ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

田野口家の「杏」と「柿」の木に案内して頂きました。
白壁に古樹が映える、長野市の保存樹木です。

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③
ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③
ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

推定樹齢130年以上の柿の木は花の盛り。
道路に特徴的な花が散っています。

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③
ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

バブルの時期はゴルフクラブのヘッドの材料として、何度もこの木を買いたいと申し出があったそうですが、
大事に守り続けて来たそうです。

杏の木も樹齢は150年以上だそう。
こちらの木も大事に手入れがされています。

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

その後、池田山浄真寺(浄土真宗)で一休みをしました。

池田山浄真寺-寺伝による平安時代の終わりごろ、武士であり歌もたしなんだ源頼政の子孫である
池田刑部重綱が親鸞上人の弟子となった。
浄真という法名で最初は下氷鉋に草庵を建てたが、その後川中島の合戦の兵火に焼かれて
ここに移り、現在の浄真寺となった。-

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

本堂内にある狩野派の絵師芳暁斎の書いた襖絵が見事でした。

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③
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天井絵もとても美しく、長く歩いてきた疲れも吹き飛ぶような思いでした。

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③
ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③

次は青龍山教覚寺(浄土真宗)へ。

-青龍山教覚寺 この寺は西法寺の行う仏事を取り次ぐなども約300戸の檀家を
まとめる任を持ったお寺である。
浄土真宗で「てつぎでら」「お手接ぎ寺」と呼ばれる。
だれが建てたのか、この教覚寺の開基はわからず、いつからあるのかも分かっていない。
武田信玄との関係はかなり深かったようで武田菱の紋があちこちに使われており、
建物自体もかなり古いものと考えられている。-

こちらにあるのは市の保存樹木のナツメ。
推定樹齢は100年以上で、ナツメの実は食すると疲労回復の効があると珍重されていて
多く植えられたそうですが、今はあまり見かけない樹木となってしまいました。

ながのまちあるき ~松代の古樹めぐり~③
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続く



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2010年08月18日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(0)松代まちあるき

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