~(開場18:45)が
まつもと市民芸術館[小ホール]で上映されます。

上映終了後、覚和歌子・谷川俊太郎両監督によるアフタートークが
あるそうなので見逃せないですね!

チケットは1,000円(全席自由・税込)

詳細については松本市民芸術館様の案内を転記させていただきます。

まつもと・市民芸術館公式サイト ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

-「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」。

「生きている不思議 死んでいく不思議」のフレーズが耳に瑞々しく残る、
この歌の作詞者・覚和歌子が初めて書き下ろした「ゼロになるからだ」
(徳間書店刊)という詩集があります。
小さな寓話のような25編の物語詩を集めたこの詩集は、
読む者を何ともいえない不思議な世界観へと誘い、
今も多くのファンを魅了し続けています。

本作品は、この詩集に収録された「ヤーチャイカ」という詩を元にした映画です。
監督初挑戦となる覚 和歌子が参加を依頼したのは兼ねてから親交の厚い、
現代の日本を代表する詩人、谷川俊太郎。
写真映画「ヤーチャイカ」は、二人の詩人が共に命を吹き込んだ奇跡の映像物語です。

通常の映画と違って、この作品の映像は静止しています。
動かない絵によって、目に見えるものから見えないものへの通路が、
私たちの心に開かれるでしょう。-  

写真映画。。。静止している映像。。。詩。。。
素晴らしい写真集をめくる優雅な時間を感じさせます。
どんなものを私達に与えて下さるのでしょうか。

  


2008年11月30日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

晩秋の松代のロケ地

11/23(祝)に訪ねた晩秋の松代のロケ地。



まず、前日の伊参(いさま)スタジオ映画祭で上映された篠原哲雄監督の
山桜” ←公式サイトはこちらをクリック下さい☆
の松代でのロケ地を訪ねました。

まず松代城(海津城)の太鼓門へ。
松代城は武田信玄の命をうけ、山本勘助が築城したと伝えられている城です。
“山桜”の武士の登城シーンのロケ地となりました。



次に真田邸へ。
現在は工事中でシートが被されていて、うまく写真が取れなかったのですが
白い塀が長く続き、里帰りした姉(田中麗奈扮する磯村野江)を送っていく弟(北条隆博扮する浦井新之助)との
姉の境遇を思いやる会話のシーンに登場します。



真田邸の庭園は見事な紅葉でした。



続いて松代藩文武学校へ。
松代藩文武学校は江戸時代の1855年に開校された学問と武道を教える学校でした。
一般の教室にあたる文学所、体育館にあたる剣術所、柔道所、図書館にあたる文庫蔵があります。
映画の中の道場のシーンはこちらで撮影されました。



そして最後はやっぱり“転校生 さよなら あなた”のロケ地、山寺常山邸へ。
丸窓から見る秋の庭は見事です。



さらに近づいてみましょう。



こちらの庭の紅葉も見事です。
散った紅葉が庭を巡る澄んだ泉水に流れていきました。



先週松代の方にお会いして、宿題となっていた“転校生 さよなら あなた”の松代ロケ地ツアーについて
来年は是非やろう!と改めてお話をさせて頂きました。
皆様にまたご報告できれば、と思います。  


2008年11月29日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(4)映画 大林宣彦監督 長野

おのみちまちあるき。。。第4話「え?城下町?」

尾道駅から観光スポットへは海に向かって左、つまり東に歩いてゆくことになります。
そこでまず目につくのが、山の上にそびえる「天守閣」。



この建物、通称<尾道城>はいわゆる歴史的建造物ではありません。

1964年、尾道商工会が観光事業の一環として、
外観は近世の城の天守を模して建設した鉄筋コンクリートの建物。
正式名称は『全国城の博物館尾道城』。

駅近く、千光寺山の突端にあって目立つため市のシンボル的存在にもなりましたが、
この場所には歴史的背景がないこともあって、景観を汚すという意見など当初から
賛否両論だったそうです。

1990年代に閉鎖されて以来そのままです。
2004年ころから尾道市ではこの建物の今後の利用法に関して議論を始めましましたが、
まだ結論は出ていません。



初めてこの建物に近づいた時、ちょっとぎょっとしました^^;。
無人だと思って何の気なしに歩いてゆくと、ツタの絡まる入口ゲートの奥に人の気配!
門番(の人形)が、笠をかぶり長槍を持った足軽姿で立っていたのです~。。。




