縁側体験 ケヤキの下で夏の縁側物語

「縁側体験 ケヤキの下で夏の縁側物語」が今週末に迫ってまいりました。

素晴らしいケヤキの下の縁側で初夏の夕べを楽しみましょう。
ホタルもきっと。。。??

-いつの間にかケヤキの木と家が一緒になりました。
築160年の古民家!!

ヒト・モノ・コトがゆるやかに行き交う場としての「まちの縁側」づくりを目的に活動しています。
今回は井上醸造さんの古民家をお借りして縁側体験を楽しみたいと思います。

日時:平成22年7月3日(土)
    夕方4時30分~夜8時30分
会場:井上醸造(井上味噌)※駐車場はございませんのでご注意ください。
主催:まちの縁側育みプロジェクト ながの
問合わせ:長野市ボランティアセンター内
      電話026-227-3707
※詳細は、チラシ参照またはお問合わせください。



そして26日に川巡りへ出かけ、普段入れて頂けない「裾花頭首工」へ入れて頂きました。
またこの報告は後日改めて。

  


2010年06月30日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

『キャタピラーCATERPILLAR』 舞台あいさつin長野

先日速報としてお伝えした長野松竹相生座・長野ロキシーさんでの
映画「キャタピラー」の若松監督と寺島しのぶさんの舞台挨拶ですが、
正式に決定になったそうです。

第60回ベルリン国際映画祭 最優秀女優賞受賞記念 

『キャタピラー CATERPILLAR』   先行特別上映会&舞台あいさつin長野

   ↑
詳しくはこちらをクリック下さい☆

日 程:2010年8月11日(水)
場 所:長野ロキシー
ゲスト :若松孝二監督、寺島しのぶさん(女優)
前売券:1600円(税込・自由席)

チケットの購入方法についてはまもなくお知らせがあるそうです。
映画ファンの皆様、お盆でお忙しい頃かも知れませんが、
8/11のスケジュールにとりあえずメモをお忘れなく。


(C)若松プロダクション  


2010年06月29日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

「時をかける少女」ロケ地めぐり その19 番外編②

そしてそして。
やっぱり、美味しそうな数々の食べ物に触れなくては^^。

<は~い、焼きたて~。>
以前ご紹介した、下総屋食堂さんのお料理一例です。
ご飯(普通盛りか普通盛り)、汁物(味噌汁か豚汁)を基本に、
それ以外に焼き物や煮物の一品料理を組み合わせます。

来訪したこの時は、映画とほぼ同じ組み合わせで、
ご飯(普通)・豚汁(豚汁はどんぶり、味噌汁はお椀)・
そして焼き魚(鯖)とかぼちゃの煮物をチョイスしました。
なんとも懐かしい味でおいしかったですよ♪




更に。。。

<シベリア(ヤ)>

「おやつに大人気!シベリヤ」「新商品!コロッケパン」
前の記事で、駅売店(ここに美術部さんが設置)に宣伝だけ貼られていたのが「シベリア」です。



ご存知ですか?シベリア。
カステラの間に水羊羹や餡をはさんだ和洋折衷のお菓子。
東日本中心に、昔からのパン屋さんではよく作られ売られていましたが、
作るのに釜が必要で、手間もかかるのでほとんど姿を消しました。
(大手製パン会社製品が時々コンビニで見られます)




なぜ「シベリヤ」なのかは諸説あるそうです^^;。
写真は、横浜・桜木町のコティベーカリーさま
(歴史あるこちらのパン屋さん、よくメディアでも紹介されます)の名物です。



(続く)

しげぞー  


2010年06月28日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)ロケ地巡り

門前でお買物 “団地堂”編

善光寺門前で1000円以内でお買物するシリーズ、
今日は、権堂町のはずれ、東町に隣接したライブハウスのネオンホール1階の古書店
“団地堂”さんにお邪魔しました。




見つけた掘り出し物は
フランスの高級ブランド“シャネル”のノベルティです。
映画フィルムが入っている缶を模してあって、
開けるとシャネルの洋服やバックの写真集が入っています。
中の写真も白黒でフィルム・ノワールぽくて、とてもおしゃれ。
1200円のところ1000円におまけしてもらいました。

