尾道転校生上映!

平成20年度優秀映画鑑賞推進事業の
須坂メセナ名作映画館は ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
~80年代の名作日本映画特集~ということで、3/1(日)に
1982年の大林宣彦監督の「転校生」が上映されます。
NAGANO映画祭以来約2年ぶりにスクリーンに戻ってきました。
まだご覧になっていない方はこの機会に是非。

他の上映作品は
2/28
「花いちもんめ」 1985年 監督:伊藤俊也
「夢千代日記」 1985年 監督:浦山桐郎

3/1
「遠雷」 1981年 監督:根岸吉太郎

映画の上映以外にも
2/28日(土)15:20~
ニッポン放送アナウンサー齋藤安弘さんをお迎えして
トークショー 「アンコーさんの だから映画は面白い!」
オールナイトニッポン初代パーソナリティ“アンコーさん”こと
齋藤安弘さんが、映画の魅力を語り、
同じく会場では名作映画資料館として懐かしい名作映画のポスターが多数展示されるそうです。
どうぞお出かけ下さい。


3/1 13:00~14:53「転校生」

もう一つ上田フィルムコミッション様から上田ロケ作品のNHKドラマの放映のお知らせです。

-NHKドラマスペシャル『白洲次郎』の放映日が決まりましたので、
お伝えいたします。
昨年8月に上田でロケが行われた際にはエキストラの皆様にも
多数ご協力をいただき、ありがとうございました。
是非ご覧ください。

NHKドラマスペシャル『白洲次郎』
NHK総合 夜9時START

第1回 カントリージェントルマンへの道
 2009年2月28日(土)
第2回 1945年のクリスマス
 2009年3月7日(土)
最終回 ラスプーチンの涙
 (放映日未定)

【出演】伊勢谷友介、中谷美紀、奥田瑛二、原田美枝子、
市川亀治郎、岸辺一徳、原田芳雄 他

【上田市内のロケ地】信州大学繊維学部

NHKドラマスペシャル『白洲次郎』公式サイト ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
  


2009年02月28日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

七瀬の土地を訪ねて① ~しなの鉄道~ 後篇

さて、崖崩れの難を逃れた七瀬たちが降りていった改札口と駅舎は、
ふたたび前述の大屋駅に戻ります。
ドラマでは別々に見える、乗った駅と降りた駅舎が、実は一緒なんですね。
まさに映像のマジック!

乗った場面は向かって左からのアングルでしたが、
駅を出てタクシーに乗り込む場面は駅舎の右側から撮影されているようです。
ドラマでは夜中で雨のシーンのタクシー越しでしたので、
ほとんど駅舎は映っていなかったですが。


(大屋駅改札口)


(タクシー乗り場方向から大屋駅舎を臨む)

さて、しなの鉄道線(旧信越本線)は、
元々高崎から長野を経由し新潟までを一本で結ぶ大路線でしたが、
平成9年北陸(長野)新幹線の開業により、
横川~軽井沢間が廃線となりました。


(北陸新幹線を右手に見て)

碓氷峠越えと言えば、かつては急勾配のため一般車両は登ることができず、
横川駅でL特急あさま号にEF63形電気機関車を
補助機関車として2両連結し、重連で登坂していく姿は、
鉄道の名シーンのひとつでした。
かつてどこまでも続いていた線路は途切れ、いまは誰も通ることがなくなったその先には、
静かに車止めが置かれています。



【しなの鉄道】
長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢駅から小諸~上田を経て
長野県長野市の篠ノ井駅までを結ぶ第三セクターの鉄道路線。
平成8年5月北陸(長野)新幹線の開業の際に
東日本旅客鉄道(JR東日本)から経営移管されることとなった
信越本線の軽井沢駅~篠ノ井駅間を運営する会社として設立され、
平成9年10月この区間は、しなの鉄道線となった。
信越本線自体の歴史は古く、同区間は明治21年には開通している。
総営業キロは、65.1kmで18駅。車両は115系11編成、169系4編成を保有している。
全線電化(直流)・複線である。


さて、今日2月27日は…

蓮佛美沙子さん、18回目の誕生日おめでとう☆

高校卒業も決まり、一歩一歩大人へと近づいていく蓮ちゃん。
夢や想いは、きっと未来とつながっている。
18歳の蓮ちゃんも、たっくさんの大切なものと出逢えますように…

りょう  


2009年02月27日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)未来に紡ぐ

七瀬の土地を訪ねて① ~しなの鉄道~ 中篇

七瀬が赤い傘を差して電車を待っていたホームは、
同じく大屋駅の長野行き方面のホームです。
昼間の写真なので目立ちませんが、左後方の鉄道信号と踏切の警告灯が
目印になります。




(軽井沢方面行きホームから同所撮影。カラフルなベンチが印象的)

大屋駅は明治29年1月20日に日本で初めて地元請願によって設置された駅です。
平成19年には、経済産業省「近代化産業遺産」に認定されました。


(待合室にある大きな古時計。
大正11年11月から現在に至るまで、正確に時を刻み続けています。)

