まちとしょテラソ開館一周年記念シンポジウム

このブログも<信州デジくら>と連動してデジタルアーカイブ関連の
市民ディレクター講座等を紹介してきましたが、
小布施町でも文化的遺産をデジタルアーカイブする活動が始まっています。
そのシンポジウムについてお知らせ致します。

まちとしょテラソ開館一周年記念シンポジウム ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
「デジタルアーカイブで遊ぶ、学ぶ、つながる」
  ~100年前の小布施人が伝えたもの
   100年後の小布施人へ伝えるもの~

「デジタルアーカイブシンポジウム」

7月19日 15:00~18:30

■概要
 100年前、200年前の小布施人は、たくさんの有形・無形の文化的遺産を、
いま生きている私たちに残してくれました。
私たちはいま、その遺産を受け継ぎ、活用し、また新たな文化を、日々、創っています。
 まちとしょテラソは「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」となるべく、
小布施町の遺産をデジタルアーカイブする事業を始めました。
なぜアーカイブ (記録し保存していくこと) していかなくてはならないのでしょうか。
なぜデジタルなのでしょうか。
デジタルアーカイブで私たちは、どのように文化遺産を楽しめ、学べるようになるのでしょうか。
そして、どのようにして100年後、200年後の小布施人に、
私たちの大切な文化遺産を伝えていくべきなのでしょうか。
 まずはデジタルアーカイブで知的に遊んでみたいと思います。
そして、デジタル社会における「知」の収集と発信について、
その可能性と方向性をともに考える機会にしたいと考えています。

■スケジュール

15:00~15:45 基調講演  丸川雄三氏 「デジタルアーカイブがひらく未来」

丸川雄三氏は国立情報学研究所特任准教授。
日本全国の文化遺産約7000点の概要が分かるWebサービス
「文化遺産オンライン」の2004年の立ち上げからの中心人物。
現在、文化財情報発信の最先端で活躍。
文化財情報のデジタル発信の意義や可能性、今後への展望などを語ってもらう予定。

16:00~16:15 「小布施人百選」の紹介(まちとしょテラソ館長)
16:15~16:30  町内旧家文書デジタルアーカイブ実践例(小布施史料調査会 小山洋史さん)
16:30~16:45 「鴻山文庫」デジタルアーカイブの紹介(中村佳史さん・国立情報学研究所特任研究員)
17:00~18:30 質疑応答、ディスカッション

オリジナルiPhoneアプリ「小布施ちずぶらり」公開予定!

デジタルアーカイブされた東京国立博物館などの収蔵品情報を大画面でタッチしながら楽しめ
「Powers of Information」を期間限定特別公開!

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2010年07月11日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画関連

チケット販売!

長野松竹相生座・長野ロキシーの公式ブログ ←こちらをクリック下さい☆
によるといよいよ今日7/10に若松監督と寺島しのぶさんがお見えになる「キャタピラー」の
舞台挨拶付き特別先行上映のチケット販売の予定ですね。

以下情報を転記致します。

キャタピラー特別先行上映会の詳細が徐々に決まってまいりました。

日程は以下のようになります。

日 時:2010年8月11日(水)
     開場:17:30
  舞台挨拶:18:00 
     開映:18:30(~終了予定20:00)
場 所:長野ロキシー
ゲスト :若松孝二監督、寺島しのぶさん(女優)
前売券:1600円(税込・自由席)
チケット取扱:長野松竹相生座・ロキシー劇場窓口にて

※チケットの発売は7月10日頃を予定しております。
※先行上映会当日は、正午12:00より整理券を配布予定
 整理券の早い番号順でのご入場となります。予めご了承ください。

 当館での「キャタピラー」の上映は9月4日(土)~となります

お忘れなく。


(C)若松プロダクション  


2010年07月10日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

ケヤキの下で夏の縁側物語 後編

井上醸造の社長さんのケヤキへの想いの話が始まります。

戦時中軍に供出されそうになったのを守った事、
バブルの時期に買いたいという人が沢山現われても、断った事など、
先代から受け継がれたこのケヤキを守るためにとてもご苦労されたそうです。

強い雨風のときは木が大丈夫か心配で仕事が手につかないと微笑まれ、
先日同じような樹齢の山王のケヤキの木が切られたとき、悲しい思いで見守った事、
大きな木を守っていく難しさ、その想いを伺い、
そしてご近所の方には沢山葉っぱを落としていろいろとご迷惑をかけていると思いますが、
見守ってくださって本当にありがとうございます-
という井上醸造さんの話には大きな拍手が起こりました。