この『尾道城』、国内の空港などでOAされている「日本の百名城」という
DVDに紹介されています。
外見の造作はなかなか凝っていますし、坂と町と海と島、
尾道の町を見下ろす展望も見事ですから、
ある意味、現代の「名城」といえるでしょうか。



いずれにせよ、そのままにしておけば老朽化してゆくだけです。
急傾斜にあり、災害などにつながっては。。。
改修にしても撤去にせよ、活用方法をいろいろ考えていただけるとよいですね。

しげぞー  


2008年11月28日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

煙火大会

11/23(祝)は長野市の長野えびす講煙火大会でした。
全国でも珍しい初冬の煙火大会という事で県内外から合わせて30万人以上の
人出があったそうです。

ひがしざわ、人の多いところは苦手なのですが、今回桟敷席のチケットを
もらったのでよろよろ出掛けて参りました。
空気が澄んでいるのでとても晩秋の空に煙火が美しく見えましたが、
こんなに近くで見たのは初めて。
煙火の音がお腹に響いて、火の粉が頭の上に降るような感じでした。

2年前のこの煙火大会の日は“転校生 さよなら あなた”の撮影の真っ最中でした。
大林監督はこの煙火大会をご覧になったのだろうか。。。と想いをめぐらせながら。



煙火はとても写真に写すのが難しいですね。。。
写真は“ルパン3世”の音楽にのって花火が打ち出される“ミュージックスターマイン”

第103回長野えびす講煙火大会公式ホームページ ←コチラをクリック下さい☆

このブログ、映画“転校生 さよなら あなた”日記のポータルサイト、ナガブロさんがサーバー移行の為、
本日夜21時までサービスが停止されておりました。
どうぞよろしくお願い致します。  


2008年11月27日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画 大林宣彦監督 長野

「七瀬ふたたび」クライマックス間近!

今週27日(木)に第8回目を迎えるNHKドラマ8“七瀬ふたたび”。
いよいよクライマックスを間近に控えて盛り上がっていますね。



七瀬ふたたび NHK公式サイト ←こちらをクリック下さい☆

番組の評判と共に蓮佛美沙子ちゃんの人気もどんどん上がり、
いろいろな雑誌で美沙子ちゃんが登場します。

公式サイトから美沙子ちゃんの雑誌掲載情報を転記します。

11/20 「CAPA」
11/26 「週刊少年サンデー」
12/2  「SPA!」
12/4  「日経エンタテインメント!」
12/18 「プランテッド」

蓮佛美沙子ちゃんの公式サイト ←こちらをクリック下さい☆

さて、お知らせです。
このブログ、映画“転校生 さよなら あなた”日記のポータルサイト、ナガブロさんが
サーバー移行の為、今日26日の夜22時から明日27日の夜21時までサービスを
停止するそうです。
移行後システム上、しばらくはコメントは承認後、反映するように設定が
変わっております。皆さまのせっかくのコメントがすぐに読めなくなって残念ですが。。。
どうぞご了解下さいませ。

皆様、どうぞよろしくお願い致します。  


2008年11月26日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(2)映画 大林宣彦監督 長野

おのみちまちあるき。。。第3話「建物博覧会?」 後篇

駅の東側高台には林芙美子さんや大林監督の母校、
最近は「百ます計算」の陰山英男(元)校長で有名になった土堂小学校が。
ここも趣あるモダンな建物。
「転校生」や「ふたり」などに登場しましたね。



林芙美子さんは1916年両親とともに九州から尾道へやって来てこの学校へ転入しました。
お父さまが途中で何度も休んだという石段は当時のままです。



駅北口すぐ、ホームから目に入るこちらの建物(前谷眼科病院さん)も、時代を感じさせます。



住吉神社のある「住吉浜」は港の中心として長く賑わい、
土蔵造りの海産物問屋が多くありました。
近代化のなか、コンクリート造りに変身した何棟かが残っています。




時代が下って・・・大型船が着岸できる桟橋が駅の西側・西御所周辺にできると、
大きな倉庫や海運会社の建物が建てられました。
今も岸壁に残る県営上屋。




こういう建物、「○○海運」「○○郵船」というような会社によく見られますよね。



そして番外編。
この、あっさりした建物・・・歴史的建造物ではありませんが、
大林作品ファンの方は見覚えがあるのでは。
「日本殉情伝・おかしなふたり」で、金融業を営む主人公の事務所だった建物です^^。
作品では線路側は一面のガラスでした。
殴り合う三浦友和さんと永島敏行さんが体当たりして線路に面したガラス窓がガシャーンと割れていました。
駅から少し西に歩いた線路脇に今も残っています。