恒介「…違う、この電車じゃない」
「…あの電車だ」

ドラマの時系列でいくと続いて登場するシーンが、
恒介が刑事2人をまいて七瀬たちの乗る電車に乗り換えたホーム。
こちらは、しなの鉄道線の終着駅「軽井沢駅」で撮影されています。


(電車の入線シーン。コカコーラの赤い自販機が目印となります。)


(まかれた刑事二人が電車を前に地団太を踏むシーン。
ホーム床のタイルの目地に特徴があります。
柱の禁煙マークも目印になりますね。)

続いて、土砂崩れの直前に3人が降りた駅も、
同じく軽井沢駅で撮影されています。



恒介「降りよう。この電車は次の駅を出たらすぐに事故に遭う」
七瀬「ちょっと待って下さい」
恒介「誰も信じない」
七瀬「でも…」

「私、崖崩れが怖くて…」と他の乗客に一緒に降りるよう懸命に説得する七瀬。

七瀬たち3人が降車した場面、雨に打たれながら事故にあった人たちの
阿鼻叫喚の声の衝撃に苦しむ3人。
この趣ある古びたホームは、いまは廃線となった旧・横川駅側の
普段は使用されていないホーム部分に特別に電車を止めて撮影されています。


(入線時のアングル)


(間一髪! 七瀬と恒介が閉まりかけた電車の扉から飛び降りたアングル)

七瀬「朗くん!」
恒介「…この駅で降りるのは、俺と、キミと、あの子だけだ」


(電車を降りた朗が駈けて来た方向)

朗「…たくさん死んだんだよね」
七瀬「…私たち、見殺しにしたんだ」


続く
りょう  


2009年02月26日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(5)未来に紡ぐ

七瀬の土地を訪ねて① ~しなの鉄道~ 前篇

昨年10月から全10話放送された蓮佛美沙子さん主演の
『NHKドラマ8・七瀬ふたたび』。
筒井康隆さんの同名小説を原作とし、“未知能力”の意味とは-
川井憲次さんの素敵な音楽と相まって、衝撃の最終回では
「人が真剣に人と向かい合ったとき、そこには信頼が生まれる」。
人が信じあい、支えあうことの大切さを私たちに伝えてくれましたね。
3月18日には、早くもDVD-BOXが発売される予定です。

ドラマが終わってから少し時間も経ったので、
今日からゆっくりと気ままに不定期で『七瀬ふたたび』の舞台を紹介させていただきます。
何回続けられるかわかりませんが、お付き合いどうぞよろしくお願いいたします。
なお、ロケ地に関してはりょうの思い込みも多分にありますので、
間違い等がありましたら、どんどんご指摘をいただければ幸いです。

それでは、「NHKドラマ8・七瀬ふたたびの土地を訪ねて」ロケ地めぐりの旅は、
蓮佛さん初主演映画『転校生さよならあなた』の舞台にもなった
長野県を走る『しなの鉄道』からスタートしたいと思います。
劇中では、第1回「そして扉がひらく」・第2回「危険な力」で
主人公・火田七瀬が父の足跡をたどる旅の中で、登場しました。
七瀬・恒介・朗の3人が最初に出会う重要な場面です。
ワインレッドにグレーのラインの入ったカラーリングが印象的な電車でしたね。
ドラマでは海沿いを走る路線の設定になっていましたが、
長野にはもちろん海はありませんから、
実際の『しなの鉄道線』は山の里を走る電車です。



しなの鉄道の車両たち。向かって左が169系、右が115系。
ドラマでは、3つ扉の115系が使用されていました。


(115系車内)

車体側面の「SHINANO RAILWAY」のシンボルマーク。
劇中では「MEIKAI RAILWAY」に貼りかえられていました。



ドラマでは、崖崩れの事故に遭ってしまう縁起の悪い電車の設定なので
(実際はその前に運行を休止しますからね)、
イメージを損なわないような配慮でしょうか、「しなの鉄道」の文字は
劇中やエンドロールでも一切出てきません。

劇中、海からの帰り道、七瀬が乗車した荒瀬海岸駅。
こちらはしなの鉄道線の大屋駅になります。


(しなの鉄道線・大屋駅舎)

ドラマと同じアングルだと、こんな感じですね。



続く

りょう  


2009年02月25日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)未来に紡ぐ

おのみちまちあるき。。。第19話「井戸がたくさん。」 後篇

かつて海に突き出ていた丹花(鼻)山跡の通称「丹花小路」、
石の常夜灯脇や、線路脇の狭い道端にも井戸が残ります。




同じく国道の長江口近くにも水神様が祀られていますから、かつて井戸が?



