おのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇

おのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇

なにより、どんなに疲れていても、大きな荷物を持っていても、
坂を上らなければ家に帰れません。
足腰の弱った年配の方が住み慣れた家を離れざるをえず、
坂道に空き家が増えるのも分かります。
坂道散歩を日課にしているガイド犬・ドビンちゃんも、
最近はよる年波で?上り坂では息が上がりがちです^^;。

そんな坂道でなんとか人力以外を活用しよう、と皆さん考えてきたのでしょう。
普通の石段と一緒に、ある場所では横、またある場所では
真ん中にこのようなスロープが設けられています。
(大通りを渡る歩道橋に見られるアレです)

おのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇
おのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇
おのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇

でも、いくらスロープがあっても自転車で駆け上るのは至難の業。
「転校生」で陸橋を「うぉーっ!」と駆け上がった
カズオこと小林聡美さんも毎日ではうんざりでしょう^^;。
そこで登場するのが原付バイク。
尾道の坂道を歩いていると「え、こんなところまで?」
というかなり斜面の上のほうでもバイクとすれ違うことがたびたびあります。

以前、日本テレビ系の番組「鉄腕DASH」で、TOKIOのメンバーが「坂の上から、
自転車こがずに海まで行けるか?」という実験の第1回をしたのも尾道でした。

ただでさえ作られた坂道や路地が迷路のように複雑にのびる千光寺山の南斜面、
全てにスロープがあるわけではありません。
その中でスロープをたどって上まで行くには、右へ左へ、
路地マップが頭にないとなりません。
坂道で暮らすにはそういうことも覚えていないといけないのです。。。
知力体力・・・やはりタイヘンですね。
でも、それを差し引いてもそこに住みたいと思わせる魅力があるのも事実です。
スロープは千光寺山の、ほとんど頂上直下まで続いています。

それに、坂道は人間だけのものではありません。
犬や猫も使っているのです。
ほら、視線を低くしてよく見ると・・・足跡スタンプが♪
セメントの固まる前に歩いちゃったのね^^;。

おのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇


しげぞーおのみちまちあるき。。。第31話「坂での暮らし。。。」 後篇



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2009年04月21日 Posted byひがしざわ  at 08:00 │Comments(0)おのみちまちあるき

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