しげぞー  


2008年11月25日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

おのみちまちあるき。。。第3話「建物博覧会?」 前篇

駅に降り立つと千光寺山南斜面に家々が張り付く風景が目に飛び込んできます。



中世から江戸時代まで、石見銀山を含む日本海側との間の出雲街道と山陽道、
瀬戸内の海運が出会う交易の要として栄えてきた尾道、
時代ごとに文化や流行の最先端を反映した建物が数多く建てられました。

財を成した豪商たちは競って寺社に寄進し、
寺社の聖域として一般庶民が邸宅を建てることが許されなかった千光寺山の
南斜面などにもお茶屋や別荘を建てることが認められるようになり・・・。

物資と人の集まるところには繁華街ができ、お金も集まり、
「銀行」が近代かなり早い時期に設立されて石造りのモダンな店舗を構えたり、
斜面には地形を生かした風流な屋敷が建てられたりしました。

中には和室と洋間のあるハイカラな<文化住宅>も。
街を見下ろし風景の良い千光寺山南斜面は当時の高級住宅街「千光寺ヒルズ」だったのです。
最先端?の建物をいくつかご紹介しましょう。

艮神社脇にあるこちらのお屋敷、巨石を取り込んだ萱葺き屋根が印象的です。



駅北口近く、三軒家町の通称<和製ガウディハウス>も斜面ならでは。
2階の窓をあけるとすぐ路地。規格の設計図では建てられません。
現地あわせ、現物あわせ。
大工さん・職人さんのセンスとアイデア、腕の結晶です。
「転校生」「さびしんぼう」そして「ふたり」と、ロケ地めぐりの定番です。



西国寺の参道近く、「時をかける少女」の<芳山家>も手前は和風、奥は洋風な折衷型でしたね。

「ねえ、寝てたほうがいいんじゃないの?」



駅近くの海岸通り。
道路の付替や護岸整備で海は少し遠ざかりましたが、懐かしい佇まいの旅館が残っています。
1898年(!)に営業を始めた「泰平旅館」さんは今も営業中です。
この一画には懐かしい感じの旅館やホテルが数軒。
リーズナブルに宿泊可能です。夏の夕方など尾道水道を抜ける潮風、心地よいでしょうね^^。



公共の建物もモダンです。
尾道のメインストリート、本通り商店街中心にある建物は「尾道商業会議所」。
今やアーケードに組み込まれて全体が見えませんが、商業会議所創立30周年を記念して建てられ、
1971年まで使われていました。
現在建物は市立資料館となり、1階には尾道の歴史・文化的資料が展示されています。
2階には議場が残されこちらも見学可能です。
(ちなみにこの場所、江戸時代には奉行所。建物手前角に石碑が立っています^^。付近には当時の石垣も。)



後篇に続く

しげぞー  


2008年11月24日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

さまよえる大人たち アメリカンニューシネマ篇

11/22から皆のお楽しみ企画、長野松竹相生座さんの名画特集が始まりました。
今回は待望の“さまよえる大人たち アメリカンニューシネマ篇”~。
ひがしざわもアメリカンニューシネマは衝撃を受けた作品が多いので、楽しみでなりません。

以下ロキシーさんの公式サイトから一部転記させて頂きます。

相生座名画特集7 さまよえる大人たち ←こちらをクリック下さい☆

11月29日~12月19日の三週間

■イージーライダー 



1969年公開のアメリカ映画。
ピーター・フォンダとデニス・ホッパーによるアメリカン・ニューシネマの代表作。
1969年(第42回)アカデミー賞で助演男優賞と脚本賞にノミネート。
マリファナ密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで
放浪の旅に出る二人のヒッピーを描いたアメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品。

■タクシードライバー



第26回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。
大都会ニューヨークを舞台に夜の街をただ当てもなく走り続ける元海兵隊のタクシー運転手が、
腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ、逃れられない孤独感から徐々に精神を病み、
ついには自分の存在を世間に知らしめるため過激な行動に走る姿を描く。
「スコセッシ×デ・ニーロ」のゴールデンコンビを始め、当時13才のジョディ・フォスターなど
見どころ満載です。

他一本は、
■ファイブ・イージー・ピーセス

主演:ジャックニコルソン!