こちらの団地堂さん ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

古本から骨董品までなかなかなセレクトでいつも唸らされます。

  


2010年06月27日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

ながのまちあるき ~私的門前七名所案内~ 後編

⑤三河屋洋傘専門店さん (西之門町)
全国でもほとんどなくなってしまったという洋傘専門店。
生地を持ち込めば世界で1つの傘を作って下さいます。
注文がたくさん有り、「忙しくて遊びに行けない」とちょっとこぼしていらっしゃいましたが。
門前の伝統を感じる素敵なお店です。




⑥三原屋さんの蔵の壁 (桜枝町)
小路に長~く延びる蔵の壁。
ここに並んで撮った集合写真は傑作でした。門前の大事な撮影ポイントになりそうです。
ギャラリーのフラットファイルさんの向かいです。





⑦きよたきさん (横沢町)
今は少なくなった町なかの魚屋さん。
いっぱいおまけしてくれて、魚のさばき方や調理方法を教えて下さいます。
毎日でもぶらっと立ち寄りたい人情厚いお店です。




以上ぶらっと歩いて2時間弱。
本当はもっともっとご紹介したいところがあり、この七ヶ所に絞るのは大変でした。
私的門前七名所、皆様の名所も教えて下さいね。  


2010年06月26日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

ながのまちあるき ~私的門前七名所案内~ 前編

5、6月と善光寺門前を歩いたワークショップで私的門前七名所を地図に落としました。

今回はその私的七名所をご案内します。
門前ならではの歴史と人情にあふれた、ひがしざわおすすめ名所巡りをご一緒にどうぞ☆

①熊野神社 (大門町)




まずは大門町の守護神<熊野神社>を訪ねます。
こちらの彫刻に大注目。龍のうえに可愛らしい天女様がいらっしゃいます。
女性がここでお祈りすると、いいご縁が結ばれるそうな??そんなお話を伺いました。

②出版社 ゆにーくさんの古い地図&古い映像 (東町)

こちらの出版社さんの壁に貼ってある昭和5年発行の大日本鉄道地図には
台湾、満州、朝鮮、樺太等の鉄道路線が記されており、まさしく歴史を感じさせる地図です。
昭和30年代の古い8ミリフィルムも現在も上映できる状態で保存されており、タイムトラベル気分?




③嘉門電気商会さんの路地 (岩石町)

ロケ地巡りでおなじみの嘉門電気商会さんの
この路地はいつ通ってもわくわくする、まさしく門前の名所です。






④銀猫さん (西町)
古い蔵を改装して住み始めた若い瓦職人さんのお店、「銀猫」さん。
瓦と同じ材料で猫を作っていらっしゃいます。 
屋根に大注目!屋根瓦と同化しているような、あくび猫発見!!




後半に続く  


2010年06月25日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

「時をかける少女」ロケ地めぐり その18 番外編①

ロケ地めぐりからはちょっと脱線しますが、気にいった作品を何度も見ていると、
いろいろなことに気づいたり、とまた違った楽しみ方ができます。
台詞や演出、BGM、そして画面に映る小道具など。。。
では、番外編として、そんな楽しみ方、登場する食べ物やグッズなどについて。

まず、街角(富士吉田のこのカット)をCGで通過した都電です。



合成されたのは、都電・荒川車庫の「都電おもいで広場」に保存されている7504号です。
でも・・・よくみると、帯の色が青いんです。
荒川線は昭和53年(1978年)ワンマン運転を開始、
それに伴い走る車両も改造、帯をそれまでの赤から青に変更しました。
1998年に運用離脱、2001年に廃車されるまで「現役」でした。
映画ではこの車両の帯だけ赤に変えているとききました。



実は同じ形式の車両がほかにも何か所かに保存されていますが、
そのものずばりの1両が、小金井市の「江戸東京たてもの園」に。
7514号です。
こちらはワンマン化の対象外となって原型で保管されていたので赤帯のままです。
(こちらを使用したほうが技術的には楽だったかも??)



