トークin深谷シネマ 第7話:<その日の(トークの)あとで>
(客席の小生を指して笑いながら)
そうそう、ここにいる人、こないだ 18回目だったけれども今日は何回目?
「19回目です(汗)」
私より観ているかも(笑)。
こういう人たちに支えられ、僕たちは作り続けられるんです。
19回観るとそのたび違ったでしょう。
「そうですね。」
1回観て終わりではつまらないよね(笑)。
皆さん、これからもこの深谷シネマに下駄履きでいらして盛り上げてください。
ありがとうございました。(大きな拍手)
そしてお約束のねぎ束贈呈(笑)。
今回は「丸かじりが一番」な箱入りトマトも。
大林監督、両手に地元の名産を抱えて満面の笑顔。
「こんな嬉しいプレゼントはないね。素敵なトマトまでいただいて。これが映画。
花束もらって舞台でふんぞり返っても映画じゃないよね。ありがとう。」
終了後、パンフ販売&プチサイン会があり、ロビーが人であふれました。
監督と恭子さんにご挨拶だけして失礼しようと思っていたたところ、
スタッフの方から「懇親会」にお誘いいただき、恐縮しながらもせっかくなので末席に
同席させていただきました。
会場は映画館から少し歩いたところにある、元・造り酒屋「七ツ梅酒造」さん。
偶然にも、昼間のまちあるきで「これは見事」と写真を撮ったお屋敷でした。
「うだつのあがった」蔵づくりの立派な商家。
深谷フィルムコミッションさまの拠点の1つで、2008年の映画祭では
深谷シネマさまとともにここでも上映があったとか。
江戸・享保年間創業で300年あまりの歴史があるだけに、
タイムスリップしたかような屋内のつくりと調度品類。
映画やドラマのロケ地にもなっており、関係者の皆さまも、
大林監督にお見せし、機会があればいつか・・・という想いが?
伝わってきました^^。
監督ご夫妻、サポート役のNさん、
配給会社のMさんはじめ各方面に頑張っておられる地元の皆さまと、
名物<煮ぼうとう>や<焼き葱>に舌鼓、
いろいろなお話を肴に大いに遅くまで盛り上がりました^^。
こうしてまた1つ、映画の紡いでくれた縁が広がってゆきます。
日常だけでは出会うことがなかったであろう方々と交流できるのも、
映画そして大林監督のおかげですね。
しげぞー