「飛びます、飛びます!したまちコメディ映画祭。」その4
その4:変わるもの。変わらないもの。温故知新。
「映画は作ってスクリーンに投影され、観客の心のスクリーンで初めて映画になる。
審査結果と会場の感想が同じでよかった。
長年映画を作っているが、違ったら<ズレている>わけだから(笑)。
応募作品200作品全て観たが、ひとことコメディといっても
アプローチが様々でどれも素晴らしかった。
共通したテーマは「孤独」。
落語も含めて昔からコメディは下町の暮らしを描いてきた。
下町は人と人の距離が近く、喜怒哀楽がぶつかりあう。
最近は人間関係が希薄で、コミュニケーションをとるよりは
一人でいるほうがよいという風潮で誰もが孤独を感じている。
1匹と1体は、敵か味方か分からないがとにかく出会ってしまった。
出会ったからにはコミュニケーション(戦い)。
そのうちに不思議な連帯感が生まれて仲間になった。
聞き取りにくい言葉は、相手に聞かせるというより、自分の言いたいことを曖昧に口にしただけ。
昨今は主義主張をはっきりさせると角が立つ。
何となくボソボソ言って、結果として噛み合っても噛み合わなくても
それだけでつながっている気がして・・・という、現代の人間関係を象徴していると感じた。
意図したかどうかは別として。
(最近のお笑いブームも、言い回しの妙で「笑わせる」というより、テンポや話が
かみ合わないおかしさで「笑われる」芸風が主流ですね:しげぞー)
今回200本を超える応募があったことについて、欽ちゃんとも控室で、
若い人たちが浅草からコメディを世界に発信しようとしているのは楽しみだし頼もしいね、と話した。」
そして表彰式に続いて映画祭を支えたボランティアスタッフ全員が登壇、
大きな拍手の中、セレモニーは終了しました。
続いて第2部、声優さんが無声映画に声をあて、名画が「声優口演」で蘇ります。
日本の喜劇の神様、斎藤寅次郎監督のドタバタコメディ「子宝騒動」と
「チャップリンの冒険」を近石真介さん(初代マスオさんや「猿の惑星」コーネリアス)、
羽佐間道夫さん(スタローンやロイ・シャイダーほか)、
山寺宏一さん(エディ・マーフィ、ジム・キャリーほか多数^^)、
井上喜久子さん(永遠の17才。笑)ら人気声優の口演で上映したほか、
日本チャップリン協会さま全面協力で「チャップリンNG集」の貴重な映像を観ながらの声優トークショーも。
(倉庫の奥から発見された、丸ごとボツで世に出なかった映像も世界初公開!
1シーンを何十、何百テイクもしているこだわりに皆絶句^^;。
ビデオと異なりフィルムですから現像代も想像を絶します。)
小生、邦画では大林作品、洋画ではチャップリン作品が大好きで、
どちらも公開作品はほぼ全作観ておりとても楽しみでした。
「7色の声を持つ」声優・山寺さんも大ファン。
本来「無声映画」の前期チャップリン作品ですが山寺さんのマシンガントークで爆笑
爆笑、また爆笑^^。(登場人物全員の声、更にナレーションや効果音、アドリブの
ギャグまで全編しゃべりっぱなし。いやはや恐るべし^^;。)
各地の映画祭をまわっていますが、それぞれ特徴と個性があるのが面白いです。
市民参加型の手作り感あふれるもの、「プロ」の技術を満喫できるのもの、
切り口も千差万別で飽きることがありません。(皆同じではつまらないですよね)
しげぞー
「映画は作ってスクリーンに投影され、観客の心のスクリーンで初めて映画になる。
審査結果と会場の感想が同じでよかった。
長年映画を作っているが、違ったら<ズレている>わけだから(笑)。
応募作品200作品全て観たが、ひとことコメディといっても
アプローチが様々でどれも素晴らしかった。
共通したテーマは「孤独」。
落語も含めて昔からコメディは下町の暮らしを描いてきた。
下町は人と人の距離が近く、喜怒哀楽がぶつかりあう。
最近は人間関係が希薄で、コミュニケーションをとるよりは
一人でいるほうがよいという風潮で誰もが孤独を感じている。
1匹と1体は、敵か味方か分からないがとにかく出会ってしまった。
出会ったからにはコミュニケーション(戦い)。
そのうちに不思議な連帯感が生まれて仲間になった。
聞き取りにくい言葉は、相手に聞かせるというより、自分の言いたいことを曖昧に口にしただけ。
昨今は主義主張をはっきりさせると角が立つ。
何となくボソボソ言って、結果として噛み合っても噛み合わなくても
それだけでつながっている気がして・・・という、現代の人間関係を象徴していると感じた。
意図したかどうかは別として。
(最近のお笑いブームも、言い回しの妙で「笑わせる」というより、テンポや話が
かみ合わないおかしさで「笑われる」芸風が主流ですね:しげぞー)
今回200本を超える応募があったことについて、欽ちゃんとも控室で、
若い人たちが浅草からコメディを世界に発信しようとしているのは楽しみだし頼もしいね、と話した。」
そして表彰式に続いて映画祭を支えたボランティアスタッフ全員が登壇、
大きな拍手の中、セレモニーは終了しました。
続いて第2部、声優さんが無声映画に声をあて、名画が「声優口演」で蘇ります。
日本の喜劇の神様、斎藤寅次郎監督のドタバタコメディ「子宝騒動」と
「チャップリンの冒険」を近石真介さん(初代マスオさんや「猿の惑星」コーネリアス)、
羽佐間道夫さん(スタローンやロイ・シャイダーほか)、
山寺宏一さん(エディ・マーフィ、ジム・キャリーほか多数^^)、
井上喜久子さん(永遠の17才。笑)ら人気声優の口演で上映したほか、
日本チャップリン協会さま全面協力で「チャップリンNG集」の貴重な映像を観ながらの声優トークショーも。
(倉庫の奥から発見された、丸ごとボツで世に出なかった映像も世界初公開!
1シーンを何十、何百テイクもしているこだわりに皆絶句^^;。
ビデオと異なりフィルムですから現像代も想像を絶します。)
小生、邦画では大林作品、洋画ではチャップリン作品が大好きで、
どちらも公開作品はほぼ全作観ておりとても楽しみでした。
「7色の声を持つ」声優・山寺さんも大ファン。
本来「無声映画」の前期チャップリン作品ですが山寺さんのマシンガントークで爆笑
爆笑、また爆笑^^。(登場人物全員の声、更にナレーションや効果音、アドリブの
ギャグまで全編しゃべりっぱなし。いやはや恐るべし^^;。)
各地の映画祭をまわっていますが、それぞれ特徴と個性があるのが面白いです。
市民参加型の手作り感あふれるもの、「プロ」の技術を満喫できるのもの、
切り口も千差万別で飽きることがありません。(皆同じではつまらないですよね)
しげぞー
第25回高崎映画祭の授賞式
ららヨコハマ映画祭
ミューズ シネマ・セレクション 特別対談と落語の夜
2月17日...山村浩二自選傑作集他上映
2011年第25回高崎映画祭
アニメーションの世界 動く絵のコミュニケーション力
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2009年12月11日 Posted byひがしざわ at 08:00 │Comments(0) │各地映画祭巡り
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