最初は、こちらの車両を合成したかと思いましたが、映画では確かに前者のようです。
というのは、サイドからのアングルだけですが、前ドアあたりの形は明らかにワンマン化後の車両でした。
 ・ドアの階段状ステップが埋められて、床とツライチになっている。
  (もともと都電は道路上に停留所があったので乗り降りするステップがあったのですが、
   荒川線はほとんど専用軌道<線路>なのでワンマン化と同時にホームがかさ上げされ、
   ステップが埋められました。)
 ・もともと運転台横のドアは前の曲線にかかって少し斜めだったのが、ホームに合わせて垂直に。
  (道路上から乗り込む分には曲線でもよいですが、ホームからだと平らでないと隙間ができて危険)
ほかにも、ワンマンすなわち車掌が乗務せず運転士だけになるので、安全面などを考慮、
 ・バックミラーの設置
 ・運転台の窓を上下2枚から1枚に変更
 ・側面の行き先表示版設置
などの変更もありましたが、最初の2点で判別できます。




また、「雨の音羽橋駅」こと下吉田駅で、改札の向こうに映った電車。
JR中央本線から乗り入れてくる115系電車ですが、
この型が下吉田駅の手前側ホーム(1番線)に右から
入線するのは1日に午前中の下り1本だけ。
しかも、休日は通過する上り特急列車とのすれ違いのため反対側2番線に入ってしまうので、
この映像を撮るのは平日午前の1回勝負!
撮影時のご苦労がしのばれます。
(失敗したら、翌日までチャンスなし!!)




(続く)

しげぞー  


2010年06月24日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)ロケ地巡り

鐘鋳川<かないがわ>をめぐる


(取水口付近の風景)

先日7/3に川と縁側を楽しむイベント、
ケヤキの下で夏の縁側物語」 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
をお伝えしましたが、その前に川巡りを企画致しました。

-あなたにとって「用水路」ってどんな存在ですか?-
6/27(日) 鐘鋳川の見聞を広げる会
朝9時:妻科神社集合~昼頃解散 
●雨具用意下さい
雨天の場合、川めぐりは様子を見て決めます。
また講演会と川めぐりは天候によって後先になることがあります。

◇妻科神社にて講演会
「長野市の用水の今昔」 鐘鋳堰用水組合 堰守 西沢 武夫氏
                長野県善光寺平土地改良区 小林竜一氏

「長商プールの思い出」  妻科在住 水庫 泰夫氏

鐘鋳川めぐり(裾花川取水口~妻科神社付近) 約1.5キロ
途中、井上醸造(味噌)さんの保存樹「大欅」を見学

参加費用 300円(講演料、資料、保険料、飲み物含む)

お問い合せ・お申し込み
ながの町並み再見の会 事務所 026-235-2411まで

どうぞご参加をお待ちしております。

  


2010年06月23日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

3周年!

昨日6/21でブログ3周年を迎えました。
の2007年6月23日の「転校生 さよならあなた」上映日直前にはじまったこのブログ、
“ロケ地”そして“まち”へ-と世界を広げつつ、
大林宣彦監督、恭子プロデューサーさんをはじめ、
多くの方のお力を頂いてここまで続けてくる事が出来ました。
改めて心から御礼申し上げます。

今年もこの1年の振り返りをさせて頂きます。

2009年7月
しげぞーさまの「おのみちまちあるき」の記事が完結致しました。
尾道の知り尽くした方ならではのまちと路地の魅力の紹介と、ロケ地の案内をして頂きました。