天寧寺、光明寺、慈観寺・・・お寺の境内にももちろん井戸があります。





井戸脇には水神様や弁天様、お地蔵様が祀られています。
「命の水」。
上水道整備で蛇口を開けば当然のようにキレイな水の出る時代と違い、
水への感謝が人々の間に存在していた証拠ですね。

坂の中腹や山麓にも多数見られます。「町を歩けば井戸にあたる」という感じです。




坂の町ならではの「二階井戸」というものが持光寺前にあります。
(二階井戸については後日また^^)



しげぞー  


2009年02月24日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

おのみちまちあるき。。。第19話「井戸がたくさん。」 前篇

尾道の町の背後に広がる山には、千光寺山の玉の岩、ぽんぽん岩、八畳岩、
西国寺山のタンク岩、浄土寺山の不動岩など数多くの巨石が見られます。

これらは良質の花崗岩で、大阪城築城時切り出されたと言われるくさびの跡が
残る岩も浄土寺の山頂上付近にあります。
奥の院手前、登山道の階段に残るくさび跡。
コンクリートでなく石を削って階段にしているのですね。



そういった地質の中を通って良質の水が湧いています。
山麓ばかりでなく、山腹や山頂近く、寺社の境内などに数多く井戸が残っています。
これは山全体、表層からさほど深くないところに
花崗岩の層があることを意味しています。
(でなければ、どんどんしみこみ山麓しか湧かないはず^^)

千光寺山八合目付近、「中村憲吉(アララギ派の歌人です)終焉の家」
敷地内にも井戸があります。
竹の覆いから中を覗くと水面はすぐそこ。
これも山の地表近くに花崗岩の岩盤がある証拠です。
(松山城や姫路城など高台の井戸は水面がずっと下なのと対照的です)




衛生面などから飲用に適した井戸は限られてきましたが、水尾町の水尾井は、
まろやかでお茶に最適といわれて大事にされていますし、岩の中の鉱物成分
が溶け込み、ちょっとしたミネラルウォーターになっているところもあります。
防地口正念寺の「延命井」や浄土寺境内の「観音霊水」もおいしいですよ。





先回ご紹介した防地口の「ど根性カエデ」井戸をはじめ、
八坂神社・かんざし灯籠の井戸や尾崎の「フレンド」さん裏の井戸・・・




出雲街道の道標脇、新開の四つ角の二つ井戸、御袖天満宮参道の両側。






続く

しげぞー  


2009年02月23日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(1)おのみちまちあるき

話題の本2冊発売

信濃毎日新聞社さんより、2冊話題の本が出版されます。

まずは信濃毎日新聞社編集局編
「信州映画人の贈り物 魂の表現者たち」
信毎の本オンラインショップ ←ご注文等はこちらをクリック下さい☆ 

「黒部の太陽」の熊井啓監督(松本市)、「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督(松本市)、
「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督(松本市)ら、信州出身の8人の監督が
映画を通してさまざまな思いを綴ります。


もう一冊は長野市出身の脚本家、小林雄次さん著の
「脚本家という生き方」
信毎の本オンラインショップ ←ご注文等はこちらをクリック下さい☆ 
このブログでも何回かご紹介させて頂いた気鋭の脚本家“小林雄次”さんの
書き下ろしエッセイです。

“脚本家ってどんな仕事?どうすればなれるの?”ととても興味のある内容です。
ひがしざわはさっそく注文させて頂きました。
どちらも手元に届くのが楽しみです。

  


2009年02月22日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画 大林宣彦監督 長野

追悼上映:名優 緒形拳特集

長野相生座さんにて、本日から映画ファン期待の企画、
相生座名画特集9 追悼上映:名優 緒形拳特集 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
が始まりました!

上映作品は
2月21日~27日 「楢山節考」 (今村昌平監督作品)
2月28日~3月6日 「鬼畜」 (野村芳太郎監督作品)
3月7日~3月13日 「復讐するは我にあり」 (今村昌平監督作品)
3月14日~3月20日 「魚影の群れ」 (相米慎二監督作品)

スクリーンでは元気な緒形拳さんと再会できますが、
やっぱり寂しいですね。。。

今回の名画特集では上映されませんが、2006年公開・
東京国際映画祭2006 ある視点部門出品作品
モントリオール国際映画祭2006 ワールドコンペティション部門グランプリ受賞
奥田瑛二監督、緒形拳さん主演の「長い散歩」は
美術監督が「転校生 さよなら あなた」と同じ竹内公一さんだったこともあり、
何か親しいものを感じておりました。

「楢山節考」は長野県上田市ロケ作品でもあります。
どうぞお見逃しなく。


(C)東映 2月21日~27日 「楢山節考」   


2009年02月21日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

おのみちまちあるき。。。第18話「防地口にて。」

日本全国、地名にはそれぞれいわれがあるものです。

商店街の東端、山陽道が国道と合流する交差点付近を「防地口」といいます。
防地(ぼうじ)川(今は暗渠となり地表からは見られなくなってしまいました)
の河口がこのあたりだったので、この名がつきました。
川自体は舗装道路の下に健在で、
海岸通りのつきあたりにある水門から尾道水道に流れ込んでいます。
近くには、これまた海側に向いた弁才天が祭られています。




防地口交差点には、高いコンクリート壁に囲まれた一画がありました。
裏側には豊かな緑が見えます。
(そして壁の左奥にみえる建物が、時々記事をご紹介する尾道の
地元新聞社「山陽日日新聞社」さんです)
コンクリート壁が延々続く様子が印象的でしたが内側は鉄筋でなく昔のレンガ積み。
塀の中には・・・?



