七瀬の土地を訪ねて⑦ ~タイヤ公園編~

朗:「大丈夫?」
七瀬:「……今まで、聞こえて来るだけだった。でも、昨夜は自分で聞こうとした。
    心の中を覗くことを、武器にした」 
    「……こんなにイヤな気持ちになるとは思わなかった」
恒介:「……巻き込んで、悪かったな」
朗:「ねぇ、なんで二人とも落ち込むの?」
恒介:「結局、未来は変えられなかった」
朗:「えー、変わったんじゃないの?」
「お姉さんが心を読んで犯人に気付いたから逮捕されたんでしょ? 
二人がいなかったらもっともっと犠牲者が出たんじゃないの?」
恒介:「朗の言う通りかもな」
朗:「だろ」

第2回「危険な力」で、からくも連続通り魔犯の危機を切り抜けた
七瀬と恒介・朗の3人が談笑していた公園。
ショックで落ち込んでいた二人を励ます
朗くんの無邪気な笑顔に心が和むシーンのひとつです。
背景のタイヤで出来た怪獣が印象的でしたよね。

こちらは、東京都大田区の西六郷公園、
通称タイヤ公園(大田区西六郷1丁目6番)です。


(タイヤ公園)

JR京浜東北線の線路脇にあるこの公園。
訪れたこの日も、近所の子どもたちや保育園の園児たちがたくさん遊んでいました。
子どもたちの元気な笑顔が溢れています。

ロケ地撮影では、子どもたちが、なるべく写らないように頑張りました(汗)
公園にカメラを向けている時点でかなり怪しい人物なのですが。
以上、閑話休題。


(七瀬たちがいた公園内)

七瀬たちが腰をかけていたのは、写真前方の大きなタイヤチューブでしょうか。
他に朗が登っていたような高さのタイヤはなかったので、
こちらは撮影時に周りのタイヤを積み上げたようです。

【西六郷公園】
蒲田駅徒歩約15分
京急線雑色駅徒歩約8分
公園で子供たちが利用する遊具といえば、ブランコ・すべり台や砂場などが一般的ですが、
西六郷公園では愛称のタイヤ公園の名前が示すとおりタイヤが主役です。
大小さまざまな大きさの3,000本の古タイヤが、
ゴジラやロボットなどに姿を変えて皆さんを出迎えてくれています
他にも、四季の草花に彩られた花壇の間を抜けた敷地には、
タイヤで仕切られた大小2つの円形の広場があります。
大きい広場には、親子のゴジラ、ピラミッド、大タイヤつり輪などがあります。
特に親ゴジラは足から頭までの高さが8m、
頭からシッポまでの長さが20mあり子供たちに大人気です。
小さい広場には、ロボットとロケットがユニークな形を見せています。
そのほかの砂場にはフリーのタイヤが置かれていて自由に遊ぶことができます。


(タイヤ公園全景)

りょう  


2009年08月21日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)未来に紡ぐ