想いはどこまでもかけつづけて~時をかける少女初日舞台挨拶編③

想いはどこまでもかけつづけて~『時をかける少女』新宿初日舞台挨拶編~③

続いて、歌といえば劇団四季出身で今作が映画初出演となる石丸幹二さんへ、
「作品のキーパーソンでしたが」との質問に。
「映画の撮影時、ちょうどミュージカルもやっていて、こちらは現実的な役柄だった。
だから、シナリオをいただいて「未来人?」ってまず思いました。
皆さんよくご存知の『時をかける少女』唯一のカタカナの名前ケン=ソゴル。
さあ、どうしようかと思いました。
実際、映画の世界は初めてだったのでカメラを前にしての写り方も含めて、
脚本を読んで非常に演技について悩みました。
でも、谷口監督を初め、とっても温かい現場で、
良い雰囲気を創っていただけたので、飛び越えていけた。
仲さんの向かってくる体当たりの演技に、舞台と同じだなと自分の気持ちも燃えました。
初めてで良い映画に出逢わせていただきました。」
「完成した映画をご覧になられたご感想は」と聞かれ。
「他の方が非常に活き活きとしていたので、自分が未来人っぽく見えて良かったのではないでしょうか(笑)。
監督の編集のおかげです。」
と話す石丸さん。本当に、声も含めて落ち着いたダンディな方です。
そして、劇団四季の元看板役者から舞台向きと言われた里依紗さん。
ぜひいつか舞台での姿も観てみたいと思いました。

次に、石橋杏奈さんへ、「まだ生まれていない1974年の女子高生を演じるにあたって、
心の準備はありましたか」と言う質問。
「まったく知らない世界だったので前作を見たりしたのですが、
自分は福岡出身なのでイントネーションもそうですが、
いまと70年代との言葉遣いの違いにも戸惑いながらも気をつけました。
制服の上に着た昔のオーバーコートは、すごく裾が長かったりと、
新しい発見があってとっても楽しかった。」
現役雑誌モデルだけに、司会者からは
「70年代でご自身のファッションに活かせるものは何かありましたか」と
言う質問もありましたが、「いえ」と正直に答えてくれる石橋さん。

石橋さんからは、「1年前の撮影で、しかも自分は3~4日だけだったので、
あまり当時のことを覚えていないんです(笑)」との爆弾発言も飛び出しました。
仲さんのはっちゃけぶりとはまた違いますが、
石橋さんも静かな見た目とは異なり、なかなか独特で面白い方です。

続いて青木崇高さんへは「ワイルドな役柄だったですが、いかがでしたか」と聞かれて
「撮影初日の最初のシーンが流し台の裸の場面だった。
実は、パンツを用意していただいていたのですが、
体を洗うのにパンツなんて人間的にいやだったので(笑)履かないで撮影をしました。
初日からそんなシーンだったので、舐められちゃいかんと、相当気合を入れて臨みました。」
そして、谷口監督に向かって訴えかけながら
「裸になったり、品のない言葉を連発していたり、
未来の奥さんと干支が一緒で中尾さんからは犯罪だと言われたり
(石橋さんとは12歳差です)、僕は真面目に一生懸命仕事をしていたのに、
誤解がステキに映画に写っています(笑)」

想いはどこまでもかけつづけて~時をかける少女初日舞台挨拶編③

つづく

りょう



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2010年03月24日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(0)未来に紡ぐ

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