松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編

願行寺の本堂にお参り致します。
寺額は京都知恩院門主の筆だそうです。

松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編
松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編

ご本尊様は阿弥陀如来坐像です。

松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編

正四位勲三等真田幸民が書かれた「城巽林」の額です。

松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編

またこのお寺の寺宝として、「阿弥陀如来立像」がございますが、
この由来を説明致しましょう。

-初代藩主真田信之公が没すると近臣鈴木主人は殉死。
臣下の小林彦十郎、金井右馬助、伊木彦六の3名は出家した。
伊木彦六は願行寺住職誓誉上人を導師として得度して信西と称し、
菩薩堂の庵主となり、仏画・彫刻に才を現す。-
「阿弥陀如来立像」はこの信西の作です。
出家した後素晴らしい仏像を残されたのは、文化・芸術を大切にした松代藩出身ならではでしょう。

松代藩藩祖真田信之公の御骨、御位牌、御尊影を納めた厨子です。
信西が菩薩堂に祭っていたもので信西没後、願行寺に祭られているそうです。

松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編

願行寺の天井絵がとても素敵でした。
松代には美しい天井絵が多くあり、お寺巡りの楽しみの一つです。
色鮮やかな花の中に蝶や鳥、りすが遊び、極楽浄土のようでした。

松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編
松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編
松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編
松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り願行寺後編



同じカテゴリー(松代まちあるき)の記事画像
松代まちあるき~旧前嶋家邸宅~
松代まちあるき~長国寺御霊屋編~
松代まちあるき ~松代城太鼓門~
「長野電鉄屋代線存続の危機」ライブ放送!
松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り 龍泉寺編
松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り蓮乗寺後編
同じカテゴリー(松代まちあるき)の記事
 松代まちあるき~旧前嶋家邸宅~ (2011-03-02 08:00)
 松代まちあるき~長国寺御霊屋編~ (2011-02-25 08:00)
 松代まちあるき ~松代城太鼓門~ (2011-02-24 08:00)
 「長野電鉄屋代線存続の危機」ライブ放送! (2011-02-08 08:00)
 松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り 龍泉寺編 (2011-01-28 08:00)
 松代まちあるき「閻魔大王図」拝観と御安口三ケ寺巡り蓮乗寺後編 (2011-01-23 08:01)

2011年01月21日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(0)松代まちあるき

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。