川越スカラ座☆トークショーレポート ④
そして、キャスティングの話に。
『その日のまえに』のキャスティングの話は、
このブログでもたびたび触れているので詳細は避けますが、
「スタートからカットの声まで、俳優さんの人生を借りて映画を創っている」だから、
他人の人生を背負う覚悟がなければ、
「よーい、スタート!」の声はかけられない。
だからこそ、なまじの人とは仕事はしたくない。
「キャスティングも出逢い。俳優さんとの出逢いが、僕の人生をつくっている。
それが映画となるんだね。これからも大事な俳優さんとの出逢いを大切にしていきたい」と監督。
そう言えば…と、
『その日のまえに』には、大林監督の作品でデビューした役者さんが11人も出演されているそう。
「後から気付いてびっくりしちゃった。俺も長生きしちゃったなぁ」と監督。
最古参が、お惣菜屋役の小林かおりさん。
最年少が、女子高校生役の寺島咲さん、とのことです。
また、川越だけに、当然多部未華子さんの話題にも。
実は多部さんは、大林監督の『理由』で、
寺島咲さんとともに映画女優デビューされているんですね。
監督が教壇に立つ、この近くの大学での今年の入学式の挨拶が
「皆さん、多部未華子さんのような良い学生になってください」だったそう。
「でも、本当にイイ子ですよ」と監督。
(町なかに貼り出されている『つばさ』のポスター。何回もPRしちゃいます・笑)
りょうとしては、大林組総出演の『その日のまえに』に、
蓮佛美沙子さんが出演されなかった理由を監督に聞いてみたいところです。
(連続ドラマのスケジュール?
それとも新人デビューさせた女優さんは1年間使わないと決めていたから?)
ここで、監督が最前列のしげぞーさんを見つけ、
「あっ、いた!」。しげぞーさんが、この日20回目(!)の鑑賞となることを紹介し、
「後でこの映画のことを聴いてみようかな。僕より詳しいと思う(笑)」
でも、何回も観ることは大事なこと。
最近は、テレビの影響で1回観れば分かってしまう映画が多い。
これでは、つまらない。
昔の映画は、お年寄りから子どもたちまで、誰が見ても面白く観られるように創られていた。
そういった意味で、子ども向き・大人向きなどの映画はなかった。
子どもは子どもなりにと、色々な見方ができたからこそ、何度観ても面白かった。
それが、「映画の知恵」でもある。
だけど、今の時代そんな映画は、「話が分かりにくい」として、
批評家や業界人にも認められづらい。
新宿での封切りの際、映画館の館主さんから、
「このごろは、映画を観終わっても、階段を降るお客さんからは、
この後どこで食事をするかなど映画以外の会話しか聞こえてこなかった。
でも、『その日のまえに』では、何十年かぶりにお客さんがいま観た
映画の話をしながら帰る姿を見た。すごく嬉しかった。」との言葉を頂戴したそう。
続く
りょう
『その日のまえに』のキャスティングの話は、
このブログでもたびたび触れているので詳細は避けますが、
「スタートからカットの声まで、俳優さんの人生を借りて映画を創っている」だから、
他人の人生を背負う覚悟がなければ、
「よーい、スタート!」の声はかけられない。
だからこそ、なまじの人とは仕事はしたくない。
「キャスティングも出逢い。俳優さんとの出逢いが、僕の人生をつくっている。
それが映画となるんだね。これからも大事な俳優さんとの出逢いを大切にしていきたい」と監督。
そう言えば…と、
『その日のまえに』には、大林監督の作品でデビューした役者さんが11人も出演されているそう。
「後から気付いてびっくりしちゃった。俺も長生きしちゃったなぁ」と監督。
最古参が、お惣菜屋役の小林かおりさん。
最年少が、女子高校生役の寺島咲さん、とのことです。
また、川越だけに、当然多部未華子さんの話題にも。
実は多部さんは、大林監督の『理由』で、
寺島咲さんとともに映画女優デビューされているんですね。
監督が教壇に立つ、この近くの大学での今年の入学式の挨拶が
「皆さん、多部未華子さんのような良い学生になってください」だったそう。
「でも、本当にイイ子ですよ」と監督。
(町なかに貼り出されている『つばさ』のポスター。何回もPRしちゃいます・笑)
りょうとしては、大林組総出演の『その日のまえに』に、
蓮佛美沙子さんが出演されなかった理由を監督に聞いてみたいところです。
(連続ドラマのスケジュール?
それとも新人デビューさせた女優さんは1年間使わないと決めていたから?)
ここで、監督が最前列のしげぞーさんを見つけ、
「あっ、いた!」。しげぞーさんが、この日20回目(!)の鑑賞となることを紹介し、
「後でこの映画のことを聴いてみようかな。僕より詳しいと思う(笑)」
でも、何回も観ることは大事なこと。
最近は、テレビの影響で1回観れば分かってしまう映画が多い。
これでは、つまらない。
昔の映画は、お年寄りから子どもたちまで、誰が見ても面白く観られるように創られていた。
そういった意味で、子ども向き・大人向きなどの映画はなかった。
子どもは子どもなりにと、色々な見方ができたからこそ、何度観ても面白かった。
それが、「映画の知恵」でもある。
だけど、今の時代そんな映画は、「話が分かりにくい」として、
批評家や業界人にも認められづらい。
新宿での封切りの際、映画館の館主さんから、
「このごろは、映画を観終わっても、階段を降るお客さんからは、
この後どこで食事をするかなど映画以外の会話しか聞こえてこなかった。
でも、『その日のまえに』では、何十年かぶりにお客さんがいま観た
映画の話をしながら帰る姿を見た。すごく嬉しかった。」との言葉を頂戴したそう。
続く
りょう
高田世界館さんにて映画『転校生』上映
『野のなななのか』TAMA映画賞・最優秀作品賞受賞!
エキストラ虎の巻
おめでとう☆彡
映画『月とキャベツ』上映&トークイベント開催決定!
銀映館ふたたび~世界館で『シグナル-月曜日のルカ』上映!
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2009年05月14日 Posted byひがしざわ at 08:00 │Comments(0) │未来に紡ぐ
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