ここは豪商が建てた庭園でした。
2006年、隣接地にお住まいの所有者の方から敷地が市に移管され、
茶室や池も極力原状回復させ、かつての姿を彷彿させる姿で
「爽籟軒」庭園として公開すべく整備されました。
コンクリート塀も撤去され、外側からも庭園が観られるよう「和風」に。




庭園には「潮の干満で満ち引きする池」がありました。
改修も本当は防地川とつなぎ、川を介して潮の干満を利用したかったようですが、
暗渠の防地川には下水も流れ、悪臭公害等の原因になるとして断念し、
雨水管とつなぐことに変更。
由緒ある池の本来の機能は失われますが、
江戸時代と今では川や尾道水道の環境が違いますから仕方がないですね^^;。
庭園には池のほかにお茶室や待合が建てられ、無料で入場できます。

以下、聞きかじりですが・・・^^;
茶室の様式は主流の「燕庵」様式ではなく、
日本に数例しかない「待庵式」と呼ばれるもので、国宝として京・山崎に現存するものを
コピーした貴重なものではないかとのことです。

庭園の壁はすっかり作り変えられましたが、
山陽日日新聞社さんの左にほんのわずか残っています。
これ自体も貴重な遺構です。
また、防地口交差点周辺の整備工事に伴って、
道の下から防地川が久々に顔を覗かせました。
川は生きています。




近辺には他にもユニークな風景が見られます。まずはこれ。
舞台や映画の書き割りセットではありません。
スリムな方でないと暮らせませんね^^;。
(右側が昔からの道、後からそれと無関係にできた左の国道に挟まれ、
こうなってしまったのでしょうか。)



そして・・・交差点の角、タバコ屋さんと自転車屋さんの間にあった井戸。
井戸そのものは普通の円筒形?ですが、問題はそこからのびている1本のカエデの木。
周りは完全にコンクリートやアスファルトで固められているのですが、
元気にたくましく生き続けています。
井戸がありますから地下に豊富な水脈があるのは確かですが、
このけなげさ、思わず、「ど根性カエデっ!」と声をかけたくなります^^。




2008年・・・井戸は残ったものの、タバコ屋さんは交差点整備でなくなりました。。。



しげぞー  


2009年02月20日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

熱い思いのヒトに出会えるまち ~石堂町界隈~ 後篇

次は老舗の洋服の生地専門店“こうむら”さんへ。
洋裁をされる方のサロンになっているそう。
訪れたお客さん同士が仲良くなって、地下の売場では漬物を持ち寄って、
洋裁のデザインの相談をしあったり、いろいろな四方山話が花開いています。



こうむらさんもお客様との話をより楽しくするべく、グルメ情報の収集にいそしんでいるそう。
「あの店が美味しいって話はどんな人も嫌がらないし、盛り上がるからね。」と
「商売より人と人を繋ぎ、人との出合いを大切にするハードよりソフトのまちづくりがしたい。」
とまたまた熱く語って頂きました。
このまちの守り人さん達は皆さん、熱くて頼りになる方ばかりです。

次々と素敵なまちの方達と出合うのでタイムキーパーの職務をなかなか果たせません。

町中のお酒屋さん、中村酒店さん。
こちらではお店の隅に立ち飲みでさっと飲めるスペースがあります。
知る人ぞ知る勤め人の憩いの場になっているそうです。
この日も参加者さんはさっそくビールを買ったりして、乾杯!



タイムキーパーを泣かせます(笑)



日本酒のポスターが味わい深いです。

「もう町のまん中でこんな風に駐車場もない酒屋としてやっていけるのは自分の代だけだろう。
酒屋同士で田んぼを借りて米を作り、
米作りからこだわった美味しい日本酒“風の露”を作っている。
どこでもお酒が買える世の中になったが日本酒の専門家として
日本酒の文化を語り継いでいきたい。」
とお話され、お店の前には発泡スチロールの箱で作られた「ミニ田んぼ」が
稲刈りを済ませて置いてありました。



お店の前の水路のふたをちょっと開けたら、ホタルが戻ってきたそうです。
夏はビール片手にミニ田んぼの稲の上を飛ぶ蛍を見られそうですね。
今回もまちの中の疎水を取り戻したいねという声が飛び交いました。

美容室フレアさんへ。
ビルに囲まれた中に緑がたっぷりでオアシスのよう。
フレアの“言霊黒板”が通った方に優しいメッセージを贈ってくれます。



オーナーの高橋さんは、介護者の方の為のカット講習会等を開かれたりして、
ボランティア活動やまちづくり活動に積極的に関わっていらっしゃいます。
この日もお休みのところ、わざわざ開けて下さり、お店を暖かくして
優しい笑顔で私たちを出迎えて下さいました。

どのお店の方も誇りを持ち、真摯にまちづくりに取り組んでいらっしゃいます。

企画段階から参加させて頂きましたが、市ポラのスタッフさん達は
最初お店選びに苦労されてましたが、
ふたを開けてみたら素敵な方達とたくさん出会えたました。

そして近所の銭湯、“アルプス温泉”を見学しながら帰途へ。



西光寺のご住職さんのありがたいお話を聞いて、
延藤先生がまたばっちりのまとめをして下さいました。




たくさんの賢いくらしとまちの宝物(宝人?)を発見しました。

そして、3/8(日)にこの縁側大学のまとめ
出番!看板!太鼓判! まちの縁側だよ 全員集合” ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
-目指せ! 地域にまちの縁側 5,000ケ所-が
緑町の市役所そばの長野市ふれあい福祉センターさんにて10時から16時まで開かれます。
またまた沢山の素敵な人に出会えます。
是非お出かけ下さいね!  