これらの作品をスクリーンで見れるなんて感涙です!!

話は脱線しますが、ひがしざわが愛するアメリカンニューシネマは
1969年 フランク・ペリー監督の「泳ぐ人」 ←ご興味のある方はこちらをクリック☆

ある男性が家に帰るまでの路を、高級住宅地のお屋敷のプールを泳ぎながら帰ろうと思いつく。
魅力にあふれた主人公、明るい陽光、美しいお屋敷の手入れが行き届いたプール。。。
すべてがきらめいているように見えた。しかし。。。

他にも「俺たちに明日はない」「スケアクロウ」「卒業」などなど大好きな映画がたくさんあります。
久し振りにあの熱い時代にひたってみたいと思います。  


2008年11月23日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

「私は貝になりたい」 上田ロケ地

本日、11月22日(土)全国公開される映画「私は貝になりたい」。 ←公式サイトはこちらをクリック☆

福澤克雄監督、主演は中居正広さんと仲間由紀恵さん。
1958~59年の故フランキー堺さんの主演のテレビドラマ、映画が50年の時を越えて
再び蘇りました。

この映画は今年5月に上田市でロケがありました。
上田市内の主なロケ地は、
旧西塩田小学校、浦里小学校、信州稲倉の棚田(堰免)、唐沢の滝です。
映画の公開にあわせて、上田市観光会館の2階では、
ロケに関する資料や写真の展示を行なっているそうです。
映画と合わせてお出かけ下さいませ。

信州上田フィルムコミッション 上映情報“私は貝になりたい” ←こちらをクリック下さい☆

ひがしざわが美術ボランティアとして出かけたのは旧西塩田小学校。
5月の頭のことでした。その風景をちょっとご紹介。



美術ボランティアの仕事は戦時中の建物が多くされていたように、ガラス飛散防止の為、障子紙を
ガラスに張っていく作業です。
大きな学校の校舎なので数人でやっても1日がかりの作業でした。

旧西塩田小学校は古くは、小津安二郎監督の初トーキー映画“一人息子”にもロケ地として
登場する由緒ある小学校です。



現在は使われておらず、古い大きな小学校の中は静まり返っていますが、
長い間子供達に愛された学校は大切に守られてます。

光が漏れる入口からは今にも着物を着た子供が顔を覗かせそうです。



階段は長く使い込まれた木材が黒く光っており、歩くと“キュッ、ギシッ”と音がします。
昔のガラスなので差し込む光が柔らかく屈折します。




映画のお手伝いをすると普段は入れない建物を見る事ができるのもとても楽しい経験です。
夕方間近、やっと貼り終わりました。
どのように映画に登場するか楽しみです。

  


2008年11月22日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

おのみちまちあるき。。。第2話「駅のそば。」

かつて瀬戸内海の海運で栄えた尾道、今でも定期航路がありますが、
現在一般的なアプローチは鉄道でしょう。というわけでまずは街の玄関、尾道駅から。

20数年前、初めて降り立った尾道駅ではこんな駅名標が迎えてくれました。
東隣に「東尾道」駅がなく、隣は「松永」駅でした。
(西は今も昔も「糸崎」駅。JR西日本、<岡山>支社西端です。
→尾道は広島県ですが。数駅東の「笠岡」駅から岡山県なのです。)

改札を抜けると駅前にすぐタクシー乗り場だけある小さなロータリー(歩行者スペースはほとんどなし)、
国道、バスターミナル、そして駅前桟橋(の順)でした。




駅前桟橋からは「転校生」で家出のカズミとカズオが瀬戸田行きの船に乗りましたね。




尾道駅は橋上化されることもなく、趣のある赤い屋根の平屋の駅舎が今も使われています。
IC乗車券対応の自動改札などハイテク化は進んでいますが、赤い屋根の建物は
1891年に建てられ1928年に改修された以外昔ながらの姿を保っています。

