太陽の街、川越~川越まつりレポート ③
(埼玉りそな銀行川越支店。大正7年の建設。
第八十五国立銀行として設立され、かつては、お札の造幣も行われていたそうです。
かつては、このような番号が付番された銀行が全国に153番まであったそうです。
建物は、東京駅を設計した辰野金吾氏の弟子の保岡勝也氏の設計で、
色は違えども何となく東京駅に似ているのは、こんなところからもきているのでしょう。
埼玉県の登録有形文化財第1号です。)
(『つばさ』では、主人公の玉木つばさ一家の住む和菓子店「甘玉堂」として登場した
「陶舗やまわ」さん。撮影に使用されているのは建物の外観だけであり、
店内については、スタジオのセットで撮影されているそうです。
実際の撮影では、営業に支障が出ないようまた一般道の規制もせず、
甘玉堂に変身させるのに30分・撮影に30分・
やまわさんに戻すのに30分と早業で行われていたそうです。
また、往時の商家の典型的な長屋造りを現在に残しており、間口が狭く奥に深い造りとなっています。
大通りに面した正面の店舗部分は耐火性に優れた観音開きの重厚な蔵造り、
奥に進むと木造の住居部分、そして土蔵の一番蔵・二番蔵・三番蔵が続きます。
奥に長い構造のため、行き来するためのトロッコの線路が敷地内に敷かれています。
ドラマで度々登場したトロッコ、本当に存在しているのですね。)
(実際にやまわさんあるトロッコ)
(時の鐘と鐘つき通りを進む山車。『つばさ』のワンシーンを思い出します。
かつて鐘の音は、20km先までも聞こえたと言われています。
1日に4回、6撞きずつの鐘の音を響かせています。4×6で24時間、ですね。)
(川越市蔵造り資料館。明治26年の川越大火を契機に建てられた、
川越の蔵造りの街並みですが、その復興も早く、蔵造り資料館の建物となっている
元・煙草卸商万文の商家は、わずか1ヶ月で棟上させたと伝えられています。
江戸同様、川越も火事を想定した準備が日頃からされていたそうです。
もちろん、この建物にも左脇に荷物出し入れ用のトロッコの線路跡が)
(明治26年の大火を焼け残り、後の川越の蔵造りの建物のお手本となった「大沢家住宅」。
1792年の建造。)
そして、川越まつり会館で少し休憩。
『つばさ』オープニングで多部未華子さんが上っている屋根として以前紹介しましたね。
そして、再出発。
12時ちょうどの時の鐘の澄んだ音色が流れる鐘つき通りを進み、
江戸まで通ずる川越街道へ出て、川越城を建てた太田道灌の像が建てられている
元西大手門跡地に建つ川越市役所を通り、本日最後の目的地・
川越まつりの山車行事のルーツとされる神幸祭が執り行われる川越氷川神社へ。
(まち歩きの途中途中でも、趣深い建物たちと出会えます)
(江戸っ子の“粋”な犬たちも)
(川越市役所前の太田道灌像)
路地を歩きながら、シルバーガイドの渡辺様からは川越の観光バス事情や高校野球、
映画『ウォーターボーイズ』のモデルとなった県立川越高校のシンクロナイズドスイミングなどの話も。
つづく
りょう
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2010年04月21日 Posted byひがしざわ at 08:00 │Comments(0) │未来に紡ぐ
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