2009年02月19日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

熱い思いのヒトに出会えるまち ~石堂町界隈~ 前篇

長野市社会福祉協議会様、長野市ポランティアセンター様が実施していらっしゃる
“まちの縁側大楽えんがわだいがく”。
今回のレポは昨秋行われた第3回目。



長野市玄関口の長野駅に近い石堂町界隈篇です。
この回は私ひがしざわも進行のお手伝いのタイムキーパー役としてスタッフ参加。
時間に追われてハラハラ致しました。

まずは、刈萱山西光寺様にて、奥様の絵解きからスタート。
凛とした張りのあるお声の絵解きで、長く伝えられたお寺の縁起への理解が深まりました。



そして恒例の延藤先生の幻燈会(げんトーク)が始まり、
自分たちの目指す“まちづくり”を共有します。

そしてひがしざわは進行表と時計を握り締めて、夜の石堂町へと飛び出します。
石堂町は今までの善光寺さんの近くの町とは違い、テナントビルが多く住民の方が少ない商業の町。
若者向けの美容院や洋服のショップが多く、先端をいくまちでもあります。

1軒目、喫茶店の「山と渓谷」さん。
昭和20年開業の前身「はとや食堂」から続く老舗です。
石堂町の変遷をいろいろ伺いました。



カフェのチェーン店舗が増えるなか、昔から変わらないまちなかの喫茶店です。
仕事帰りに寄っておしゃべりして家に帰るまでのちょっと一息にぴったりです。
年配の方やまちの方が多く集えるようにと、絵手紙教室を開いたりして
懐かしさを感じる居心地のいい空間造りに取り組まれてます。
喫茶店ですが、名物は店主青山さんが打つ“手打ちそば”。

でも、タイムキーパーの悲しさ。いつまでもお話を聞いていたいのをぐっと我慢して
次のお店へ向かいます。

こちらも老舗の「青山文具店」さん。



まちの守り人として<文具なら青山さん>と多くの方に信頼されてます。
テナントビルの4階から現在の路面店へ移っていらっしゃり、
改めて人と人をつなぐ「まちづくり」への決意を新たにされてました。

「美容室ルーシー」さん。



長野のまちが大好きだから、住んでる人をもっともっと綺麗にしたい!素敵にしたい!
と熱く語って頂きました。

入口にはフライヤーやいろいろなチラシが置いてあり情報交換の場でもあります。
若くて元気な店主さん達が肩ひじ張らない自分のやり方でまちづくりをしていけば
石堂町はどんどん素敵なまちになっていきそうです。
仕事に打ち込むオーナーさん&スタッフさんの自信にあふれた元気な笑顔が素敵でした。

後編に続く  


2009年02月18日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(9)まち巡り

映画『ゼロの焦点』のエキストラ募集



3月末に上田で撮影される
犬童一心監督の松本清張生誕100年記念映画『ゼロの焦点』のエキストラ募集です。
出演は広末涼子さん、中谷美紀さん、木村多江さん、西島秀俊さん、鹿賀丈史さん他。

とても大規模なエキストラ募集ですので是非皆さんのお力を貸して下さい。
熱い映画製作現場を一緒に盛り上げていきましょう。
松本清張生誕100年記念映画『ゼロの焦点』エキストラ募集 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

● 3月28日 (土) 130人
[場  所] 長野県上田市 (屋内・屋外での撮影です)
[撮影時間] 朝 ~ 夜 (詳細は追ってお知らせします)
※時代劇の場合、支度時間が長くかかる為、早朝集合の場合があります
[募集対象] 男性(20代~50代)×60人、女性(20代~70代)×70人
計130人募集します!
[時代設定] 昭和32年12月頃
[設  定] 女性選挙立候補者上条保子が当確するシーンになります。
※ 設定上、茶髪、男性で長髪の方はお断りさせて頂いております。
※ 衣裳はこちらで用意しますが、昔っぽいスーツ、コート、
革靴などをお持ちの方はご持参頂ければと思います。
[締め切り] 定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
[特  典] 交通費・出演費の支給はありませんが、
オリジナル記念品をご用意させていただきます。
食事は当日の撮影スケジュールに準じて手配させていただきます。