維持管理や使い勝手でご苦労はあるでしょうが、
できるだけこの建物を維持してほしいものです。
(長野も新幹線開通前は善光寺さんを思わせる荘厳な駅舎でしたね)




かつては駅の西側に操車場もあったのですが、貨物扱いがなくなり
跡地にできた広大な空き地はしまなみ海道開通に伴う再開発で
大型商業施設&マンション、ホールが建設され、
道路の付替などもあって様変わりしてしまいました・・・。
ホール「しまなみ交流館」裏手からのびるカーブした駐輪場は
海岸の県営倉庫上屋に向かう引込線の名残です。
(順番も小さなロータリー→バスターミナル→国道→駅前桟橋に^^)



静かで落ち着いた佇まいが魅力の尾道ですが、年に数回人でごったがえします。
春の桜、夏の花火そして秋のベッチャー祭り。住吉さんの花火の日は・・・。

打ち上げ前の夕方と、終了した21時過ぎの様子です。
興奮さめやらぬ見物客が、帰途につこうと駅に殺到します。
臨時列車も多数増発されますが、ホームはおろか駅前ロータリーにも入りきれず入場規制まで。
この状態が終電近くまで^^;。
(ロータリー整備後の今も溢れるのです。駅前が狭かったころはどんなだったでしょう。)




秋のベッチャー祭り。町中を練り歩く一宮神社の神輿と獅子、
ベタ・ショーキ・ソバの三怪物を囲んでご利益を求める善男善女がぞろぞろ移動します^^。



駅の「ファーストフード」といえば「駅そば」ですね。
名古屋ではきしめん、北九州ではかしわうどんなど多少アレンジはありますが、
尾道の駅にももちろんあります。



尾道といえば「尾道ラーメン」。
観光ガイド犬・ドビンちゃんも時々この前で「客待ち」しているのですよ。
(決しておねだりではありません(笑))ほら・・・。



「そろそろ来ると思ってたわ。」あ・・・やはり見つかってしまいました。お供いたします。

しげぞー  


2008年11月21日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

こまちゃんの日

11/15(土)のみすずかるしなのNAGANO映画祭上映のこま撮りアニメ「こまねこ」。
合わせて実施頂いた“まちカフェ こまねこ編”。

その様子を合田監督をはじめ、いろいろな方がブログに書いて下さいました。

まずは合田経郎監督のブログ
ごーだのらくがきつうしん “長野に行きました。” ←こちらをクリックして下さい☆

こま撮りえいが「こまねこ」公式ブログ “みすずかるしなのNAGANO映画祭”。 ←こちらをクリックして下さい☆ 

まちカフェネット “こまちゃんが!” ←こちらをクリックして下さい☆

皆様から映画祭実行委員への温かいメッセージを頂きました。
ありがとうございました。
とても、とても嬉しいです。

何と言っても大好きな長野ロキシーさんで上映したのが一番嬉しいです。
合田監督もとてもロキシーさんを気に入って下さいました。
ご協力頂いたロキシーのタガミさま。
とてもお世話になり誠にありがとうございました。

合田監督もお忙しいなか、快く多くの方にサイン下さり来場された皆様のいい記念になったと思います。
まちカフェの皆さんもありがとうございました。こまちゃんのように温かくて楽しい会でした。

ロキシーさんの売店もこまちゃんがいっぱい!の日でしたね。



合田監督の“また長野に呼んでください”のメッセージを果たすべく、
まだまだ頑張ります。
  


2008年11月20日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(5)みすずかるしなのNAGANO映画祭

「その日のまえに」サウンドトラックアルバム 

現在首都圏等で好評上映中の大林宣彦監督の新作“その日のまえに”。

長野市でも長野松竹相生座・ロキシーさんが上映館ですが、
来年2009年1/31~公開と決まったようです。
    
その日のまえに 劇場情報 ←こちらをクリック☆

あと約2カ月余。待ち遠しい日々が続きます。

そして「その日のまえに」サウンドトラックアルバム PC配信中ということでご紹介致します。
以下公式サイトから転記致します。



clammbon(クラムボン)が歌う主題歌「永訣の朝 抄」含む全14曲が、
現在下記の各サイトにて、絶賛配信中です!     

    iTunes Store 
    mora
    Musico
    OnGen
    Listen Japan 

ご注意)iTunes StoreのURLでは直接ダウンロードはできません。
掲載URLからiTunesのソフトをパソコンにダウンロードしていただく必要がございます。
予めご了承下さい。