続いて、川の話や思い出話が縁側で繰り広げられます。

井上醸造さんのお庭にはご近所から移設したみつばちの巣箱があります。
それも縁側に来て下さった方に教えていただきました。



庭の向こうに裾花川があり、川のせせらぎも聞こえます。



井上醸造さんの庭の夏の花が訪れた人を楽しませてくれます。




夕刻となり、手作りのキャンドルが灯されます。



ながののまちの縁側を紹介するスライド上映がはじまりました。
たとえば、家の前に一脚の椅子を置て、お互いに心地よい挨拶をすればそこは縁側になります。



高山賢人さんの二胡の演奏が始まり、縁側のにぎわいは最高潮に。
二胡の音とケヤキの葉のさやさやいう音と、遠くからかすかに聞こえる川の流れの
音が重なるのを耳をすませて聞き入りました。



ご来場頂いた皆様と井上醸造様のご協力に心から感謝致します。  


2010年07月09日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

ケヤキの下で夏の縁側物語 前編

樹齢300年のケヤキと築160年の家で、ゆるやかにヒト、モノ、コトが行き交うまちの縁側づくりをめざした
「ケヤキの下で夏の縁側物語」を7/3(土)、井上醸造さんで開催致しました。

一昨日掲載した準備編の続きをお送りします。

その日、雨が連れて来た涼やかな風が吹き渡り、縁側に集まる人に優しく話しかけるように
ケヤキの葉擦れの音がさやさやと鳴っていました。



16時過ぎからお客さまがいらっしゃり、縁側はますます賑やかになってきました。
用意した味噌おにぎりや、ふるまいの味噌をつけたきゅうりに
「これは美味しい!美味しい味噌だね~!」とあちこちで声があがります。
井上醸造様のお母様にとても珍しい味噌玉を揚げたものをいただきました。
さくさくしていてお味噌が香ばしくて、ひがしざわ至福のときでした。



「縁側うちわづくり」「木っ端でおもちゃ造り」の二つのワークショップも開催致しました。


(この日は涼しかったのであまりうちわの出番がなかったかも?笑)



松代の中澤勝一建築さんの手伝いのもと、初めてのこぎりやかなづちを使う子もいて、
最初はおっかなびっくりながら、やがて慣れて楽しそうに大きな笑い声をあげたりして、
車やくまなど木の玩具が完成しました。


(その「木っ端でおもちゃ造り」のお手伝いをして下さった守護神、中澤勝一建築さん達とスタッフ一同)

遊びに来て下さっていた<はなしものまぐ>さんが急遽スタッフのお願いを聞いて下さって
民話のお話しをして下さいました。
まぐさん、ありがとうございました☆
縁側らしい、素敵な人の交流がたくさん生まれました。



そして井上醸造さんや地域の皆さんのお話を伺います。




井上醸造さんがこの縁側のある古民家を改築されたのをきっかけに
ご理解、ご協力いただき会場として使わせて頂きました。
改めて井上醸造様の皆様に深く御礼申し上げます。

ケヤキに負担をかけないように行った改築の過程も感動的でした。
基礎も屋根も壁もケヤキに合わせて後退したり、切ったりして木を守っています。

守谷建工様 ケヤキの巨木と共生する築160年の家
時の重みをそのままに。
 ←こちらをクリック下さい☆

続く  


2010年07月08日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

鏡池物語

全国巡回中の<野外劇団楽市楽座>さんが金沢21世紀美術館の次にここ、長野市にて
鏡池物語」。 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
を公演します。

会場は「転校生 さよなら あなた」のロケ地になった湯福神社さん。
その境内が7/9(金)から4日間、不思議な世界が広がる野外演劇会場となります。

「鏡池物語」は戸隠の鏡池とは関係はないそうですが、鏡池も「転校生 さよならあなた」のロケ地。
ちょっとご縁を感じます。

以下案内を転記致します。

7/9(金)~7/12(月) いずれの日も19時~開演

屋根なし壁なしの野外劇場、そして、鏡池にみたてた中央の池に浮かぶ
盆舞台が水に浮かんでくるくる廻る。
来年20周年を迎える楽市楽座が、本年4月より、野外劇団楽市楽座と名称を変えて、
北は北海道から南は沖縄まで、家族三人で全国を巡回中。
各地域の皆さんに少しでも気軽に愉しんでいただけるようにとの願いをこめて、入場無料の投げ銭公演。