● 3月29日 (日) 180人
[場  所] 長野県上田市 (屋内での撮影です)
[撮影時間] 朝 ~ 夜 (詳細は追ってお知らせします)
※時代劇の場合、支度時間が長くかかる為、早朝集合の場合があります
[募集対象] 男性(20代~50代)×70人、女性(20代~70代)×110人
計180人募集します!
[時代設定] 昭和32年12月頃
[設  定] 女性選挙立候補者上条保子が当確するシーンになります。
※ 設定上、茶髪、男性で長髪の方はお断りさせて頂いております。
※ 衣裳はこちらで用意しますが、昔っぽいスーツ、コート、
革靴などをお持ちの方はご持参頂ければと思います。
[締め切り] 定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
[特  典] 交通費・出演費の支給はありませんが、オリジナル記念品をご用意させていただきます。
食事は当日の撮影スケジュールに準じて手配させていただきます。

● 3月30日 (月) 180人
[場  所] 長野県上田市 (屋内での撮影です)
[撮影時間] 朝 ~ 夜 (詳細は追ってお知らせします)
※時代劇の場合、支度時間が長くかかる為、早朝集合の場合があります
[募集対象] 男性(20代~50代)×70人、女性(20代~70代)×110人
計180人募集します!
[時代設定] 昭和32年12月頃
[設  定] 女性選挙立候補者上条保子が当確するシーンになります。
※ 設定上、茶髪、男性で長髪の方はお断りさせて頂いております。
※ 衣裳はこちらで用意しますが、昔っぽいスーツ、コート、
革靴などをお持ちの方はご持参頂ければと思います。
[締め切り] 定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
[特  典] 交通費・出演費の支給はありませんが、オリジナル記念品をご用意させていただきます。
食事は当日の撮影スケジュールに準じて手配させていただきます。

昭和32年の設定ですのでいろいろ条件がございます。
募集要項を読んで頂き、ご応募頂けると幸いです。   


2009年02月17日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)エキストラ

おのみちまちあるき。。。第17話「悲しき伝説。」

新開あたりを歩いていると、どこかで見かけた風景に出会います。
いつか見た風景。
「ふたり」で、美加と親友・真子が2人で歩いたあの場所です。

父が小樽に単身赴任中の夏休み、母の看病に1人奮闘中の美加が買い物カゴを提げて通りかかると、
真子が「陣中見舞い」の西瓜を買っていた八百屋さんです。



西瓜を提げた2人が出てきたのがこの路地。



威勢の良い掛け声とともにお神輿を組み立て中だったのは、隣にある八坂神社でした。
新開の中心にある八坂神社は、尾道祇園祭・三体神輿で知られています。



尾道の夏祭りといえば、住吉さんの花火と八坂神社の祇園祭り(三体神輿)です。
前のお話に出てきた、水尾井の水人形はこのお祭りを表したものなのです。

尾道祇園祭は江戸時代盛んになり、鉾巡行や三体神輿(三体廻し)が行われました。
3地区から1体ずつ担ぎ出したお神輿を、幟(のぼり)棒に早く着けた方が勝ちで、
その後、海の中に神輿が放り込まれるというものでした。お神酒の勢いで喧嘩が起こり
神輿が潮に流されることもあったとか。1960年代中ごろに担ぎ手不足で中断されて
以降、神輿は台車に載せられ、お年寄りに曵かれることとなります。

10年あまりの中断の後、青年会議所の声がけに有志がこたえて三体神輿復活!
会場は変わって渡し場通りで毎年7月第3土曜、「水祭り」と同じ日に行われます。
夕方少し涼しくなるころ水尾町に出かけて水祭りを見て、
日が暮れるころ、その足で渡し場通りに向かい・・・というのが定番コースです。
そんな三体廻しのスナップを。





気合の入った兄さんに担がれ、三体並んで突進するお神輿が、なんとも大迫力^^。

話をもとに戻しましょう。八坂神社、鳥居の隣に足長の灯籠が見えます。
「かんざし灯籠」と呼ばれています。



とても悲しい伝説があるのです。 傍らにある案内板によると・・・

「かんざし灯籠由来
江戸時代の末、ここから程近い芝居小屋にそれはそれは美しい、
しかしどこか寂しい影があってあまり客のつかないお茶子がいた。
お茶子とは観客にお茶や座布団、時にはお酒の接待などで心付けをもらう女性をいう。
そのお茶子に浜問屋の若旦那が恋をした。
内気な少女のそんな心もとなさがかえって、
豪商の跡取りながらひとりの多感な若者の心に火をつけたのだったが、
身を飾るかんざし一つとてないお茶子の姿を見た親は
こんなみすぼらしい娘を嫁に迎えるなどもってのほか、とその恋を許さない。
お茶子は井戸に身を投げ、この大銀杏の木の下に
「かんざしを下さい」と哀しい声で訴える幽霊が出るようになった。
この灯籠はそのあわれを慰めようと心ある人々がお金を出し合って奉納したものという。
尾道商工会議所婦人会」



近辺が歓楽街・繁華街だったと実感します。芝居小屋や映画館なども近くにできたそうです。
(防地口の手前あたりに太陽館という映画館があったとか。
近くには、別の場所に移った図書館があったりと、
まさに「文化的」エリアだったのです。高尚な文化と大衆的な文化・・・。)
病院のオシャレな石の門柱が図書館の門だったのです。



