おのみちまちあるき…第43話「ねじれた?時間と空間。」後篇
おのみちまちあるき。。。第43話「ねじれた?時間と空間。」 後篇
福善寺境内から続く細い路地をゆくと・・・元「タイル小路」。
お住まいの方がタイルを埋め込んだ路地は「時をかける少女」のロケ地となり
観光客が押し寄せました。
「元」とあえてつけたのは・・・ ロケ地めぐりの有名ポイントとして紹介され、
訪れたファンが記念に一言書いたタイルなども置かれていましたが・・・
今は全て撤去され案内看板もなくなりました。
「旅の恥はなんとやら」で、観光客の中にはマナーが必ずしもよくない方がいたりして、
住民の方々の暮らしに支障をきたすようになってしまったのでした。
尾道の良さは「普通の生活」が息づいている路地にこそあります。
京都や奈良のように神社仏閣など歴史的建造物もありますが、
「路地」は夢の世界でもテーマパークでもありません。
お住まいの方々は「キャスト」ではなく、
観光客もその空間にほんの僅かお邪魔させていただく、
という謙虚さがなければシツレイになります。
このあたりが「観光」と「生活」のバランスの難しさです。
どんなに懐かしくノスタルジィあふれる街並みがあっても、
そこに生活感が伴わなければ魅力半減だと思いませんか^^。

どこか懐かしく、人の温かさがある、でもやっぱりどこか異空間、という尾道。
ある程度歩き回っていると時間と空間の感覚がズレてくる気がします。
(東京などのようにきっちり直線と四角などで形作られた街で、
時間ぴったり電車が次々やってくるような生活に浸っていると、
便利ではありますが、時にこういったおおらかさに触れてほっとするのです。)
福善寺の墓地の上、大山寺や御袖天満宮下を抜ける「蓮華坂」近辺には、
こんな風景が。
石段、石垣、家の屋根に電柱・・・
どれひとつ真っ直ぐなものがありません。
きちんと真っ直ぐなのはどれかわかりますか^^;。
(正解は・・・奥の電柱です。)
おおらかな風景の中、ぽかぽか陽気に猫ちゃんも心地よい午睡の中。。。
起こさないようにそぉっとそぉっと^^。

しげぞー
福善寺境内から続く細い路地をゆくと・・・元「タイル小路」。
お住まいの方がタイルを埋め込んだ路地は「時をかける少女」のロケ地となり
観光客が押し寄せました。
「元」とあえてつけたのは・・・ ロケ地めぐりの有名ポイントとして紹介され、
訪れたファンが記念に一言書いたタイルなども置かれていましたが・・・
今は全て撤去され案内看板もなくなりました。
「旅の恥はなんとやら」で、観光客の中にはマナーが必ずしもよくない方がいたりして、
住民の方々の暮らしに支障をきたすようになってしまったのでした。
尾道の良さは「普通の生活」が息づいている路地にこそあります。
京都や奈良のように神社仏閣など歴史的建造物もありますが、
「路地」は夢の世界でもテーマパークでもありません。
お住まいの方々は「キャスト」ではなく、
観光客もその空間にほんの僅かお邪魔させていただく、
という謙虚さがなければシツレイになります。
このあたりが「観光」と「生活」のバランスの難しさです。
どんなに懐かしくノスタルジィあふれる街並みがあっても、
そこに生活感が伴わなければ魅力半減だと思いませんか^^。
どこか懐かしく、人の温かさがある、でもやっぱりどこか異空間、という尾道。
ある程度歩き回っていると時間と空間の感覚がズレてくる気がします。
(東京などのようにきっちり直線と四角などで形作られた街で、
時間ぴったり電車が次々やってくるような生活に浸っていると、
便利ではありますが、時にこういったおおらかさに触れてほっとするのです。)
福善寺の墓地の上、大山寺や御袖天満宮下を抜ける「蓮華坂」近辺には、
こんな風景が。
石段、石垣、家の屋根に電柱・・・
どれひとつ真っ直ぐなものがありません。
きちんと真っ直ぐなのはどれかわかりますか^^;。
(正解は・・・奥の電柱です。)
おおらかな風景の中、ぽかぽか陽気に猫ちゃんも心地よい午睡の中。。。
起こさないようにそぉっとそぉっと^^。
しげぞー