「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

ドラマもいよいよクライマックスです。
無事<鎮めの儀式>を終えて晴れ晴れした一同がビートルズのあのアルバムジャケット風に
渡った早朝の横断歩道は、信号待ちアングルが興福寺前、そして渡るシーンは東大寺前です。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

奈良を離れる前の日曜日。
小川先生&藤原くん、福原先生&長岡先生(マドンナ)のダブルデート待ち合わせは、
興福寺をのぞむ猿沢池ほとりでした。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

鹿から聞き出した、小川先生の顔を元に戻す方法を伝えるべく藤原くんが堀田を呼び出した浮見堂。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

最後の朝、小川先生が藤原くんと別れたのは、猿沢池から興福寺にあがる石段「五十二段」。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

「五十二段」の名は、善財童子が五十二人の知識人を尋ねまわった古事に因み、
また、五十二の階段は仏門に入る修行の段階を表現しているそうです。

そして、小川先生の顔を戻す「儀式」のため堀田が向かった近鉄奈良駅は・・・
実は「天理」駅の臨時ホームでした。(近鉄奈良駅は地下で、ファンタジーな絵にならないから?)

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

おまけ:ラストシーンは東京で再会した小川先生&藤原くん。東京赤羽橋近くの三田ビル前でした。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

この作品では、現実とは異なるファンタジーの世界として?
ほとんどのシーンが色合いを変えて描かれてました。
ちょうどこんな感じ。同じ風景もフシギな世界に思えてきますよね^^。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)
「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

映画でもドラマでも、作品そのものの魅力とともに、
映し出される風景から、「そこに行ってみたい!」と思わせる点では共通しています。
映画『転校生 さよならあなた』との出会いがなかったら、
自分も信州の美しい晩秋の風景、その魅力を知ることができなかったかも。
あらためて、映像作品の素晴らしさを感じるのでした。

P.S.若草山で撮影しているとじっとこちらを見つめる視線。
ふとみると1頭の鹿がつかつかと・・・。

「お前・・・さびしいか?」「・・・ぴぃ。」(最終回)

「出番だよ、センセイ。」
ま、まさかっ?!

しげぞー



同じカテゴリー(ロケ地巡り)の記事画像
「時をかける少女」ロケ地めぐり その20 番外編③
「時をかける少女」ロケ地めぐり その19 番外編②
「時をかける少女」ロケ地めぐり その18 番外編①
「時をかける少女」ロケ地めぐり その17
「時をかける少女」ロケ地めぐり その16
「時をかける少女」ロケ地めぐり その15
同じカテゴリー(ロケ地巡り)の記事
 「時をかける少女」ロケ地めぐり その20 番外編③ (2010-07-02 08:00)
 「時をかける少女」ロケ地めぐり その19 番外編② (2010-06-28 08:00)
 「時をかける少女」ロケ地めぐり その18 番外編① (2010-06-24 08:00)
 「時をかける少女」ロケ地めぐり その17 (2010-06-21 08:00)
 「時をかける少女」ロケ地めぐり その16 (2010-06-18 08:00)
 「時をかける少女」ロケ地めぐり その15 (2010-06-14 08:00)

2008年08月15日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(2)ロケ地巡り

この記事へのコメント
スクリーンに映し出される「映画」を題材にしたこちらのブログに「テレビドラマ」の記事を?と悩みましたが、このドラマ、テレビにしては?実にファンタジーあふれるストーリー、本格的なセット、そして[ロケ地フリーク]にとってはなかなかツボ!な作品。
ひがしざわさまからも「鹿男ファンの方々がネットで検索してたどり着いて『転校生さよならあなた』という作品や信州の魅力に触れていただけたら…」とおっしゃっていただき、映画や信州のファンの裾野を少しでも広げるお手伝いになれば、と4回にわたり記事にさせていただくことになりました。
記事の締めにも書きましたが、その作品にであわなければ、まず触れることのなかった美しい風景やそこで暮らし、郷土を愛しておられる方々との出会いなど、大事にしてゆきたいものですo(^-^)o
Posted by しげぞー at 2008年08月15日 20:51
しげぞーさま、ありがとうございました。
素晴らしい作品は映画もテレビも変わりなく
その土地の美しさや暮らしを伝えていくと思います。

記憶力が抜群なしげぞーさまでなければロケ地を見つけて
再現するなんて事はなかなかできないです。
いつも本当にありがとうございます。

松本市でもドラマ「白線流し」のロケ地を求めて
旅をされる方が今でも多いと聞きました。
「鹿男あをによし」もそんな風に長く愛されるのでしょうね。
Posted by ひがしざわ at 2008年08月15日 23:30
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。