しげぞー  


2009年02月16日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

“七瀬ふたたび”のDVD発売

お待たせ致しました。
蓮佛美沙子ちゃん主演の“七瀬ふたたび”のDVD発売が決定となり、
予約がNHKエンタープライズさんで始まりました。

NHKエンタープライズ オンラインショップ ←こちらをクリック下さい☆

以下案内を転記させて頂きます。

2008年度版「七瀬ふたたび」。

その日、わたしは目覚めた。ひとを超えた、未知の力に──。

自分が今ここにいる意味、自分の人生を生きていこうとする決意、
仲間を得ることの喜び、失うことの悲しみなど、人間の深い真実をテーマに描く。
かつてNHK少年ドラマシリーズで人気を博した筒井康隆のSF物語。
時代設定を現代に移し変え「七瀬ふたたび」が再び登場。

<内容>
テレパス(精神感応能力)としての能力に目覚めた主人公・火田七瀬が、
未知能力(超能力)を持つ仲間と出会い、
自分たちの能力の謎を探りながら、青春の孤独感、仲間たちとの絆、恋など
「社会はなぜ、異端を排除しようとするのか」という普遍的なテーマに迫る、
エンターテインメントドラマ。

<収録内容>
【Disc.1】第1話「そして扉がひらく」 第2話「危険な力」
【Disc.2】第3話「悪魔のまなざし」 第4話「対決」
【Disc.3】第5話「時をのぼる」 第6話「父への鍵」
【Disc.4】第7話「再会、そして…」 第8話「能力の真実」
【Disc.5】第9話「それぞれの戦い」 最終話「祈り」
【特典ディスク】内容未定



内容未定の特典ディスクが楽しみですね。  


2009年02月15日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画関連

1コイン・チョコレート作品

本日はバレンタインデー。
甘~いチョコレートの映画を1コイン500円の入場料で上映する特別企画が
グランドシネマズさんで今日と明日ございます。
どちらも大人気のジョニー・デップが主演です。

詳しくは長野グランドシネマズ様 ←公式サイトはこちらをクリック☆

2/14(土) 15時50分から
「ショコラ」
ジュリエット・ビノシュ
ジョニー・デップ

2/15(日) 15時50分から
「チャーリーとチョコレート工場」 
ジョニー・デップ
フレディー・ハイモア

フードコーナーではバレンタインスペシャルメニューとして
チョコレート・マカデミア・マフィン
チョコレート・ポップコーンの販売もあるそうです。
映画館が甘い匂いに包まれそう。

  


2009年02月14日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

映画『1/4の奇跡~本当の事だから~』 上映

本日の映画上映会のお知らせです。
長野を楽しく元気に、そして、心に残る灯明祭りになるように企画して下さいました。
一人一人がかけがえのない人間であることを大切に思う、
そんな善光寺さんのライトアップにも負けない暖かな灯が心に灯る日になりそうです。
ぜひお出かけください。

2009年 2月13日(金)と14日(土)の2日間のイベントのお知らせです。

2月13日(金) 要予約 ←予約についてはこちらをクリック下さい☆
場所 : TOiGO生涯学習センター4F 各1000円
<午前の部>
 9:20  開場
 9:50  映画『1/4の奇跡~本当の事だから~』 ←公式サイトはこちらをクリック☆
       上映100分
11:50  田村望圓さんミニコンサート『二胡の演奏』

<午後の部>
13:30  開場
14:00  しま平さんの講演『障害を持っているからこそ、成長できる』
14:50  映画『1/4の奇跡~本当の事だから~』上映100分


2月14日(土)
場所 : 後町小学校体育館  こっちは無料
13:30  開場
14:00  スタート
      えびはらよしえさんとキャンドルジュンさんの『トーク&ライブ』
      


  


2009年02月13日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

おのみちまちあるき。。。第16話「飲み屋街の海岸線。」

更に東に歩きます。
道の右(海)側に伸びる小路の両側に小さな飲み屋さんが沢山並んでいます。
店内をうかがうことも難しく、一見では入るにはちょっと勇気がいる、
という話もありますが・・・^^;
ちょっと路地を入ると花町の雰囲気を残す、格子の建物も方々に見られます。





このあたりは「新開(しんがい)」と呼ばれ、
海運で大いに栄えた時代には一大繁華街・娯楽街でした。
山側は西国寺や常称寺などの大寺とその宿坊など 「聖」なるエリア、
門前から海に向かっては「俗」なエリアとして人であふれていた のです。
もともと何もなかったところを新たに開発したので「新開」と名づけられたとのことですが、
国道と常称寺、西国寺参道の交差点近辺には「楽天地入口」という地名も残り、
一帯がどのような賑わいをみせていたかを彷彿させます。
では、ちょっとだけ「新開」のフシギスポットに足を踏み入れましょう。



この一帯は「勧商場」と呼ばれます。
商業を勧めるという意味で現在の商業テナント業といったところです。
大正時代にでき、両側に店が立ち並び芝居小屋や映画館もあったとか。
路地の奥、ちょうど日陰になっているあたりで道はカギ型に曲がっています。



