この想い、君に届け~初日舞台挨拶編 ④


(肉まん・あんまんの土手。足利市南町『渡瀬川中橋西側付近』)

続いて、青山ハルさんから
「こっ、こんにちは。」と挨拶をすると、場内からも「こんにちは。」の返しが。
「こんにちは、ありがとうございます。真田龍を演じさせていただいた青山ハルと申します。
よろしくお願いします。今日は初めて初日の舞台挨拶なんです、
個人的な話なんですけど(笑)。それで『君に届け』という作品が、初めてっていうことが凄く多くて、
僕にとっても初めてのことがたくさんあった現場で、それでたくさんの人に支えられながら、
ここに今、立てていることが凄く幸せです。えーっ、あっ、ありがとうございました(笑)。」
なかなか、独特な雰囲気を持つ青山さんです。
「でも、青山さんは、オーディションを受けた結果、
プロデューサイチオシで真田龍役に決まったという風にうかがっておりますが
、決まった瞬間というのはどのような思いだったですか。」との質問に
「もう本当に凄く嬉しかったです。そして、正直、僕、3月頃にオーディションがあったんですけど、
その頃、凄く追いつめられてて、精神的に(笑)。
それで、何か視野とかも凄い何かこんなに狭くなっちゃってて。
で、漫画を読んだ時に、何かちょっとでも役に近付けるような気がしたんですよ、自分で。
なので、何か、もしこの役をとれないんだったら、役者を辞めないといけないのかなって思っちゃうぐらい、
結構、真剣にというか、いや、いつもオーディション受ける時は真剣なんですけど(笑)、
何か、いつも以上にその切羽詰まった感じとかが出てたオーディションだったとは振り返ると思います。」
と熱く語る青山さんに場内は大爆笑。
それを頷きながら聞いている熊澤監督。
「なるほど。深刻な個人的な悩みまで打ち明けていただいてありがとうございます。」
と返す菅谷アナウンサーです。


(6人の物語舞台となった高校・足利市大前町『旧県立足利西高校』)


(同校庭)

ひと通り挨拶が一巡し、続いては、初日舞台挨拶恒例のサプライズ企画に移ります。

菅谷アナウンサーから
「さて、この映画『君に届け』は、別冊マーガレットで連載中の超大人気少女コミックが原作です。
昨日、コミック第12巻が発売されましたよね。」
との話しに、蓮佛さんが「そうなんだぁ」といった感じで、隣の夏菜さんとひそひそ話をしています。
「累計1,400万部を突破しました、まさしく今一番売れている少女コミックですが、
その一方で、とても人気のある作品の映画化ということで、
スタッフ、並びにキャストのプレッシャーは本当に大変なものでした。
でも、こうして今日、たくさんのお客さんに集まっていただいたのを見ますと、
やはり、キャスト、スタッフからの想いは届いたのかな、という風に自負しております。
皆さま、どうもありがとうございました。
さて、その想いを届けることをテーマにしました『君に届け』では、
一般の皆様の届けたい想いを募集して、
キャストのみんなで応援して行こうという企画「届け!想い!キャンペーン」を実施しております。
既に応募総数は2万4千通を超えました。
たくさんの方々に想いを寄せていただいております。
そこで今日は、初日にふさわしく、届けたい想いを
多部さんと三浦さんに紹介していただきたいと思います。」
すると、舞台右手から茶色いバスケットを載せた台が運ばれてきます。
先日の完成披露試写会の時点では、1万7通でしたから、
この1週間ちょっとで、7千通もの応募があったのですね。


(恋破れてやけ食い・足利市今福町『お好み焼き庄太』)

来週に続く

りょう  


2010年12月03日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)未来に紡ぐ