映画を彩る繊細で美しい楽曲は、これから映画をご覧いただく方や、
原作のファンの方にもおすすめです。是非チェックしてみてください。

clammbon オフィシャルWEBサイト ←こちらをクリック☆

ひがしざわが映画“その日のまえに”にエキストラ参加したときはこの歌が流れているシーンでした。
美しい歌声が夜空が溶け込んでいき、星がきらきらしていたのを思い出します。  


2008年11月19日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(2)映画関連

映画祭御礼

11/14~16の<みすずかるしなのNAGANO>映画祭へのご来場
誠にありがとうございました。
14日、15日とお天気に恵まれ、16日も何とか小雨のぱらつき程度でおさまり、
多くのお客様にご来場頂きました。



ひがしざわも念願のこま撮りえいが“こまねこ”を上映することが出来、
あわせてながのまちづくりカフェさんとのコラボ企画“まちカフェこまねこ編”を実施して、
合田監督とお話しながら新そばを食べたり、“転校生 さよなら あなた”のロケ地もちょっと
ご案内することができました。

まちカフェのスタッフの皆様&ご参加下さった皆様、ありがとうございました。



ひがしざわの心に残る楽しい日でした。

そしていよいよ来週は群馬県中之条町の伊参(いさま)スタジオ映画祭。
大林宣彦監督がゲストでお見えになり、“転校生 さよなら あなた”が上映されます。
そして、何と主人公の“一夫&カズミ”役の森田直幸くんも来祭されます。



伊参(いさま)スタジオ映画祭 Official Web Site ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

また伊参スタジオ映画祭でお会いしましょう!  


2008年11月18日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)みすずかるしなのNAGANO映画祭

おのみちまちあるき。。。第1話「山の尾の道。」

当ブログのテーマの1つが「まちあるき」。
その一環、いわば外伝として、今日から何回か、『転校生』つながり、
そして大林監督のふるさとである尾道のまちを歩いていてふと目にとまった、
小さな出来事や面白いものを題材に、つれづれなるままご紹介いたします。

小生にとっての初尾道は20年くらい前、大林映画の「ロケ地めぐり」でした。
数々の映画とともに、尾道訪問も回数を重ね、
スクリーンで目にした風景を求めて路地から路地へと歩き回りました。
地元の方々にも顔見知りが増え、「観光客」なのに地元の方を案内したこともありました(笑)。
そしてついには「あの」ワンコとの出会い。。。(訪問回数は50回をとうに超えています^^;)

青春時代、尾道で暮らした女流作家・林芙美子さんの「放浪記」に、こんな一説があります。

「海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい。
汽車が尾道の海へさしかかると、煤けた小さい町の屋根が提灯のように拡がって来る…」

これは山陽本線を東から尾道に向かう時の風景。尾道大橋をくぐり線路が左にカーブすると、
細長い尾道水道ごしに沿いに尾道市街が見えてきます。
小生も、いつもこの瞬間、帰郷したように「ああ・・・(帰って)きた・・・」とジーンとします。



「転校生 さよならあなた」の最後、アケミがたたずんでいた突堤も、
まさに尾道大橋の下でしたね。かなたに、尾道市街が見えています。



「動物の尾のような細長い道」が地名の由来といわれる尾道。
平安末期、後白河院の荘園米を積み出す港となったのが起源。
瀬戸内を行き来する船の寄港地としても繁栄し、多くの豪商が神社仏閣を寄進しました。
海の近くまで山が迫り、とても幅の狭い平地や山の斜面に家々がしがみついているような街です。
その、平地と山の境界線を、線路と、国道2号線が入ってゆきます。



これは千光寺山中腹からのスナップ。なんとも尾道らしい風景です。



朝など、天寧寺三重塔上までのぼると、朝日できらめく海が、なんともキレイです。

そこでもう1枚。いかがですか?
ん?似ているような、どこか違うような・・・。



実はこの写真尾道ではなく「長崎」です。
坂本龍馬が作った亀山社中跡の上にある展望台からの風景です。
初めてこの場所に行った時、思わず口走ってしまいました。
「うわー、尾道にそっくり!」と。街の大きさやメジャー度合いからすると全国的には、
尾道に来て「うわー、長崎にそっくり!」というのでしょうね(笑)。