街角にある何の変哲もない階段、実はここ、昔は海岸でした。
つまりかつて、「雁木」だったのです。(↓海岸通りの「雁木」)



尾道の港は江戸時代、埋め立てにより整備され、北前船の寄港地として栄えました。
埋め立ては市街地を広げ、同時に雁木が街中に取り残される形となりました。
(現在の商店街の海側はかつて海だったところも多く、
今以上に山が海に迫って平地が少ない「山の尾の道」だったのかもしれません。)
ここに船がつながれていた風景を想像すると、とてもフシギな気分ですね。
(長崎・出島や東京・佃島が周りの埋め立てで内陸になったのと同じです)



しげぞー  


2009年02月12日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき

みゆきの映画祭in斑尾2009 

今年は暖冬で雪不足気味ですが、
冬にしかできない楽しみもあります。

雪で作ったスクリーンに北欧映画を映すロマンチックな映画祭の企画がスタートしました。



みゆきの映画祭in斑尾2009 ←詳しい場所、スケジュール等はこちらをクリック下さい☆



~北欧・日本映画祭~雪に咲かそう夢の花

2009年2月13日(金)~15日(日)

1日4回上映 17:00/18:00/19:00/20:00

チケット当日券のみ 販売開始16:00 1プログラム 1,000円(ワンドリンクつき)

スノーカフェ、アイスバーも登場するそうです。
長野の雪の新しい楽しみ方になりそうですね。  


2009年02月11日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)各地映画祭巡り

“その日のまえに”好評上映中!

1/31(土)より始まった大林監督の新作“その日のまえに”。
皆様、ロキシーさんにとても美しく飾って頂いたしげぞーさまのロケ地写真集はもうご覧頂いたでしょうか。
どうぞお見逃しなく。

長野相生座・ロキシー最新情報
いよいよ明日より、「その日のまえに」ロードショー ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

さて、もう1つ長野相生座・ロキシー様では見逃せない企画が始まっています。
「コーラスライン」のオーデションを追ったドキュメンタリー「ブロードウェイ♪プロードウェイ」
公開記念ミュージカル特集 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
です。
やっぱりミュージカル映画はスクリーンで観ると迫力が違います。

上映作品は
2月7日~13日 ムーランルージュ
2月14日~20日 ヘアスプレー
2月21日~27日 ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

そして、第81回アメリカのアカデミー外国語映画賞にノミネートされた
“おくりびと”も大好評アンコール上映中で
ロキシーさんは冬の寒さを吹き飛ばす勢いで連日大賑わいです。
善光寺灯明祭りとあわせて是非お出かけ下さい。

  


2009年02月10日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

おのみちまちあるき第15話「時代をあらわす水祭りと・・・。」

おのみちまちあるき。。。第15話「時代をあらわす水祭りと・・・。」

水尾井の近く・水尾町には毎年7月第3土曜、大勢の市民が押しかけます。
尾道夏祭りの一つ「水祭り」を見るためです。

「水祭り」は、江戸後期に熊野神社氏子の方々が考案した水細工のお祭りで、
戦時中に中止されて以来途絶えていましたが、町内会で復活の気運が高まり、
水細工の仕掛けを覚えているお年寄りのアドバイスを受けて試作品を完成させたのをきっかけに、
平成に入って復活したそうです。

祭りの中心はなんといっても人形の口や手から勢いよく吹き出る水の仕掛けで、
一見しただけではその水源が分かりません^^。

毎年話題となったニュースを8テーマ取り上げて町内会で決め、
人形は顔を紙粘土、手足や胴体を木で作ります。手作りの素朴さとテーマ性、
そして不思議な水の仕掛けづくりが魅力です。

この日だけは、いつも静かな熊野神社もお参りの人たちで大賑わい^^。



では、いくつかの作品をご紹介^^。(今年は行けなかったため2007年のものです)
お役所の某首長さんを風刺しているようです。「決裁」「保留」「未決裁」、
どのハコが一番つみあがっていますか?



艮神社の風景です。
シンボルである樹齢900年といわれる大きな楠木、
龍でなく亀の口から水が出る手水場、そしてお神輿も^^。



そして野球。イチロー選手、そしてW大学の優勝とハンカチ王子、応援団長。
後ろにポスターがありますが、この年、W大グリークラブの尾道公演があったので、
プロモーションの意味もあったのでしょう^^。



水尾井の上にも人形。
中心には八坂神社の幟、そしてお神輿が3つ見えます。
これが何を表しているかは、次回のお話で^^。



そんな水尾小路から更に東に歩くと「みやこ湯」さんという看板が。銭湯です。

市内には何軒も歴史と趣のある銭湯が営業中です^^。残念ながらこちらは最近、
惜しまれながら廃業されてしまいました。時代の流れには逆らいきれないのでしょう。
でもアーケードの「大和湯」さんが喫茶「ゆーゆー」になったように、
かつてのイメージを残す建物が現存しているのはうれしいことです。



しげぞー  


2009年02月09日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)おのみちまちあるき