どんぐりころころ

どんぐりころころ

映画の中で“川原病院”として出てくる建物は長野赤十字血液センター隣、
かつての長野赤十字病院の看護師学校の女子寮で、現在は使われておりません。

長野の中心市街地のなかにあり、実は私の勤めている会社のすぐそばに
あるのですが、私恥ずかしながらその建物の存在をまったく知りませんでした…
確かに血液センターは献血のときくらいしか行かないし、その奥の建物なんて全然
目に入ってきませんけど。

中心市街地にあるというのに静まり返っていて、電気が通っていないから薄暗い。
はっきり言って怖いです(泣)
そして庭は、ぼうぼう草が生えており、大きなかしの木?らしきものがあり
撮影の準備の合い間に私はのんびりどんぐりを拾っておりました。

繰り返して言いますが、一応県庁所在地の長野市の中心市街地なんです。
このロケ地を見つけた大林監督の嗅覚ってどんななんでしょう。
ひたすら感嘆します。

しかし、この建物で小道具の探し物をするというミッションを受けた私ひがしざわは侵入することに!
そして中に入った私が見たものは!

続く-


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2007年07月21日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(4)映画 大林宣彦監督 長野

この記事へのコメント
ひがしざわさま、こんにちは。
「川原病院」といえば、タクシーを心配そうに見送り、川原女医にぺこりと会釈するカズミ、赤いポストと古い木造の建物が印象的でしたが…。あの木造建物、もうスクリーンの中と観客の記憶にしか存在しないのですね。ちょうど訪ねた正にその日、重機が唸り、更地になるところでした(涙)。
Posted by しげぞー at 2007年07月21日 10:38
えーっ!取り壊されたのですか。びっくり。
またもや近所にいるのに知らない(泣)  残念です。
スクリーンの中にしか存在しない建物がまた1つ増えてしまいました。
それにしてもしげぞー様、取り壊されるところにいたなんて歴史の証人
みたいですね。すごい。。。
Posted by ひがしざわ at 2007年07月23日 15:16
「転校生」からは脱線しますが、同じ大林監督作品「あした」で使われその後尾道水道に係留されていた[呼子丸]が数年後老朽化による腐食で沈んだ正にその日も尾道市内におりました。大林作品に関しては何か縁があるかもしれませんf^_^;。
さて、本日一度きりの「転校生」新旧同時上映、行ってまいりました。平日昼間にもかかわらずなかなか大盛況。2作品続けて見ると、各作品、キャスト、そして長野・尾道それぞれの個性や特色、良さが引き立って、新しい発見や感慨がありました。
Posted by しげぞー at 2007年07月23日 17:54
昨日「川原病院」の木造の建物があったところを見てきましたが
もはや何もなく、昔から更地だったようなよそよそしさでした。
“まち”は変わっていくものだと思っても寂しいものです。

尾道の上映会、楽しまれたようですね。

長野でも新旧転校生の上映会を映画祭に合わせて
上映する予定です。どんな発見があるでしょうか。
今から、わくわくです。
Posted by ひがしざわ at 2007年07月24日 16:03
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