物語は、鏡池に住む、金魚姫と蛇ダンディーは、恋して結ばれたものの子供に恵まれず。
そこにある日、小さな虫がやってきて二匹をチクチク刺していたずらをはじめた。
その名前もない虫に、ホーキオニと名づけてみたら、だんだん愛しくなってきて・・・。
上演は1時間15分。
唄あり踊りあり。
お子様からお年寄りまで楽しめる音楽劇。



どうぞお出かけ下さい。  


2010年07月07日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

縁側体験 ケヤキの下で夏の縁側物語 準備編

7/3(土)に妻科の井上醸造さんで<縁側体験 ケヤキの下で夏の縁側物語>が開催されました。
沢山の方にお出で頂きました。
誠にありがとうございました。



全国で雨が降っていないのはここ、長野県だけという梅雨の一日でしたが、
無事に開催され、曇りの為あまり暑くもないというとてもいい日でした。

味噌の大きな樽の横に看板が設置されます。




スタッフも準備に大忙し。



井上醸造さんの味噌を使った味噌おにぎりが到着しました。
美味しくてあっという間に売り切れ、あわてて追加で頼んだ伝説のおにぎりです。

ラムネや振る舞いのきゅうりや松代産の杏がみそ樽で冷えています。




井上醸造さんの心地よい縁側には早速スタッフがずらり。
一足先に皆で井上醸造さんの味噌をつけたきゅうりを頬張っています。



続く  


2010年07月06日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

7月のまちあるきワークショップ

7月の西の門市、まちあるきワークショップの日程が決定致しました。
今まで一緒に開催していましたが、7月は別となります。

【西の門市】
 7月19日(月・祝) 11:00~16:00

まちあるきワークショップ】 ←詳しくはこちらをクリック下さい☆
 7月17日(土) 10:00~16:00

善光寺門前を巡るワークショップで地図作りの3回目を予定しています。
前回は私的門前七名所を訪ね歩きました。

7月のテーマをお楽しみに。


(5月のワークショップ時、三原屋さんの蔵の前で撮影)  


2010年07月05日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り

世界を駆け抜けたヒーローたち・「シネマ&トークショー」

北野カルチュラルセンターさんの「シネマ&トークショー」のご案内です。
以下転記させて頂きます。

世界を駆け抜けたヒーローたち・企画展スペシャルイベント
「シネマ&トークショー」詳細とお申込みについて ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

9月25日まで開催の、北野カルチュラルセンター企画展「世界を駆け抜けたヒーローたち」の
イベントとして前回ご好評いただきました「シネマ&トークショー」の第2弾です。

《シネマコラムニスト合木こずえのシネマトーク&DVD「ティファニーで朝食を」上映 》
2010年7月16日(金)午後18:30~21:00

《武田徹のシネマトークとハーモニカ生演奏&DVD「カサブランカ」上映 》
2010年7月17日(土)午後18:30~20:40

*いずれもワンドリンク付き
□入館料:大人1,000円(両日お越しの方は1,800円)・高大生500円・中学生以下無料
□会 場:北野カルチュラルセンター1F特設会場
□両日ともに先着50名様・事前予約が必要です
□電話、ファックス、Eメールのいずれかにてお申し込み下さい

  


2010年07月04日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画上映

松本エンギザが閉館

寂しいお知らせとなりますが、松本市の映画館<松本エンギザ>さんが
90有余年の歴史に幕を降ろし、6/27に閉館となってしまいました。

松本エンギザ お客様へ-閉館のお知らせとお詫び- ←詳しくはこちらをクリック下さい☆

長野松竹相生座・長野ロキシーさんと同じ位歴史の長い、
まちなかの老舗映画館の灯が消えてしまい、とても残念です。

長野市は長野松竹相生座・長野ロキシーさん、千石劇場さん、長野グランドシネマズさんと
まちなかに沢山映画館がある恵まれたまちですが、
松本はまちなかの映画館が2000年以降閉館が続き、すべて消えてしまったそうです。

長野市は映画ファンにとっては恵まれた環境ですが、
スクリーンで映画を観る喜びをこれからも多くの方に伝えていかなくては!
と思いを新たにしております。

  


2010年07月03日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)映画関連

「時をかける少女」ロケ地めぐり その20 番外編③

<干し餅>
雨の駅に迎えに来てくれた涼太と一緒に、相合傘で帰宅するあかり。
(携帯もない時代、そろそろ帰ってくるかと駅で待ってくれているのはなおさら嬉しいですよね)
2人は、お菓子をつまみながら、部屋で家族の話などを語り合います。