りょうさまもNHK朝の連続ドラマ“つばさ”と蓮佛美沙子ちゃん主演の“七瀬ふたたび”の
ロケ地をレポして下さいました。

2009年8月
しげぞーさまの「異人たちの夏」のロケ地巡りはファンも多く反響が大きかったです。
上田市を舞台とした細田監督のアニメ「サマーウォーズ」が公開となりました。
「ながのまちあるき」開始、高坂りんごや川を巡りました。

2009年9月
2009年11月の“みすずかるNAGANO映画祭”にて大林監督をお迎えして3度目の
“転校生 さよならあなた”の上映が決定致しました。

2009年10月
りょうさまの“つばさ” “七瀬ふたたび”レポ佳境に。
大人気でした。
「サマーウォーズ」のロケ地巡りも掲載。
映画祭も上映作品とゲストが続々と決定し、案内させて頂きました。

2009年11月
いよいよロケ地でもある長野松竹相生座・長野ロキシーさんで映画祭オープニング作品として
「転校生 さよならあなた」を上映致しました。50年後のこども達へ届けと願いを込めて。

2009年12月
しげぞーさまによる、大林監督がゲストで登場された各地の熱い映画祭のレポが続きます。
したまちコメディ映画祭、しんゆり映画祭、小田原映画祭、花の街ふかや映画祭等々。。。
どの映画祭も地域と映画を愛す方達によって運営されていたのが印象的でした。

2010年1月
しげぞーさまの「星の降る里芦別映画学校」のレポが素晴らしかったです。
善光寺門前の新しい動きについてお知らせいたしました。

2010年2月
りょうさまの蓮佛美沙子ちゃんの新作「戦慄迷宮3D」の舞台挨拶レポがありました。
そしていよいよ2010年谷口監督版「時をかける少女」、時かけ映画祭で登場です。

2010年3月
2009年映画祭シーズンを締めくくる「神戸100年映画祭 淀川長治さんを偲んで」は力作でした。
3/13日「時をかける少女」公開。舞台挨拶の模様に大興奮でした。

2010年4月
各地での「時をかける少女」の舞台挨拶のレポが続きます。
出演者の皆さんの生き生きとした様子をお伝えしました。併せてロケ地巡りも始まりました。

2010年5月
5月もいよいよ熱く「時をかける少女」の挨拶レポ、ロケ地巡りが続きます。
仲里依紗さんの人気急上昇で映画もロングランに。

2010年6月
「時をかける少女」ロケ地巡りいよいよ完結です。
蓮佛美沙子ちゃん新作映画や森田直幸くん出演の尾道を舞台にした
NHK朝の連ドラ「てっぱん」など新しい動きもお伝えしました。
そして大林監督の新作情報が待たれますね。

  


2010年06月22日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(4)映画 大林宣彦監督 長野

「時をかける少女」ロケ地めぐり その17

そして・・・

◎神宮外苑・ジョギングコース(東京都新宿区 北青山一丁目付近)

-お分かりでしょうか??あかりが猛ダッシュするあのシーンです♪
 緑鮮やかな生垣の前を走るあかり。
 主題歌とともに83年版「時をかける少女」を髣髴させる書体で
 タイトルが流れるこのシーン、長年のファンにもじーんときますね。

 多くの市民ランナーばかりでなく、数々の有名マラソン選手も
 トレーニングで走った、外苑の周回コースで撮影されました。
 ただただ緑ですが、柵のみえない生垣はごく一部この区間だけです。
 (シンプルながら、あかりの爆走がとても印象的でした。)






ロケ地めぐりとしては一応これで終わりですが・・・
ちょっと脱線して<番外編>をもう少しお届けしましょう^^。

しげぞー

(続く)  


2010年06月21日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(4)ロケ地巡り

没後50年特別企画「ジェラール・フィリップ特集」

6/12(土)に長野松竹相生座・長野ロキシーさんで開催された
清泉女学院公開講座「第12回映画を読む」海の沈黙上映は大盛況でした。
真夏を思わせる暑い日でしたが、映画ファンが列をつくり、ほぼ満員でした。

