川越アフターリポート~スカラ座からキネマへ~ その6

川越アフターリポート ~In the wings スカラ座からキネマへ~ その6


(トークイベント会場)

過去80作の長いNHK朝ドラの歴史の中で、
ヒロインの写真集が出版されるのは今回が初めてとのこと。

写真集は、アンジェラ・アキさんのテーマソング『愛の季節』も
印象的なドラマのオープニングや宣伝ポスター等で使用されている
タイトルバックをまとめたものです。
オープニングシーンでは20枚ほどの写真が使用されていますが、
写真集には多部さんが川越市内を1日かけて散策した様子や風景を
撮影した70点が収録されています。
「時の鐘」のような観光名所だけでなく、何気ない街角で撮影された写真も数多くあります。

多部さんも写真集の帯に
「番組のタイトルバック用に、のんびり川越を散策した1日のことです。
佐内さんが切り取ってくれた自然な「つばさ」がたくさんつまった本になりました。
つばさを通して、川越の街を感じてください」
と寄せられています。


(写真集表紙)

それでは、話をトークショーに戻しましょう。
トークショー会場となった大正蔵には、事前の申込者と
地元招待客ら140人ほどの人たちでぎっしり埋まっていました。

開始前には、この日の『つばさ』のお昼時間帯の再放送も。
そして、アンジェラ・アキさんの歌にのって
「つばさ」のオープニングシーンが画面に流れたのち、
司会者の紹介で多部未華子さんと佐内正史さんが登壇。
この日の多部さんは、水色のワンピースに薄いグリーンのカーディガンという
初夏らしい爽やかな服装で登場。髪を大きく後ろで結わえていました。

まずは司会者から、「川越は久しぶりですか?」と聞かれたふたり。
佐川さんは、昨年の写真集の撮影時以来だそうですが、
多部さんは、先月にもロケで来られたとのこと。
ちょうど桜が満開の季節で、お花見をしている家族連れの脇で撮影をされたそうです。

続いて、オンエアから1ヶ月の感想を聞かれ。
多部さんは、現在もつばさの撮影が忙しく、
スタジオで流されているのを見かけるぐらいで、
オンエアをじっくり見たことはまだないそう。この5週間はあっという間だった、
とここまでの感想を話されていました。
また、佐内さんは自身のタイトルバックが毎日全国に流れての感想を、
「キュン」と独特の表現で(笑)答えられていました。

昨年11月にクランクインした時の川越の印象を聞かれ、
多部さんは、川越には幼稚園か小学校のとき家族で観光に来たことがあった。
主演が決まって久しぶりに来た川越は、
こんなに町並みが素敵で風情があるところで撮影ができて、
すごく素敵な画になるだろうなぁと思ったので嬉しかった。

ドラマの撮影中、川越の人たちとは交流できましたか、と司会者から聞かれた多部さん。
あまりお話しする機会はなかったけど、ロケの時は皆さんから
「つばさちゃん」と声をかけてくださってありがたかった。

佐内さんは、川越は空が広くて“青”の印象が強い。
市役所の屋上から見た屋根が綺麗でとても心に残っているそう。


(ドラマでは最初の甘玉堂として登場するお店。実際は陶器屋さんです。)

そして、多部さんが身につけているバッジの話題に。
この日、多部さんは、四角と丸いバッチを1つずつ付けられていました。
このバッジは、撮影するたびに佐内さんが多部さんにプレゼントしたものだそう。
いつも仕事のとき持ち歩いている訳ではないという佐内さん。
では、今回はどうして?と司会者に聞かれ、
バッジにはまっていて、初めて多部さんに会ったときに、欲しいか聞いたそうで、
これに対して、「欲しいかって聞かれたら、欲しいって答えるしかないですよ(笑)」
といたずらっぽい笑顔を魅せる多部さん。
実は、スタイリストさんとふたりでバッジにはまり、勝負をしていたそうで、
多部ちゃんのために撮影の前日寝ずに作りました、と佐内さん。
四角いバッジが佐内さん、丸いバッジがスタイリストさんからのもので、
ふたりから5個ずついただいたそう。
では、佐内さんは、ご自宅にバッジを作る機械が?と聞かれ
すっごい高い機械らしいですよ、と間髪いれずに突っ込みを入れる多部さん。
今日のバッジは、宝石のサファイアをイメージしたもので、
川越のブルーのイメージに合わせてコーディネートしたとのことでした。


(昭和蔵に展示の出演者直筆メッセージ)

続く

りょう  


2009年07月14日 Posted by ひがしざわ  at 08:00Comments(0)未来に紡ぐ