市街地を通り、電車は尾道駅に滑り込みます。
プラットホームはとても長く10数両にも対応可能です。
今でこそ普段は3~6両編成の電車でいささかもったいない感じですが、
唯一残った寝台特急「富士」「はやぶさ」(14両)が今も尾道駅に停車しています。(上りのみ)

では、次回から、駅を出て、まちあるきをはじめましょう。



しげぞー  


2008年11月17日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(3)おのみちまちあるき

おかえり。“転校生 さよなら あなた”

昨日の長野ロキシー様での<みすずかるしなのNAGANO映画祭>に多くのお客様にご来場頂き
誠にありがとうございました。

こま撮り映画“こまねこ”の合田監督、前坂さん、まちカフェの皆さん、
“東京アリラン”の朴監督、
“TAIZO”の中島監督、赤津さん、信濃むつみ高校の皆さん、
“不如帰”の池田さん、弁士の桜井さん、
“夕焼け小焼けで。。。石の鐘のこだまは”の狭間さん、和田さん、“黒の四球”の倉石さんと
華やかなゲストの登場で長野ロキシーさんは終日歓声に包まれました。

本日は3館目の長野千石劇場さんにて、
“笛吹川”大嶋監督をお迎えして“凍える鏡”、
“12人の優しい日本人、そして約1年ぶりに
“転校生 さよなら あなた”がスクリーンに帰ってきます。

“七瀬ふたたび”の蓮佛美沙子ちゃん人気でまた初めて“転校生 さよなら あなた”を
ご覧になる方がいることでしょう。
いつまでも長野市で大事に上映される映画として、心をこめて“おかえり”と
スクリーンにそっとつぶやきたいと思います。

皆様も是非“おかえり”を言いに足をお運び下さいませ。

11/16(日) 17:30~ 長野千石劇場さまにて


2008年 第5回 みすずかるしなのNAGANO映画祭スケジュール ←こちらをクリック☆

そして、明日からしげぞーさまによる新シリーズ記事、“尾道まちあるき”が登場します。
大林監督のふるさと、尾道の“まち”を記録するシリーズです。
長く尾道に通っているしげぞーさまならではの尾道の風景や多種多様の“まちのかたち”が
記されます。

どうぞお楽しみに。
  


2008年11月16日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(6)みすずかるしなのNAGANO映画祭

ようこそ、映画祭へ。

昨日は前夜祭に多くのお客様がお見え頂き、ありがとうございました。
新海監督とも無事に電話がつながり、多くの方とお話して頂きました。

今日も映画祭スタッフは朝8時に会場の
長野ロキシーさんへ集合し、皆様が映画祭を楽しんで頂けるよう頑張って準備します。

今年も映画祭広場としてロキシーさんの前庭で
クレープの移動販売、去年“のぶひこパン”でご協力頂いたパニーニさんによる
パンやコーヒー、焼いもの販売等を予定しております。
明日は千石劇場前にてながの映画祭名物、“転校生 さよなら あなた”のロケ地の
“門前農館もんぜんのやかた”さんによるおやきも販売する予定です。
及び千石劇場さんによる売店も出店の予定でございます。

暖かくして皆様、いらっしゃって下さいね。
くれぐれもお風邪などひかないように。

今日は各映画にすべてゲストが登場します。
どの映画を見ても普段の上映とはちょっと違う映画祭ならではの
華やかな時間をお楽しみ頂けます。

まずは朝一番、こまねこのこまちゃんに会いに来てくださいね。

心がほっかほっかになって皆の笑顔が輝く映画です。


(C)TYO/dwarf.こまねこフィルムパートナーズ


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2008年11月15日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)みすずかるしなのNAGANO映画祭

いよいよ映画祭開幕!

