「大林監督×谷口監督×菅野友恵(脚本)トークショー」レポ ④

『時かけ』大ヒット記念イベント第5弾「大林監督×谷口監督×菅野友恵(脚本)トークショー」レポ

-最後にそれぞれ一言ずつお願いします。

宣「ご覧になった皆さんの中で、時をかける少女はどんどん広がっていると思います。
  映画を本当に作るのは皆さん。
  皆さんの感じたあかりちゃんは、監督や脚本家の意図とは違う
  人格を持って歩き出しているかもしれない。
  観客が100人いれば100本の時をかける少女、
  そういう風にそれぞれの時かけをいつまでも語り継いでください。
  来年、10年、20年、50年後・・・全く違う時をかける少女を見出すでしょう。
  映画はそういう風に一生観続けても終わらないものです。
  谷口さん、これからもそういう映画作りをぜひ頑張ってくださいね。
  100回観なければ分からないような映画、というようなことが、
  実は映画の寿命を延ばす秘訣ですから。」(拍手)

「大林監督×谷口監督×菅野友恵(脚本)トークショー」レポ ④

菅「今回の時をかける少女は、以前のヒロイン・芳山和子と
  新ヒロイン・あかり2人の物語でもあります。
  それぞれの世代にそれぞれの時をかける少女がいるように、
  他の誰かと一緒に観ていただいたり、
  娘さんや息子さんたちとそれぞれの想いを紡ぎあって、
  語り合っていただける映画です。ぜひ楽しんでください。」(拍手)

「大林監督×谷口監督×菅野友恵(脚本)トークショー」レポ ④

谷「公開から1カ月以上経つと、映画が自分たちの手を離れて、
  お客さんの中で生き始めた感覚になります。
  あかりのほかにも、かつての時かけの和子さんや吾朗ちゃん、深町くん。
  涼太や門井、ナツコら、新しいキャラクターもいます。
  沢山の方に映画館で会ってほしいですね。
  繰り返し観てもらえば、いろいろな楽しみ方(隠し設定やこだわりの小道具)も
  できる内容なので、2回、3回目での発見もあると思います。
  もし気にいっていただけたら、これからもぜひ応援してください。
  今日は本当にどうもありがとうございました。」(拍手)

「大林監督×谷口監督×菅野友恵(脚本)トークショー」レポ ④

-ゲストの谷口監督、菅野さんそして大林監督、本当にどうもありがとうございました。
 盛大な拍手でお見送りください!

大きな拍手のなか、いつものように笑顔でスクリーンに一礼、
客席に「Ⅰ LOVE YOU」の指サインをされる大林監督を先頭に、菅野さん、谷口監督と
退場してゆかれ、客電が落ちて上映開始となったのでした。

「大林監督×谷口監督×菅野友恵(脚本)トークショー」レポ ④

しげぞー



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2010年06月04日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(0)各地映画祭巡り

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