この素晴らしいフランス映画は深く考えさせて自分の記憶をも喚起し、
まさしく映画館の暗がりの中で至福の時間でした。

長野松竹相生座・長野ロキシー1.2最新情報
清泉女学院公開講座 「第12回映画を読む」 ←当日の様子はロキシーさんのブログで☆

この感動もさめやらないうちに次回の名画特集はフランスの名優ジェラール・フィリップ特集と
決定したそうです。

以下情報を転記致します。

没後50年特別企画「ジェラール・フィリップ特集」
甘いマスクと巧みな演技力で世の女性のハートをつかんで離さなかったフランスの名優ジェラール・フィリップ。
36歳という若さでこの世を去ってから2009年で50年になりました。

■日程
7月10日(土)-7月16日(金) 「肉体の悪魔」
7月17日(土)-7月23日(金) 「赤と黒」
7月24日(土)-7月30日(金) 「モンパルナスの灯」

  


2010年06月20日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

「街並み」発刊

本日は善光寺門前の「西の門市」、そして私も案内人を務める
まちあるき&「地図づくり」のワークショップの開催日です。
善光寺さんにはダライ・ラマ師が御出でになり、歴史的な一日となりそうです。

どうぞお出かけ下さいね。

西の門市とワークショップの母体である「ナノグラフィカ」さんの冊子「街並み」も復刊しました。
今回の特集は「門前の小路」。
「転校生 さよならあなた」のロケ地を彷彿とさせる門前の風景と暮らす人々の姿が
優しい目線でまとめられています。

長野・門前暮らしのすすめ 
街並み38号 、発刊。 ←こちらをクリック下さい☆

是非お手に取ってご覧下さいね。

  


2010年06月19日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

「時をかける少女」ロケ地めぐり その16

「時をかける少女」ロケ地めぐり、ストーリーに沿って、映画アングル風にまわって
きました。場所だけのご紹介というところもありますが。(桐生厚生総合病院さまなど。)

では、ちょっとマニアックなロケ地のご紹介をしましょう。
まずはここ。

◎御園生高校弓道場:神奈川県伊勢原市 青少年センター弓道場

-「立ち姿はイケてるんだよね(苦笑)」「さすが。」「ウルサイ(プン)」の。。。

(開成山公園の桜並木脇や、エンドロールの「横浜国大」にも弓道場がありますが、
  別の場所です。)

 伊勢原市は、年間利用できる弓道場があることや、高い技術を持つ指導者が多い
 ことなどから昔から弓道が盛んな地域です。
 地元の道灌まつりや市総体などでも弓道大会が行われています。
 活動拠点は青少年センターの弓道場です。

 昭和46年設立の伊勢原市弓道協会さまは、青少年センター弓道場を拠点に、
 10代から80代まで100名以上の会員が在籍し活動されています。
 近くにある東海大学弓道部の学生さんもこちらの弓道場を利用しているとか。




-矢が・・・(汗)なこのシーン、客席からも笑いが沸きますが、もともとは
 射った矢が的に届かない→「さすが(笑)」「立ち姿はイケてるんだよね(笑)」
 という設定だったとか。でも、このほうが面白い、とNGにならず採用に。
 (とはいえ、経験者でもないと、和弓を引く自体難しいですよね(笑))

しげぞー

(続く)  


2010年06月18日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)ロケ地巡り

善光寺門前 岩石町の路地

「転校生 さよならあなた」の通学路シーンに登場する岩石町の路地。
嘉門電気商会様の壁にかかった鏡でカズオがカズミの
髪を梳かしてあげる印象的なシーンに登場しました。





映画の為に造られたセットではなく、鏡も現在も変わりなく壁にかかっています。

2008年長野市善光寺門前と松代で開催された
路地サミットinNAGANO」。 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