涼太のほおばっていたのが、秋田名物、干し餅。
テーブル上に、縄で縛られています。
(そのままでも食べられますし、うす焼きにして砂糖醤油に浸しておやつにしたり、
唐揚げにしてお酒のつまみにしたり、いろいろ楽しめます。
そのままでは水気がなく、飲み込むのに苦労します。
映画でも、頬張った涼太が、飲み物で流し込んでいました^^)

<腕時計>
そう、あかりの腕時計です。昭徳大学研究室でタイムリープするシーンでグルグル思いっきり
逆回転<もちろんCG>していましたね。
(その後も、涼太の部屋で寝ている時、コタツの上に置かれていたり、全編通じ登場しました。)

スウォッチのクロワッサンというモデルです。



(時計も、衣装同様、主人公の持ち物として様々な作品で人気が出ますね。
「踊る大捜査線」ドラマ版で青島俊作のつけていた<ハミルトン カーキキング>や
映画版の<ウェンガー70725>、それに「HERO」で久利生公平のつけていた
<オメガスピードマスター125>などなど。。。)



クロワッサンは、基本女性用モデルですので軽くコンパクトで、女性や、男性でも
手首の細い方であればジャストフィットします。

そのほかに、作り手さんの側のお話などをお聞きすると、また違うことがわかったりします。

谷口監督とは、とあるパーティで偶然お話をする機会があり、
この作品についてもいろいろお話を聞かせていただきました。
それについては、まだ公開されていない地域もあったりしますし、
ネタバレも何ですので、また機会があれば後日。。。

大林監督作品でないにもかかわらずツボにハマり何度も劇場に足を運んでしまったこの作品。
(25回!さらにSFJ機内上映プログラムでも1回観たので、計26回は自分でも当面破れないと・・・)
細かく観ればもちろんいろいろあるかもしれませんが、とても丁寧に、様々なことを吟味しながら
「愛」をもって作られていることがひしひしと伝わってきます。

出る作品作品で、全く異なるキャラクターに変身する仲里依沙さん。
大林監督がよく話されるジョニー・デップを彷彿させるその変身ぶりは、
生まれながらの女優としての力を感じさせ、これからの活躍がますます楽しみですね。
(どんな作品でも同じキャラ、というタイプの役者さんと正反対です。
また、台詞を完全に再現するよりも役柄に入り込み感性で演じるタイプです。
もちろん、良し悪しではありません^^。そういえば、先日某バラエティ番組でも、
彼女自身、好きな芸能人として、ジョニー・デップの名を出していましたね。)
初の長編映画で「名作」を任されプレッシャーもあったでしょうが、
とても丁寧に、作品に愛情をもって作り上げられた谷口正晃監督。
また、同じく初の長編映画脚本を見事にまとめられた脚本の菅野友恵さん。
それぞれ、若い世代の映画界を支えてゆかれるであろう皆さまの、これからのご活躍が楽しみです♪
(谷口監督は助監督として、そしてキャメラマンの上野彰吾さんも若手撮影スタッフとして、
伊参スタジオ映画祭で毎回上映される「月とキャベツ」にも参加されていたそうです。だから、
「時かけ」もどこか懐かしく観たことのある、デジャヴのようなものを感じたのかもしれません^^。)

しげぞー  


2010年07月02日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(4)ロケ地巡り

ながのまちあるき ~妻科神社 茅の輪くぐり編~

6/27日(日)に開催した
-あなたにとって「用水路」ってどんな存在ですか?-
「鐘鋳川の見聞を広げる会」でお邪魔した、長野市妻科の妻科神社さん。

前日に「夏越の大祓い式」があったそうで、それは残念ながら参加は出来ませんでしたが、
朝露にぬれて、生き生きとした緑の茅の輪が翌日も参道にありました。
さっそく安全祈願をこめてくぐってお参りをしてきました。






妻科神社は境内に保存樹木のケヤキが何本もあり、暑さをあまり感じさせません。



この大きなケヤキが先日1本倒れてしまいましたが、
ちょうど何もない、ここしかない!という所に倒れて、
誰も怪我をした人も居ず、ご神木としてあっぱれな最期だったという話を伺いました。

こちらの狛犬はちびっこ狛犬も足元にいらっしゃって何だか可愛らしいです。

  


2010年07月01日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)まち巡り