本日はみすずかるしなのNAGANO映画祭前夜祭です。
夕方18:30分から長野グランドシネマズさんにて
“秒速5センチメートル”の上映を致します。
新海誠監督より上映後にロンドンから肉声でメッセージが届きます。
お見逃しなく。

今日はもう一つ11/16日(日)の長野千石劇場にて上映の
“凍える鏡”をご紹介します。

長野市豊野でロケされたこの映画、いよいよ長野の映画館にて凱旋上映です。

幼稚園のシーン等ロケで出演されたエキストラさんが大嶋拓監督より招待されており、
監督よりプレゼントを渡されるそうです。
大嶋監督の暖かい心遣いはとても素晴らしいです。

大女優渡辺美佐子さんの重厚な演技が印象的で、
人気急上昇の田中圭さんが出演されてます。
<現代の家族>に鋭く切り込んだ問題作。
北信濃の風景とともに心に残る映画です。

上映後大嶋監督によるトークショーがございます。
どうぞ皆様、お見逃しなく。



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2008年11月14日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(6)みすずかるしなのNAGANO映画祭

笛吹川

木下恵介監督の不朽の名作1960年の“笛吹川”。

木下監督は長野市若穂の千曲川と北アルプスを展望する風景を愛して
約50年前にロケをされたのが今回上映の“笛吹川”です。
映画の中の設定では甲斐の国の笛吹川でしたが、千曲川にかかる
そのころ木の橋だった“関崎橋”が舞台となりました。

映画上映前に江守代表が編集したロケ地を訪ねる映像が流れます。
こちらは映画祭以外で見る事ができない貴重な資料も含めた映像です。

11/16(日) 長野千石劇場さまにて 10時~


そしてもう一つ情報です。
映画祭に先駆ける15日に若穂地区住民自治協議会さんの主催で
“笛吹川”と、同じ若穂地区ロケ作品の“野菊の如き君なりき”の2本が若穂支所で上映されます。

こちらは撮影時に休憩所としてロケ隊に自宅を提供した武内功さんに当時のエピソードを
語って頂き、思い出の品々の展示もあるそうです。

問い合わせは若穂地区住民自治協議会さん TEL026-282-2400まで。

どちらも木下監督ファンには楽しみですね。

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2008年11月13日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)みすずかるしなのNAGANO映画祭

新海誠監督のメッセージ!

かつてこのブログで募集したみすずかるしなのNAGANO映画祭の前夜祭上映作品
“秒速5センチメートル”の新海誠監督を長野に呼ぼう!という企画。

いよいよ今週金曜日に上映を控え、どのようになっているか
皆様興味しんしんのことと思います。

イギリスはロンドンに在住の監督、現在のところは日本へ
帰国することは難しいとの最初のお返事。

しかし“新海誠監督を呼ぼう”と働きかけていた信濃むつみ高校の生徒さんは
あきらめず、ねばり強く交渉し、最後には単身東京の新海監督の事務所さんを
訪ねたのです!!

何と言う実行力と行動力。
大人の私達の身の重さを軽々と飛び越えていきました。

新海監督は仕事の都合で今回どうしても来祭はかないませんでしたが、
映画終了後、何かが起こります!!

イギリス⇔日本間のスカイプでのインターネット同時中継も企画したのですが、
イギリスの通信状況が不安定で難しいようなので、代わりに
監督とその場で電話がつながり、むつみ高校の高校生さんとの会話を交えながら、
肉声による映画祭へのメッセージが届くと思います。

どうぞご期待ください。

11/14(金) 長野グランドシネマズさん 18:30分~
 


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2008年11月12日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)みすずかるしなのNAGANO映画祭

黒の死球

今回みすずかるしなのNAGANO映画祭で上映する
“黒の死球”は必見です!

黒澤明監督と脚本で組んだ1962年大映の“殺陣師段平”や
美空ひばりさんの映画で有名な1940年代~60年代に活躍した
長野市出身の瑞穂春海監督の昭和37年の長野ロケ作品です。
その頃の昭和の長野駅前(懐かしい仏舎型駅舎もスクリーンに蘇ります)の風景や
長野市の生んだスター倉石功さんが活躍するスリリングな推理劇です。

二線路通り等も登場します。そのころの路地はどうなっていたのでしょうか?
路地ファンの皆様、お見逃しなく。

この作品はDVD化されておらず、普段家庭で見ることができません。
ましてやスクリーンでの上映はたいへん珍しいです。
今回古いフィルムを借りてきていろいろな方のお力を借りて上映するはこびとなりました。



上映後、主役の倉石功さんのトークショーもあります。
倉石さんは来年1月に控えている舞台の稽古の忙しい合間を縫ってご来場いただけることになりました。



11/15日 長野ロキシーさん 19時~

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どうぞお出かけ下さいませ。  


2008年11月11日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)みすずかるしなのNAGANO映画祭