路地サミット期間内に<歴史と文化を巡る路地観光>として、
①伝説で巡る「善光寺七小路」
  仁王門~羅漢小路~上堀小路~下堀小路~花小路
 ~虎小路~法然小路~桜小路~仁王門
 案内:歴史の町長野を紡ぐ会様
②お地蔵様の見守る門前町小路めぐり
  仁王門~堂跡地蔵尊~宿坊の地蔵尊~柏崎地蔵尊
 ~梅林庵跡~虎石庵跡~むじな地蔵~仁王門
 案内:長野郷土史研究会青年部様
の二つのまちあるきの際に立ち寄り頂き、
路地の風情に参加者の皆様が歓声を上げられていました。
大林宣彦監督のロケハンに感心しきりでした。

この路地は善光寺八町と言われる昔ながらの門前町の風情を色濃く残しています。
そして路地にあるお地蔵さまの8/23日の地蔵盆の様子です。
ご近所の方たちが花を飾り大切に祀っていらっしゃいます。



この路地が<全国路地のまち連絡協議会様> ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
の路地百選のリストに入りました。

大林監督が私達に気付かせて下さったまちの風景をこれからも大切に守っていきたいです。  


2010年06月17日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(2)まち巡り

浜名湖地域振興映画製作プロジェクト

りょうさまに鳥取発の映画をレポして頂きましたが、
浜名湖地域振興映画製作プロジェクト「書道ガールズ」に大林宣彦監督が
応援メッセージを寄せられています。

天まであがれ!書道ガールズ浜名湖えんため ←こちらをクリック下さい☆



その地域の美しい風景を生かした特色ある映画製作があちこちに広がると、
ロケ地巡りの楽しみがひろがりますね。  


2010年06月16日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画関連

長野で、寺島しのぶさん舞台挨拶決定!

2010年9月4日から長野松竹相生座・長野ロキシーさんで上映予定の
若松孝二監督「キャタピラー」 ←公式サイトはこちらをクリック下さい☆
の舞台挨拶が決定したそうです。

第60回ベルリン国際映画祭で、主演の寺島しのぶさんが
最優秀女優賞(Silver Bear - Best Actress)を受賞された事で
大きな話題になっていますが、舞台挨拶に若松監督、寺島しのぶさんがお見えになる予定です。

現在のところ舞台挨拶付きプレミア上映は8/11(水)だそう。
まだ正式な日程、時間が未定なところもありますが、速報としてお伝え致しました。

また詳細をお伝えするのでどうぞお楽しみに。

長野松竹相生座・長野ロキシー上映作品決定 ←こちらをクリック下さい☆


(C)2010若松プロダクション  


2010年06月15日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

「時をかける少女」ロケ地めぐり その15

◎あかりが父から8ミリ映写機を借りるグラウンド:群馬県桐生市 新川公園
-手前の2つのベンチ、左側の木、そして左遠景のビルと、
  芝生のグラウンド越しに見える正面の店舗がポイントです。




「8ミリなんて観るのか」「うん。」「題名は?」「光の惑星。」「・・・。」
「どうしたの?」
「いや・・・よくあるタイトルか。古いダチと昔撮った作品と同じタイトルなんだ。」
のくだりではあかりの背景に、この風景が映りました。



 新川公園、もとは新川球場という野球場だったそうです。
 1927年、桐生中学(現・桐生高)が第13回全国中等学校優勝野球大会(夏の甲子園
 の前身)初出場を機に地元で野球熱が盛り上がり、プール併設の野球場が作られたとか。
 台風による川の決壊などの被害を乗り越え、使い続けられましたが、
 老朽化で1987年に解体、跡地は公園として整備されました。
 地方球場ながら、落成記念として早稲田大VS法政大戦などいくつも大きな試合が開催され、
 終戦直後はプロ野球東西対抗戦が行われたそうです。
 (早実時代の王貞治氏も、桐生高との練習試合でマウンドに上がっているとか。)

 ちなみに、この近くにある、桐生厚生総合病院さまは、劇中の病院として登場しました。



映画のラスト、タイムリープや淡い恋、辛い別れを経験し(全て記憶は消えましたが)
人間的にひとまわり大きくなった?あかりが、
未来に向かって笑顔で一歩踏み出してゆくシーンで、
「何か分からないけれど感無量な気分で」満開の桜を見つめます。
(思えば、父からの電話をとるシーンでも「はい、芳山です」の語尾が、映画冒頭の
 今風ギャル口調から、落ち着いたものに変わりましたね。70年代色に染まったのか、
 成長したのか。。。両方でしょうね♪)

1年前は4/13ころが満開で撮影したそうですが、今年は遅くまで春の雪、
桜と雪の組み合わせとなりました。



しげぞー

(続く)  


2010年06月14日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)ロケ地巡り

善光寺表参道ギャラリーライン協議会 アートトーク2010

善光寺の門前にて新しい勉強会が始まりました。
「転校生 さよならあなた」のロケ地おそばの<大丸>さんのお話が聞けるまたとない機会です。

以下情報を転記致します。

善光寺表参道ギャラリーライン協議会
アートトーク2010のご案内

さて、善光寺表参道ギャラリーライン協議会では、前年度に継続して開催して参りました
「勉強会」を「アートトーク2010」といたしまして、一般公開にて以下の通り開催させていただきます。
地元の歴史やこれまでの歩みなども学びつつ、次世代へと繋げるような活動にしたいと思っております。

お誘い合わせの上、ぜひとも大勢の方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時  6月16日(水)  午後6時半から
会場  ガレリア表参道 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

ゲスト 藤井 寿人さん(大門町そば店・大丸店主)
話題  善光寺門前の今昔ばなし~かつての旦那衆の文化など~

善光寺表参道ギャラリーライン協議会事務局
ガレリア表参道

〒380-0832
長野市東後町21番地
グランドハイツ表参道弐番館B1F
TEL:026-217-7660 FAX:026-217-7661
E-mail:galleria-o@chime.ocn.ne.jp


(大丸さん家での撮影風景)  


2010年06月13日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

まちあるきのワークショップその2“私的"観光地図をつくるの巻

6/19(土)のまちあるきワークショップ(地図づくり)のご案内です。
ひがしざわも案内人として参加致します。
まちを歩いて<私的観光地図>として参加された皆さんのおすすめ7箇所を発見する予定です。
あの<転校生 さよなら あなた>のロケ地にもお連れしちゃうかも?


(私的名所候補?)

以下案内を転記致します。

「長野・門前暮らしのすすめ」まちあるきのワークショップ その2
「"私的"観光地図をつくる」の巻

「長野・門前暮らしのすすめ」では、5月から10月までまちあるきのワークショップを行います。
第二回目は前回に引き続き、地図づくり。
「"私的"観光地図」と題して、門前町を歩いて出会ったモノやコトをまとめてオリジナル地図をつくります。
ふるってご参加ください!

【日時】6月19日(土)、10:00~16:00
【内容】「私的観光地図」門前を歩いて七つの"私的"名所を発見し、地図にレポートする。
【会場】ナノグラフィカ、門前一帯
【持ち物】歩きやすい靴、あればカメラ、筆記具、雨具
【参加費】300円(お茶・お菓子付)
【定員】15名(定員になり次第締切)
【スケジュール】
    10:00 集合
    10:30 第一部:まちあるき
      ( お昼、休憩 ※各自 )
    13:30 第二部:地図づくり
    15:30 発表、感想タイム
    16:00 終了

※地図づくりをはじめて8年目、ナノグラフィカ・高井が手描き地図づくりの奥義(!?)を伝授いたします。
当日はお手本(エラそうだ!)として高井作・御食事&休憩処マップを配布いたしますので
ランチのお供としてお役立てください!
第一部のみの参加もOKです。
参加希望の方は、メールか電話にてご連絡下さい。
【主催】「長野・門前暮らしのすすめ」 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆  


2010年06月12日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

「時をかける少女」ロケ地めぐり その14

◎涼太がバスに乗る新宿バスターミナル:群馬県高崎市 高崎音楽センター



 −高崎城跡に作られた音楽ホール。
  1961年に建てられ、日本のモダニズム建築の代表作と言われます。
  涼太が出てきた出入口、深町にあかりが腕をつかまれたシーンの大きな室外機もあります。
  停車する古いバス、様々な表示類やエキストラの方々のファッションなどで、
  昔の新宿長距離バスターミナル風に変身しました^^。
  (スキーウエアやカービングでないスキー板、ビンディングなど懐かしい♪)



(アナウンス)「−行きは、本日乗り場変わりまして・・・」



「すみません!秋田行きのバスはどこですか。」
「秋田行きのバスはあちらですよ。」



「涼太!涼太・・・涼太!」



「はなして!」
「未来から来た人間が過去を変えてはいけない。」
「なら私は未来に帰らない!」
 (☆左手に撮影者の小生が写ってしまいましたが、このアングルだとどうしても・・・。
 映画本編でもよく目を凝らすと、そこには何かが?!(笑))



−現実の新宿では当然撮影できませんし、昔のターミナル風で、夜を徹して撮影でき、
 バスを走らせるのにそれなりのストロークで直線が確保でき、東京から比較的近く・・・。
 まさにここしかない!という感じだったのでしょう。

 あかりが能代行きバスを追いかけるシーンは横からのアングルで、そこには弦楽器の形の
 公衆電話がありますが、地元の方はすぐ分かってしまうのでCGで消したと^^。

 このシーン、懐かしいデザインの観光バスが出てまさに1970年代なのですが、
 よーく見ると・・・。
 手前の秋田行きバスは前乗り中降りの路線バスタイプです^^。
 (巧みなアングルやカット割りでよくみないと気づきませんが。)

 また実はバスは2台しかありません。最初のカットで4台ありますが手前3台は同じ車の合成。
 秋田行きバス車内から見た能代行きバスのカットで2台になっているのも同様です。
 稼動する古いタイプの大型バスをそろえるご苦労がうかがえます・・・。

 撮影では、エンドロールにある、草軽交通さまのご協力で、同社の虎の子、
 車歴29年のノスタルジックなバス、日野RC701が使用されました。
 予備車ながら当時は現役で、毎年気候のよい時期に軽井沢近辺で時々稼動し、
 バスファンを楽しませていましたが、2010年3月の車検満了をもってついに退役、
 過去帳入りとなってしまいました。

草軽交通「日野RC701」さよならツアー
 
 映画製作が1年ずれていたら・・・既に解体・更地になってしまったゴテツのアパート、
 あさま荘同様、映画には「出演」できなかったわけです。
 下吉田駅も改装され、おでん屋台・月江寺商店街のアーチも撤去され・・・
 どれも昨年の春でなければ撮れなかった映像ばかりです。
 もはや現実には見られない風景がスクリーン上に記録され、いつまでも思い出として残るのは
 嬉しいですね。

 つくづく、大林宣彦監督がよく口にされる言葉
 「映画は辻褄のあったウソ(何事も偶然ではなく必然)」を痛感します。
 偶然や自分の意思で撮ったと思っていても、何か天上の大きな意思のようなものが存在し、
 その掌の中、このタイミングしかない、という感じで「撮らせてもらって」いる必然、と。

 スタッフやキャストがスケジュールを合わせてこの作品を作るため集まられたこと、
 ロケ地や当時を彷彿させる大小いろいろ貴重なもの。
 天候やスポンサーなどもそうでしょう。
 それらの条件が全てそろって1つの作品を作り出すのはほとんど奇跡です♪
 (1つ条件が合わなくても同じものにならないわけですから)

しげぞー  


2010年06月11日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(4)ロケ地巡り